比叡山と虹
研究日。家で仕事をしていた。
奥さんが買い物に行くので、お留守番。
そしたら、傘をとりに帰って来た。
(ん? 晴れているのに)
外をよく見ると細かい雨。時雨だ。
「いま、比叡山の方に虹が出ているわよ」
◆
虹が大好きな私は、玄関に向かう。
すると、確かに比叡山の方に出ている。
慌ててカメラを持って、我が家の最上階に登る。
◆
5分の間、ただ、息を飲んで見ていた。
時々シャッターを押していた。
(なんだ、この美しさは)
滋賀は時雨の多いところと聞いていたが、ということは虹の名所でもあるのだなあと思った。柿本人麻呂、紀貫之、松尾芭蕉。彼がこの地を好んだのが分かる。
写真は、比叡山、比良山、琵琶湖。そして、虹である。
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