やはり欧米系は足が長い
浪人時代だと思う。夜の山手線だったか中央線だったか。
私の座った席の隣に若い欧米系の若いお父さんがいた。
なんでお父さんだと分かったかと言えば、太ももの上に乳児を乗せていたからである。
膝をくっつけて二本の太ももで赤ちゃんが寝転がるスペースを作り、そこに仰向けに赤ちゃんを寝かせて、自分は本を読みつつ時々赤ちゃんを見ていた。
(ほー、すげえ。オレも子どもが出来たらこうしよう)
◆
で、まずは家の椅子でやってみることにした。
ところが、上手く出来ない。
なんのことはない。膝から下の長さが足りなくて、膝の側が下がってしまい娘が向こう側に落ちてしまいそうになるのである。
ああ、やはり欧米系は足が長いのだ。
◆
しかし、あるときには私にもこれができることが分かった。
うれひい。
満足。
娘を太ももの上に起き、その顔を見ながら本を読める日も近い。
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