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2007/08/26

怒濤の180分

怒濤の180分であった。

野中教育哲学とその哲学を具体化する指導技術の実際を、余すところなく語って頂いた。第五回の「明日の教室」は、定員ギリギリの49名で行った。教室は40人定員だが、急遽椅子を持ち込み49人のメンバーで行った。

野中先生の三冊のご著書を支える実践とさまざまなデータを、あのお話ぶりで語られるのである。そりゃあ、凄いに決まっている。もうすぐ学校が再開されるというお忙しいところにもかかわらず、若い教師たちのために語って頂いた。困難な学校教育現場を立て直しつつ、さらに少しでも高みに登ろうとされている先生の姿を拝見して、自分のふがいなさを感じ、
(おーし、やったろうじゃん)
と思った方がほとんどであろう。

先生の姿は、まさに王之渙の登鸛鵲楼(かんじゃくろうにのぼる)であった。

引用開始 ーーーーーーーーーー

白日依山尽
黄河入海流
欲窮千里目
更上一層楼

白日山に依って尽き、
黄河海に入って流る。
千里の目を窮めんと欲っし、
更に上る一層の楼。

引用終了 ーーーーーーーーーー

参加者は大満足である。
私は事務局を引き受けていて、良かったなあと思う。

            ◆

で、私にも新たな発見があった。野中先生の推奨される3・7・30の法則である。これは、それぞれ、「興味関心」「知識理解」「技術技能」に対応するのではないかと言うことである。野中先生はこのうち30が一番大事だと言われる。つまり、できるようにする事が大事だと言う。

講座の中でも
「分かるよりは、できることが大事なのです。できるようになってから、分かれば良いんです」
と言われていたが、ここに同じものを感じる。

私は、「興味関心」は、つまらないを面白いへ。「知識理解」は、分からないを分かったへ。「技術技能」は、できないをできたへという説明の仕方で授業を行っている。授業に置ける指導力というのはこの三つをきちんと行える力のことを示しているのだと思うのだ。

いろいろな言い方で、いろいろな角度からこのことは説明されているのだと思う。多くの学びと課題を戴き、大満足で講座は修了した。

            ◆

講座の前に、野中先生の本が大学に届いているはずなので受付に取りにいった。ご著書三冊を販売するためである。5冊ずつお願いしたのだが、あっという間に完売であった。もっとお願いすれば良かった。

その本を取りに行ったときに、私にも荷物が届いていた。いやあ、うれしい。今年の一冊目ができた。それの見本である。6冊届いた。

本のタイトルは『教師になるということ』(ひまわり社)である。私の初めての新書である。インターネットで探したところまだヒットしないが、来月の頭には書店にも並ぶであろう。主に大学の生協に並ぶようだ。

            ◆

講座後、または懇親会の席で「明日の教室」に通ってくる何人かの非常勤講師の先生がたから、声を掛けて頂く。

「先生、ご報告が遅れましたが、○○の一次試験に合格しました」
『をを! そうか。それはおめでとう!』

なんか素直に嬉しい。勝手に教え子状態にしているなあ。やはり努力している人が報われる社会って大事だ。もちろん、残念だった先生もいるが、大丈夫だ。まだまだ応援するさ。

6冊あった新しい本、『教師になるということ』はあっという間に私の手元から消えた。もちろん、野中先生、糸井先生に謹呈したのであるが、その他にうちの大学で一次試験を突破した学生たちにお祝いであげてしまった。明日の教室でこれから二次試験を受ける先生にあげてしまった。少しでも役に立つと良いなあ。

            ◆

親睦会では、大いに教育について語りあった。ちょっと飲み過ぎたか、いつも以上に話してしまい、ちょっと暴走気味だったかもしれない。ご迷惑をかけてた方がいたとしたらごめんなさい。だけど、なんとかなってほしいんだよなあ。

充実した時間を持てることに感謝。
野中先生、ありがとうございました。

さ、明日は集中講義第二弾の準備だ。

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コメント

楽しい講座で大枚はたいて京都まで行った甲斐がありました。(^^;

北海道の旅に引き続き、素敵な出会いがたくさん叶いました。夏休みの締めくくりとして最高に濃い一日でした。

野中先生、池田先生、糸井先生ありがとうございました。

懇親会、ふと気づくと池田先生は(かなり)できあがっていましたね(^^;

次回は、お酒が回る前にじっくり国語のお話を聞かせてください。東京にも来てください。よろしくお願いします。

帰り際、京都駅で今村組のパフォーマンスに遭遇しました。熱かったですよ。

野中先生に出会えたことは幸せでした。
夜のみで、一杯3000円のビールは
価値ありでした。
さらにうれしいことに、佛大と関大の人たちから、
早速メールが。その速さにうれしかったです。
橘くんからは・・・・。
また、よろしくおねがいします。

上の失礼な書き込みお許しください。
ていねいで、一生懸命な
かたがたに出会え、うれしかったという趣旨です。
橘の彼からもメール頂きました。
ぼくの一回生を見ているようで、ぜひ、
応援したい気持ちなのです。

またよろしくお願いします。

懇親会だけの参加でしたが、いろいろと勉強させていただきました。

杯を酌み交わしながら、教育への熱い情熱を感じることができました。

私の担当する講座でも、負けないように熱くそして楽しく学びの場を提供していきたいと思っています。

『教師になるということ』、ありがとうございました。

早速読ませていただきました。今度、グレキウィササーを飲みながらもっと詳しくご教示ください。

佐瀬先生、東京からわざわざありがとうございます。良い奥さんだなあと思いましたf(^^;。でも、今回もいつも通りに素晴らしい皆さんのご参加で、熱い時間を過ごすことができました。ここから日本の教育を今より良い方向に変えることができるかどうか分かりませんが、あの宴会を見ていると信じてみたくなります。(私の酔っぱらいは除きますがf(^^;。)東京に呼んでくださいね。

ながたくさん、宴会からの参加とても嬉しく思います。佐藤先生に続いて憧れの野中先生に会えましたねえ、おめでとうございます。だんだん関西大学や佛教大学の仲間たちのOB会としても機能してきていますが、本学の一年坊主もこれからも鍛えてやってください。彼らには直接の先輩がいませんから、正統的周辺参加が獲得で来ません。厳しく鍛えてやってください。よろしく。

河野先生、宴会からの参加とても嬉しく思います。日中の教職講座ありがとうございました。『教師になるということ』のご感想をメールで戴ければ嬉しいですf(^^;。民営の教師塾のことも「明日の教室」でお話し頂ければと思います。努力をしている人たちが報われるような社会ができればなあと思います。よろしくお願いいたします。

先日はありがとうございました!池田先生の教え子に加えていただいてものすごく喜んでおります!!

教室はいつもにも増して充実した時間でした。
絵画を見るとき美術館で本物を見ると感動が全然違うように、
野中先生にもお会いすることで「ほんっとうに素敵な先生だなあ」とものすごくパワーを感じましたよ☆

『教師になるということ』帰って早速読ませていただき随所で考えるきっかけやヒントを沢山頂きました。貴重な一冊本当にありがとうございました!
私も母に「勉強より家のことしなさい」「本読んでるんやったら手伝いなさい」といわれて育ったので最後にはなんか嬉しくなりました。
あさっての面接、二学期はじめの大事な時期の授業をがっつり頑張って、また明日の教室でお会いできるのを楽しみにしてます

そうか、役に立ちそうか。それは嬉しい。若い教師、教師を目指す若者に向けて書いた本だからなあ。合格しますように。

学ぶことには切りがない。だから、教育って大変で面白いんだと思う。また、参加してくださいね。

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