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2007/10/08

「勝ちましたなあ」

週末は、娘のお宮参りのために東京に戻っていた。女の子の場合は生後31日目にやるのが一般的だそうで、その日に行うことが出来た。

娘の現住所は滋賀県になっているが、両家の両親のこともあり、本籍地は東京都多摩市ということもあり、府中の大国魂神社で行った。

            ◆

娘は、奇麗な白いおくるみと涎掛けを身に纏い、私の母に抱っこされて赤い着物を上からかけられた。うーん、実に可愛い。

遅い子どもにも関わらず、両家の両親が健康で健在と言うのは、実にありがたいことだ。こうしてお宮参りに揃ってもらえると言うのは、嬉しいことだ。

義理の父が声を掛けてくる。
「勝ちましたなあ」
『ええ』
何のことかと言えば、あちらこちらにいるお宮参りの赤ちゃんと何気なく見比べてみてしまうのだが、すべての赤ちゃんに可愛さでは勝ったということである。私もすぐに『ええ』と答えるところが、爺バカに親ばかである。

その横では私の父が、
「ば〜〜」
とかやっている。ここにももう一人いた。
実に平和だ。

もちろん、どの家でも(うちが一番)と思っているのだから、我々もそう思っていいだろう。
でも、結構あちらこちらで
「まー、可愛い赤ちゃん」
と見ず知らずの人に声をかけられたんだから、まんざらでもないだろう(^^)v。

            ◆

しかし、驚いた赤ちゃんもいた。眉毛がくっきりしているのである。あまりのくっきりさによく見たら、描かれているのである。母親が自分と同じ眉毛にメイクしているのである。これには驚愕。

だって、お宮参りってのはまだ生まれてばかりの赤ちゃんだし、眉毛なんてなくてもいいのに、描いているのだ。化学物質やらは気にならないのか? 眉毛がないのがそんなに変か? ないのが赤ちゃんらしくていいのに。これは流石に親ばかではないだろう。

            ◆

折角なので、記念写真を撮ることにしていた。子ども専用の写真館である。気合いを入れて撮影に挑む。しかし、だ。これがびっくり。娘が熟睡なのである。くすぐろうが、声を掛けようが、コットンで頬に水を湿らそうが、ダメである。

残念ながら、大きな目をぱっちりと開けた写真を撮ることは出来なかった。ふーむ。一歳の記念までお預けか。

御祝いの膳を一族でとって、ありがたく一日を過ごした。

            ◆

10/8はハッピーマンデーの影響でつぶれまくっている月曜の授業のために、本学では通常授業。まったくなんという法律だ。

午後の4限に間に合うように、東京を出た。
(また、しばらく会えないなあ)
と思い、寝ている娘を朝の間ずっと膝の上に乗せていた。

東京は、すっかり秋の気配。
娘の体温が、心地よい。
すやすやすやすや。
そんな娘を見ているだけで幸せになる私。

(うしゃあ、仕事スッゾ!)

学問の秋でもある。

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コメント

初参りおめでとうございます。

今日は4歳の息子と「知能テスト」本を読みました。
仲間はずれは?左右の図の間違いは?同じ絵はどれ?
たちどころに答える息子に「こいつ、なかなかやるな!」
と思う父。

親ばかですね。

ほんとうにf(^^;。

親になることで自分の中に新しい回路が一つで来たことを、確実に感じています。

Mr.ChildrenのHERO、良いですよ。

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