さあ、後期が始まった
さあ、後期が始まった。
授業の準備もばっちりしたし、気持ちよくスタートを切ろう。
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学内を歩いていたら、立ち止まっている一群を発見。
「おはようございます!」
前期に担当したクラスの娘たちだ。立ち止まって挨拶をする。大事なことだ。
『はい、おはよう』
「先生、おめでとうございます」
『あ、ありがとうございます』
「赤ちゃんの名前はなんて付けられたのですか?」
『ん。何だと思う?』
「ブルーベリーちゃん」
『あほか(^^)』
ブルーベリーは、私のクラスが植樹した記念樹である。
良い顔をしている。充実した夏休みだったのだろう。
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3限は「日本語コミュニケーション技術1」という授業である。主にディベートを学ぶ。意外なことにディベートを今までに習ってきている学生が少ない。ま、その方がいいな。
今日は授業オリエンテーションと、シナリオ方式のディベートが開発されるまでの15年間の指導と研究の概略、さらに、ディベートとは何かについての解説。次回からは、実際にシナリオ方式のディベートに取り組むことになる。
教室が涼しくなってくると良いなあ。ディベートは暑い時期にクーラーのない教室でやるのは大変だ。だが、寒い教室でやるには暖房代の節約になる。
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もう一つの授業は、「キャリア開発演習2」である。が、私、何を勘違いしたのか「教職総合演習」の授業のつもりで資料を用意して休み時間に教室で待っていた。
(なんか、いつもと違うメンバーがいるなあ)
と思っていたら、
「先生、教室を間違えられていませんか?」
と声をかけられる。
(へ?)
教務から配られた出席表を確認する。確かに教室は、ここである。そして実施の時間も4限で間違いない。しかし、実施する曜日が違っていた。がーん。
慌て正しい教室に走り、詫びを入れてから研究室に戻ってその授業の用意を持って教室に戻る。信じたくはないが、今日の私の占いは最低だった。ショック。大学に移って初めてである。何を勘違いしていたのだろう。
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「キャリア開発演習2」では、理想の教師像というものを考える授業を展開していきたい。テーマが大きいだけにその山の麓で終わってしまうかもしれないが、この先に頂上があるということを意識させることが出来れば、それはそれで大成功だと思う。
本日は、自己紹介とその意味。なぜ、教師になりたいのかスピーチとその評価をメインとしてやった。そこに隠されている評価の規準を開陳すると、学生諸君はびっくり。
「こわ〜〜〜〜〜〜い」
というのが学生たちの評価だった。
そうだよ。大人はそういうところを見ているんだよ。
はははははは。
とまあ、授業を間違えていた私が偉そうに言える問題でもないがf(^^;。
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