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2007/10/10

名刺入れが戻ってきた

名刺入れが戻ってきた。

いやあ、娘が生まれたとき嬉しくて、新宿のとある店でシミジミ飲んでいた。おそらくその近辺で紛失したのであろう。東京から滋賀の実家に戻って郵便受けを見たら、はがきが届いていてそこには新宿駅で保管していると書かれてあった。

慌てて電話をすると、すでに品物は警視庁の遺失物センターに回されてしまったとのことであった。飯田橋だ。
(う。それが分かっていれば新幹線に乗る前に立ち寄って取ってきたのに)
と琵琶湖の畔でうずくまった。

            ◆

この名刺入れは、結構年季が入っている。
教師になった時に買ったものだ。革製のシンプルなもので、とても気に入っている。そして、それはブレザーやズボンに入れあり、取り出す度に布にこすれていい感じで磨かれて艶が出ていたのだ。

その名刺入れが紛失していたのでちょっとショックであったのだが、見つかったのは良かった。

            ◆

何回も遺失物センターに電話をかけるのだが、常に話し中。参った。仕方がなしに、葉書に要件を書いて、自分の携帯電話の番号を書いて送った。そしたら、数日して電話があった。
「先生の名刺入れはどのようなものですか」
『はい、こういうものです』
などと言う会話。

(あ、名刺を見れば私が先生って分かるか)

ばれてしまえば、何処にいても先生と呼ばれるのがこの仕事。なんともはやである。

            ◆

でも、戻ってきた。嬉しい。

閉じたり開いたりして、
(新しい出会いのために役立ってくれよ)
と思う私であった。

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