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2007/11/30

分かりやすいと分かる

研究日。
いつものように家で仕事ということにはならない。本日は、校内研究会の講師を務めるのだ。学校は同じ法人の京都橘高校だ。以前、京都橘高校の国語科の研修会に講師として呼ばれ、顔を知ってもらっているので、多少やりやすい。3時間目の授業を拝見して、放課後の検討会となる。

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授業はすべて録画され、検討会はストップモーション方式。ひとつひとつ授業の事実から検討を行う。授業はこれから留学を控えた高校生たちに、「説明する」「伝える」ということはどういうことなのかを考えさせ、力をつけることを目的としたものであった。

文章と会話。文脈と記号。これらの観点から「説明する」「伝える」ということを取り上げていた。

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私は授業を拝見しながら、分かりやすい授業と分かる授業の違いや、分かる授業ってどこまでやっていいのだろうかなどと考えていた。

分かりやすい授業を行うことは大事だが、分からせてしまっていいのかという問題があると思っている。分かってしまったらそこで子どもたちは、学びを続けない。分かるのではなく、分かりそうだというところで終わらせる。または、自分が何も分かっていないということを理解させるという辺りにゴールを設定するのが、高校や大学の授業ではないかと考えている。

じゃあ、この授業でどこいらが「分かりそうだというところで終わらせる。または、自分が何も分かっていないということを理解させるという辺り」なのかというと、これは私が「ここです」と簡単に言えるものではない。というか、言えない。

これは授業者が設定するものである。私は、なぜ「分かりそうだというところで終わらせる。または、自分が何も分かっていないということを理解させるという辺り」に授業のゴールを設定するのが良いのではないだろうかの理由を述べることが役割だと考えた。

今回の研究授業の検討会では、ここをきちんと述べきれなかったかなあと、反省。ただ、コーディネート役の先生にはここについては検討会の前の打ち合わせで話せたので、やがて伝わることを願いたい。

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オーラルで説明をする時の指導ポイントや、概念の粒の揃え方について解説し、これを踏まえたワークショップをやってこの日はお仕舞い。

娘の待つ家に急ぐのであったf(^^;。

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