« 命の洗濯であった | トップページ | できないことをする »

2007/11/18

かわいい子は目の中に入れても

「急がば回れ」という言葉は、諺だと思っていた。しかし、これは故事成語であった。
http://gogen-allguide.com/i/isogabamaware.html

それを知ったのは、去年のことである。いくつになっても新しいことを知るというのは楽しい。それも自分が正しいと思い込んでいた内容が違っていたのに気がつくのも楽しい。

            ◆

娘が生まれたということで、多くの方から言われる。
「池田さん、かわいい子は目の中に入れても痛くないでしょ」
私は、
『いやあ、流石に入れたら痛いでしょう(^^)』
と答えていた。

            ◆

所ジョージさんの名曲「春二番」には、以下の歌詞がある。ぼーっとしていると頭の中に流れてくる曲である。

引用開始 ーーーーーーーーーー

角の小池さんちにお嫁さんが来て
挨拶回りでうちにもやってきた
「つまらないものですが受け取ってください」
「つまらないものでは受け取れません」
その日小池さんは笑っていたけど、
次の日ゴミ置き場を見て泣いていた
心の片隅に春が来て
ついでに頭の片隅がコブラツイストの弓矢固め
まして春は山に来た野にも来た

引用終了 ーーーーーーーーーー

名曲だ。
で、「つまらないものですが受け取ってください」「つまらないものでは受け取れません」が秀逸なのだが、果たして本当に「かわいい子は目に入れても痛くない」のであろうかという疑問が、この歌とともに浮かんできた。

            ◆

東海林さだおさんの『たこの丸かじり』という珠玉の名エッセイには、「キャットフードを食べる」というものがあった。グルメで名文家の東海林さんの全エネルギーを注いだ文章がある。

東海林さんがどのようにしたのか。もちろん実験したのである。

            ◆

さて、私は文章修行の身である。国語の教師でもある。諺なのか故事成語なのか、試さなければならないと、心の中の何かが叫んだのだ。

(かわいい子は、目に入れても痛くないのだろうか?)

以下、次号に続く。(をを、初めてのパターンだ)

みなさんも、実験をどうぞ。


« 命の洗濯であった | トップページ | できないことをする »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 命の洗濯であった | トップページ | できないことをする »