自分の中に住まわす者
琵琶湖には、ブラックバスを釣ろうとする舟の数が多い。
世の中は連休である。
私はいつも通りに起きて、風呂を沸かして洗濯をして、朝ご飯を用意してと一日を始める。昨日はのんびりしたので、今日はいろいろとするつもりであった。
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が、結局大学に向かったのは昼過ぎであった。家にいれば家にいるですることが出てくる。そこのところを、エイやっと乗り越えて大学に向かった。今日は書かなければならない原稿が二本あるのだ。
一本は「NEW 教育とコンピュータ」の連載。学級担任の仕事について書き続けている。11月号の原稿。もう一本は「授業づくりネットワーク」の原稿。中学生の作文指導について。こちらも11月号だ。
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このごろの私は、原稿の依頼を貰った時に、大体のことを書くようにしている。キーワードやら参考文献やらを思いつくままに書いておく。そして、小見出しもいくつか書き出しておく。それで一ヶ月ぐらい寝かしておくことが多い。
で、なんとなく原稿のテーマのことを頭に入れておきながら過ごしていると、関連する本とかニュースとかが相手から飛び込んでくる。これをまた書き留める。そうして締切の直前になってそれらを校正し直して、一気に書き上げるという感じである。
こうすることで、自分の中にプロデューサーとディレクターとライターの三人を抱えることが出来るような気がしている。さらに、コーディネーターやADやらも住まわすことがある。この感覚を上手くコントロールできると、順調に進むのだが、ま、いつもそうとも限らない。ただ、この方法は、この5年ぐらいの私には良い感じである。
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夜、テレビ電話で娘の顔を見る。ぐずらないで寝ている姿、呼吸している姿を見るだけで幸せになれるなあ。奥さんはこれからまだ授乳があり、いろいろと大変なのだがありがたい。
さ、明日はもう少し研究的な生活を送りたいものである。
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