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2007/12/24

それでも爽やかな顔

大阪は上本町にある「たかつガーデン」で開かれる、関西ネタ研究会で講演をと言われて出掛けて行く。三連休の中日にも関わらず、70人ぐらいの先生方参加。

久しぶりに国語の話をしてくれとのご依頼。「漢字と作文の指導」について話す。『こんな時どう言い返す』のイメージが強いのか、国語の教師ということよりも生活指導、または特別活動の教師という思われ方をしている最近の私である。あ、最近でもないかf(^^;。

「わくわく授業」で作文の授業を行ったが、その時も
「え? 池田さんて作文の授業もできるの?」
と数カ所で言われた。誤解される私である。

でも、会場にいらっしゃったガハハさんにはお褒めの言葉を頂いた。
ね、わたし、国語の教師でしょ(^^)。

            ◆

この研究会では、久しぶりに昔の仲間とあった。もう10年以上前にであった吉水先生である。当時彼は、大阪教育大学付属天王寺中高で社会科の先生をされていた。ディベートで知り合った先生だ。私と、彼と、筑田先生は同じ年と言うこともあって、ディベート関係では仲良くしてもらっていた。

その後、彼は岐阜の大学の先生になり、いまは兵庫の大学の先生になった。私も京都の大学の先生になったので、一緒に食事でもという話をしつつ、思った以上に忙しい大学の仕事に追われて、なかなか合う機会も作れないでいた。

            ◆

久しぶりに会って、いきなり昔に戻る感じであれこれと話した。大学での授業の仕方、生徒指導のあれこれ。いやあ、同級生っていいなあ。同じようなことに対して同じように厳しく指導している大学の先生がいる。

彼も元が中学校なので、授業や学生に対する視点や角度が、私と同じ部分が多く
『そうだよね。やっぱり、それでなくちゃダメだよなあ』
と意見が合う。読んでいる本も同じだったりして大笑いであった(^^)。

いいなあ、有り難いなあ。またこういう時間が作れたら嬉しいなあ。

            ◆

そして、もう一人澤田先生。私が出た「わくわく授業」を作ったディレクターさんが、京都でもう一本「わくわく授業」を作ったのだが、その巻の先生である。現在京都市教育委員会に勤務されている。

澤田先生とも、私が京都に来てからとあるところで出会って、楽しい時間を過ごさせてもらっている。

その澤田先生のご発表も伺う。
何回お話を伺っても凄い先生だと思う。
(オレには出来ねーな)
と思う。
そして、
(じゃあ、オレに出来ることは何か)
とも思う。
(しょうがねーじゃんか、オレはオレとして生まれて育ってしまっているんだから。他の人がやっている凄いことは、その人に任せてオレができることをやるしかないよな)
とも思う。

本当に、つくづく人から学ぶことの出来ないオレだと思う。だけど、
(オレだったらどうする)
と考え、
(オレはこのやり方をする)
とすることの方が、私には合っていると思っている。凄い実践を見ながら、読みながらそんなことを考えてきたし、これからも考えて行くのだと思う。

            ◆

お二人に共通していることがある。
お二人とも、良い顔をしているのである。もともと良い顔なのだが、修羅場をくぐってきてそれでも爽やかな顔なのである。かくありたいと思う。

            ◆

それにしても。

特に何かおまじないをしていることもないが、こうして自分にいろいろなご縁が広がって行くことに、喜びを感じるなあ。五年前には考えることもできなかったが、しかし、五年前にあれこれやっていたこと、十年前にあれこれやっていたことが、今のご縁を産んでいるのは間違いない。

そう思うと、いまあれこれやっている面倒くさいことも、かったるいことも、しんどいことも、もうちょっとやって見ようかと思う。それがこの先の五年後、十年後のご縁に繋がるのだろうなあと思うからだ。

            ◆

楽しいお酒も飲んで、良い一日だった。

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コメント

 いやー池田さん。本当に楽しい1日でした。
 少し飲み過ぎたので,ちゃんと帰り着いたか心配してました。
 今日は1日集中して仕事をしました。クタクタになりそうなので,池田さんのブログへ侵入。記事を見て,もう少し仕事をする元気が出ましたよ。
 次回は,「丸」で。
 
 

ほんとうに(^^)。楽しい仲間と飲む酒は、深酔いせず(と本人は思っている)、次の日も残らず、実に気持ちの良いものでした。お世話になりました。

次は「丸」でf(^^;。

 池田先生の今回の発表はハウツーというか、授業の技術的なことが中心でしたが、底に流れる教育哲学というか、教育に対する信念のようなものが感じられ、どんどん引き込まれていきました。
 以前にもお話したことがあると思いますが、私は夢はでっかく「日本一の中学校教師」を目指してきました。でも、世界が広がっていけばいくほど凄い先生に出会います。池田先生も吉水先生もそうです。また、この関西ネタ研の中心人物、河原先生もそうです。
 そういう先生に出会うたびにまた『ガンバロウ!』と思います。池田先生との出会いと交流は私をさらに成長させてくれています。これからもよろしくお願いしますね。
 また一度、京都の祇園で一杯やりましょう。この間は、場所が大阪だったので常に『帰らなくちゃ』という思いがあって、思い切り飲めなかったもので…。
 なに、結構飲んでたじゃないかって?


>底に流れる教育哲学というか、教育に対する信念のようなものが感じられ、

ありがとうございます。
私の哲学は非常に簡単で、「教師なんだからきちっと教えよう」です。
自分が中学生の頃、国語は出来ました。しかし、中学生ですから仲間に上手くは教えられません。それは教師の仕事です。でも、きちんと教えてくれない先生もいたわけで、
(しっかり教えろよ、教師だろ)
と思っていました。その教師になったので教えなきゃなあと,自分の首を絞めていましたf(^^;。そして首を絞めた結果、いろいろと指導方法を考えての結果の一部が先日の発表でした。
大学に移って、教えるの意味合いを変えていますけど、でも根っこは一緒ですね。

>世界が広がっていけばいくほど凄い先生に出会います。

これは本当にそう思います。「わくわく授業」つながりで先生ともご縁が出来ましたが、有り難く思います。目の前にある課題や振ってきた課題をうりゃりゃあとやってきたら、素晴らしい出会いが待っていたという感じです。あの課題と格闘している時には、早く抜け出したいと思っていただけでしたがf(^^;。

>また一度、京都の祇園で一杯やりましょう。

もちろん、喜んで(^^)。
では。

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