第七回 明日の教室 ご案内
第七回 明日の教室のご案内です。
申し込みは、こちらから。
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いじめ、学級崩壊、教育格差、低学力問題。
今、様々な教育に関する問題が山積しています。
このような中で、私たちは、子ども達に、どのような学びを提供していけばいいのでしょうか?
少なくとも、漢字、計算といった学習の繰り返しだけで、いろんな問題が解決するとは思えません。
今回、お招きする講師、砂連尾理(じゃれお おさむ)さんは、プロのコンテンポラリーダンサーです。創造的な表現や新しい価値を生み出すことに生涯を捧げているアーティストです。
アーティストと教育?、アーティストと子ども達?と思われる方も多いでしょう。
アーティストと子ども達が出会うことによって、子ども達に、どのような学びが展開されるのでしょう?
私は、子ども達が、ワークショップという活動を通して、「互いの違いを認め合い、周囲と共生していくことの大切さ」を頭ではなく、身体で理解していくことにあるのだと考えています。
実際、砂連尾さんは、この数年、何度か学校現場に入り、そのような活動を展開されているのです。
アーティストとの授業では、「表現の自由」ということが何よりも尊重されます。活動の中で、子ども達は「開放感、安心感」を感じ取り、受け入れられる喜びを体感します。そして、自分の言った言葉、演じた動きが、必ず次の表現に活かされる経験を通して、表現する楽しさを学ぶことができるのです。
コンテンポラリーダンスでは、日常の様々な動きをダンスにしていきます。ですから、いわゆるヒップホップに代表されるようなリズムに合わせて振りをするといったものとは全く違った感覚のものです。
ダンスはちょっと苦手で・・・と尻込みする必要は全くありません。是非、この機会に、新たな学びの方向性を学んでみて下さい。
体を動かしやすい服装でお越し下さい。
日時:10月13日(土) 13:30~17:00
会場:京都橘大学児優館
http://www.tachibana-u.ac.jp/official/information/access.html
講師:砂連尾理(じゃれおおさむ)さん@コンテンポラリーダンサー
内容:身体表現・ワークショップなど
会費:一般2000円、学生1500円
なお、会の後、蓮行先生を囲んで懇親会を予定しています。自由参加で3000円程度です。
昼食:大学の生協食堂が開いております。安くて美味しい本学の生協の食堂をご利用ください。
講師紹介
砂連尾理(じゃれおおさむ)
1984年 同志社大学入学と同時にダンスを始める。
1988年 劇団ONE-PROJECTを共同で設立。その殆どの作品に振付・出演を行う。
1989年 石井潤、石井優子にバレエを師事。
1990年〜91年、91年〜92年、93年〜94年、三度にわたり渡米。
1993年〜94年 リモン・テクニックをアラン・ダニエルソンに師事する。
1994年〜 ダンス・パフォーマンス・ワーク (DPW) (主催…京都市中京・東山青少年活動センター) の講師を務める。
1995年〜 アレクサンダー・テクニックを芳野香に学ぶ。
2002年 3月「第一回TORII AWARD」 大賞受賞。
7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」において、「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」 を受賞。
2002年 10月〜 京都造形芸術大学 (映像・舞台芸術学科) にて非常勤講師を務める。
*「砂連尾理+寺田みさこ Official Site」 http://www4.airnet.ne.jp/jaremisa/
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