« 2007年10月14日 - 2007年10月20日 | トップページ | 2007年10月28日 - 2007年11月3日 »

2007/10/27

いいねえ。お風呂に入って飲んで

毎日娘に変化があるのは、楽しい。

この数日、名前を呼びかけると振り向く。
音に反応すると言うよりは、名前に反応する。
さらに、喃語も出てきている。

慌ててインターネットで確認する。
(うーん、ちょっと早いぞ)

            ◆

「這えば立て、立てば歩めの親心」
というが、私は
(そんなに慌てなくてもいいよ。もっとじっくりと赤ちゃんの時期を過ごしてね)
という感じなんだがなあ。

人間は、その時にその時のことをしないと、あとからそれを取り戻そうとして、大変な目に遭うと私は思っている。

ゆっくりと赤ちゃんから子どもに育ってほしいなあ。

            ◆

大学は大学祭。ちょっと寒いのであたたかい食べ物が売れている。
午前中から顔を出し、児童教育学科のクラスのやっている食べ物を食べて歩き、昼食完了。今日は午後から京都大学コンソーシアムの主催のフェスティバルもあり、私はここで模擬授業をするのだ。だから今日の大学祭は少しだけ参加。

模擬授業は、いつもの話。漢字指導の話を中心に行った。高校生対象の模擬授業は、あと数個レパートリーがあるが、これが一番安定している。ではあるが、そろそろ他のものもやろうかなあ。生徒指導をテーマにしたのもいいなあ。

            ◆

帰りにちょっと大学に顔を出して、学生たちの健闘ぶりを確認。余っていたら買ってあげようかと思ったが、思ったよりも悲惨な様子ではない。良かった。

それでもちょこっと大変そうだったクラスに行って買って帰ろうと思ったら、その時に空に大きな虹。大学の体育館の上に出ていた。みんなで撮影。いやあ、奇麗奇麗。

いい気持ちで家に帰る。

            ◆

家で娘と遊んでいたら、外でポンポンと音がする。
花火だ。
今日は浜大津と南草津辺りで上がっていた。
娘を抱えてベランダに出る。
人生初花火だ。
いやあ、奇麗奇麗。

            ◆

その後、風呂にいれて授乳。
『いいねえ。お風呂に入って飲んで』
と語りかけたのだが、
(あ、オレも風呂に入って飲んでいるか)
と照れる私であった。

大学祭、明日もやっています。

極めてご機嫌である

夜中4時の授乳のあと、通常ならすぐに寝るのだが、今宵は寝ない。
ぐずっているわけでもなく、極めてご機嫌である。

仕方なしに、リビングに連れてきて相手をする私。
娘よ、ご機嫌なのは嬉しいが、あと2時間ぐらいはねないかf(^^;。

2007/10/26

なぜ出てこないのかを考えた

日本語コミュニケーション技術1では、いよいよ第二反駁のあるディベートに入った。シナリオディベート、改良シナリオディベートとやってきて、今回は論題を変えて第二反駁のあるディベートである。ま、立論が2分だし、参考にするシナリオもあるのでそれほど大変ではないはずだ。

しかし、そう思って準備の手を抜くと大変なことになるのがディベートである。かなりしっかりとディベートの授業に取り組んでいる学生でも、混乱してる。高校時代にソフトボールをしていた学生の感想である。

>今日は初めての経験ばかりでとても焦りました。まるで、キャッチボールをするのに、どちらの手にグローブをつけて、どうボールを投げたらいいのかわからないぐらいの勢いでした。使う道具はわかっていて、それをどう活用したらいいのかわかりませんでした。

的確に自分の混乱している様子を描写している。良い感想である。来週からはいよいよ団体戦のディベートに入る。

            ◆

キャリア開発演習2では、時事ネタをどう扱うかという授業をしている。ボクシングの切腹問題から端を発したこの課題は、今日は全国学力テストの結果、ミートホープの事件へと話が進む。

実際にこれらの新聞記事を使って、朝の学活で担任としてどう話すのかということを演習としてやるのだ。これは面白い。

自分に膨大な知識、物事を見る観点、クラスの課題が見えていないと、語れない。これに気がつく演習となる。

キャリア開発演習2では、事件の文脈を読むというレッスンもしている。一つの出来事からはさまざまな考え方が導き出される。一つの事件は一つの事件ではあるが、どの文脈で語られるかによって全く違う様相を示す。

それを考えてみようと言うのも、この授業の一つのポイントだ。子どもの起こす「事件」には、どのような解釈が可能なのかを『おとなが子どもと出会うとき 子どもが世界を立ち上げるとき』(竹内常一 桜井書店)を読み開きながら追いかけているのだが、同時進行で今起きている事件も、文脈を見つけるというレッスンとして取り上げているのだ。

            ◆

その全国学力テストの結果、ミートホープの事件の演習の前振りに、私の方から今日の会見のことを話題にした。なんで父親が会見に出てこないのかと言うことである。父親が出てこないのはおかしいと言うことでは一致した。そこで、なぜ出てこないのかを考えたのだ。

学生たちに聞いてみた。すると、

1)反省していないから
2)出てくると余計もめるから
3)反省しているからこそ
4)喋りすぎて反感を買う、失敗するから
5)自分を守るため

など意見が出た。5)はひどいと思うが、1)から5)まで、まああると言えばあるだろう。
で、私の意見は、このどれとも違う。

6)子どもを守るため

である。

            ◆

父は前回の会見で、謝罪をしていないとさんざん叩かれた。今回出て行ってもまた叩かれるだろう。そして、叩かれる父を見て長男は反論するだろう。そうすると長男も叩かれる。この構図が見える。

もし、父親が出て行かなければ?

会見のはじめは長男がぼこぼこに叩かれるだろう。しかし、ここを乗り越えて父親を守れば? 弟を守れば? 

判官贔屓(ほうがんびいき)のある日本である。
(ちょっと、マスコミ叩き過ぎじゃない?)
(本当に悪いのは、父親やテレビじゃないの?)
という意見が出るだろう。
そして、
(お兄ちゃん、頑張れ)
(次は、リングで頑張れ)
という流れになるのではないだろうか。

            ◆

そのストーリーを構成作家が設定して、とあるところで打ち合わせをして、
「これでいきましょう」
と会長に伝え、
「ここはこのように答えるんだぞ」
と想定問答集をして・・・、なんてのは考え過ぎだよなあ。

ただ、父親が顔を見せないというのは、父親が悪役に徹することで子どもを守れるという考え方は、なくもないかなと。

            ◆

それにしても、NGワードは決して話すことなく、あのように受け答えたお兄ちゃんの会話の力はかなり高いと感じた。20歳であれだけのバッシングの中で、あのように答えられる若者は、そうはいないでしょ。分かっていても出来ないでしょう。

もちろん、だからといって一連の試合で行ったことが良いとは思えません。むしろ、あれだけの能力をあんな風にしか使えなかったのは、もったいなかったなあと思うわけです。

            ◆

学生諸君に、実際に言葉に出して語らせてみると、いやあこれがなかなか。ま、今からそう簡単にはできないだろう。しっかりと新聞を読んで力を蓄えるんだよ。

2007/10/25

以下、これを数回繰り返す

本日研究日。自宅で昨日発表された全国学力テストの結果等について、あれこれ調べたり考えたり。さらには、学生たちへの課題を作ったりしながら過ごす。

今週末は大学祭。中学校の教員であれば、クラスのことにあれこれ関わり、さらには学校を回すことにも関わり(というか動かしか)、いまのような時間の使い方はしていなかった。いや、出来なかった。あたりまえである。そして、今は嘗てのようには関わらないようにしている。

彼ら彼女等は、大学生である。今日は大学にいないことを予め伝えてあるし、緊急のことがあればメールでも来るだろう。

            ◆

それから今日は、出産からずーっと娘の面倒をみていた奥さんに、一人の時間を持たせてあげたかった。夕方から大事な会議があるので大学に行くのだが、それまでの時間私は家で仕事をしている。だから娘の面倒を見ることが出来る。

なーに、おしめの取り替えとミルクとぐずついたらあやすだけ。そのぐらいならできる。奥さんは、おでかけ。気分転換になるといいなあ。

            ◆

おしめの取り替えとミルクがすめば、娘はぐっすり眠るはずだった。しかし、なかなかそうはいかないのが人生。

ゲップを出して寝付いたところで、寝床にそーっと寝かす。
(よしよし)
と自分の昼ご飯を食べ始めたら、ふぎゃーである。
あわてて抱っこすると、にまーである。
で、再び寝付いたところで、寝床にそーっと寝かす。
(よしよし)
と自分の昼ご飯を食べ始めたら、ふぎゃーである。
あわてて抱っこすると、にまーである。
(よしよし)
と自分の昼ご飯を食べ始めたら、ふぎゃーである。
あわてて抱っこすると、にまーである。

以下、これを数回繰り返す。
しかし、これで頭に来ないのが親ばかの証拠である。むしろ喜んでいる。

            ◆

可愛いことに抱っこしていれば寝ているのだ。
(そういえば、娘が生まれてから二人っきりで過ごすのは、今日が初めてだ。記念すべき日だ。をを、今宵は満月の夜だ。かぐや姫みたいだ)
バカである。

ではあるが、仕事にならない。そこで、左手で娘を抱っこして寝かせつつ右手でワープロを打つ。慣れると結構打てる。このブログも全て右手だけで打っている。

今度は左手だけで打ってみようか。そうすれば、右手でメモを取りながら打ち込むと言うこともできるな。もちろん、メモの代わりにビールもありかもしれないが。

            ◆

琵琶湖の上にはちょっと厚めの雲。
十五夜は今宵は無理かな。

いや、見える見える。
乾杯。


2007/10/24

これで少しは注意深く

国語科教育法2では、スピーチのテストを行う。高校入試でも出題されるようになってきているのであれば、中学校の教師を目指す学生、高校の教師を目指す学生共にできなければならない。

学生たちは、「京都のお勧めのお店」というテーマで3分以内で語ることを課題として示されている。それを元に小グループでのスピーチである。

            ◆

であるが、これが主たる目的ではない。それは仕込みである。私が学生に考えさせたかったのは、スピーチの評価の部分である。後期に入って、評価の部分を何回か取り上げている。作成を指示された作品を持ち寄り、それを評価するのである。

規準と基準の違いが分からなかった学生たちに、これを教えることから始めた。今回は、スピーチのテストを評価させた。

            ◆

学習指導要領にある「話す・聞く」に関する部分を抜き出し、これを資料として自らが規準を設定し、その規準に基づきスピーチを聴いて基準で評価を下すのだ。なかなか難儀していた。

自らが評価するポイントを立てる規準は、学習指導要領を理解することも必要だが、自らの教育の理念や子どもの実態把握も必要である。三回生の学生には厳しい課題であろう。しかし、これができないことには評価は出来ない。

            ◆

私は、言語技術系の指導は、以下のように進めることが多かった。

1)学習目標の提示
2)学習方法の説明
3)訓練
4)テスとの規準の提示
5)訓練
6)テストの予行演習
7)訓練
8)テスト
9)評価
10)評定

である。
この流れはそんなに珍しいものではないと私は思っているのだが、4)と6)を省く指導者がいるのを見たり聞いたりするにつけて、驚くようにもなった。

4)を示さなければ、子どもたちは何が出来るようになれば良いのかがわからないだろう。4)は1)と重なるところが多いが、1)の中で子どもたちの実態に合わせて作り上げるものである。何をいつまでに身につけるのかを示さないで、「さあテストだ、頑張れ」は指導ではないと考えている。

また、6)は新しいことを学習させる場合には大事だ。子どもたちは新しいことをやろうとすると、大概失敗する。意欲を持って取り組んでも、新しいことが故に失敗する。だから、予行演習なのである。これをやることで、準備すれば失敗しないことを理解させるのである。「もう一回やれば上手く行くのに」という思いを抱かせて、本番までに努力させるのである。

            ◆

はじめから、全部上手く行くのは、おかしい。全部上手く行くのは、目標の設定が合っていないのだ。分かったけど出来ない子どもたちが、訓練を重ねることで出来るようになるように指導する。これが大事なわけだ。

そのためには、規準をどう設定するかが大事になる。その訓練であったのだ。これで少しは注意深く学習指導要領を読むようになるだろう。ははは。

            ◆

その学生たちのお勧めのお店です。
良かったら何かのときにご活用ください。

カフェ・アンデパンダンHP
http://www.cafe-independants.com/

キルフェボン HP
http://www.quil-fait-bon.com

高粋舎HP
http://www.haikaraya.ne.jp/
ホットペッパー 高粋舎 四条店
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000019019.html

創作居酒屋料理「餐間」
http://r.gnavi.co.jp/k715200/

茶寮都路里URL
http://www.giontsujiri.co.jp/saryo/

さがの温泉 天山の湯
http://www.ndg.jp/tenzan/

「和カフェちゃらん」
http://www.charan.jp/

GOLF GALLERY J-FLAG
http://www.j-flag.net

ラケル新京極三条店
http://www.rakeru.co.jp/

「レストラン嵐山」
http://www.r-arashiyama.com/

イノダコーヒー
http://www.inoda-coffee.co.jp/shop/honten.html

もとしろ
http://tanpopo-tane.com/detail.asp?id=9416

○ 同志社大学今出川キャンパス 学生食堂 “アマーク ド パラディ 寒梅館”
http://www.balnibarbi.com/shop/kanbai/index.html

輝庭(かがやきてい)
http://r.gnavi.co.jp/k378000/

京都万華鏡ミュージアムにあるミュージアムショップ
http://www.k-kaleido.org/index.html

2007/10/23

夜中の三時前後に

小学生の頃は、夜の8時に寝て朝7時30分に起きるという生活をしていた。8時になると寝るというよりは、眠たくて仕方がなかったのだ。

だから、剣道の練習に通っていた曜日と「八時だよ全員集合」のある土曜日は必死に起きていた。あとは、8時に寝て7時30分に起きる生活である。目が覚めると言うことはなかった。というより、毎朝起こされていた。

そんな私が、夜中に目が覚めるようになった。夜中の二時や三時に目が覚める。それは、飲んでいて喉が渇いて目が覚めるのだが、加齢によるという面もあるかなあと思っている。

            ◆

しかし、その夜中に目が覚めるのがメリットになるとは思っていなかった。今は夜中の三時前後に娘の授乳となる。

川の字になって寝ている娘のぐずりと同時に、私は私で目が覚める。そして授乳。まさか、こんな風に役に立つとは思わなかった。

年を取ってからの子どもというのも、いいこともあるもんだf(^^;。

2007/10/22

語りかけた

朝起きたら、晴れて琵琶湖は輝いていた。
娘を抱きかかえ、日本一大きな琵琶湖を見せた。
大きな目を細めて、琵琶湖を見たような見ていないような。
(さあ、ここでの生活が始まるんだよ)
心の中で語りかけた。
秋の風が心地よかった。

聞き取りテスト

もう10年ぐらい前になるかな、この聞き取りテストを始めたのは。
授業で話す、聞くの指導をしているのにそれを定期考査で行うことがないのはおかしいだろうと言うことで行った。

テスト問題を全て作り、それを朗読のボランティアをしていた奥さんに頼んで全部録音してもらい、テストではカセットテープで流した。

生徒は、
「先生、印刷するよりも楽した?」
なんてバカなことを言った。手間が二倍以上かかっていることに気がつかない。さすが、子どもである。

            ◆

ではあるが、これが一部に問題になっていたようだ。なぜならば、入試問題に出ないからである。
私は
(???)
であった。

入試問題を目指して義務教育は行われているのではない。目の前の子どもたちが10年後20年後に社会でバリバリ中心になって活躍する時に必要な力を育てる。平成3年の学習指導要領にもある項目である。ちょっと詳しく見ると、

中学校一年生の国語の内容の「表現」領域では、「ケ 自分の考えや気持ちを整理し、言葉遣いに注意して話すこと。」「コ 話合いの話題や目的をとらえ、的確に話すこと。」
とあり、
「理解」では「ク 話合いにおけるそれぞれの発言を注意して聞き、話合いの方向をとらえて自分の考えをもつこと。」
とある。
さらに、言語事項では「国語の表現と理解に役立てるため、次の事項について指導する。」として、「ア 話す速度や音量、言葉の使い方などに注意すること。」
とまである。

老婆心ながら教員採用試験を目指している学生諸君は、学習指導要領の変遷をたどってみると面白いよ。昔の試案の辺りの項目の具体的なこと!

ここを見よ。

            ◆

おかしいと言えば、書写もおかしい。同じく平成3年の学習指導要領には、

「エ 書写の指導に配当する授業時数については、第1学年は35単位時間程度、第2学年及び第3学年は各学年15〜20単位時間とすること。」
とある。35時間と言えば、週に一時間である。私は書写をこの時間どおりやっていたのだが、これも「他の学校は文法や作文をやっているのになんで書写をやるの?」
というクレームも来ていた。

うーむ。ま、こういうクレームは知らないでするクレームと、知っていて他のことが気に喰わないから知らんふりしてするクレームがあるんだろうが、
(やらなければいかんことをやっているオレに文句を言うなよな)
とも思っていた。

思想信条に関わるところを学習指導要領などの法律で縛るところには問題はあると考えているが、指導の内容に関しては、ま、指導時間や内容に少ないとか多いとかの違いがあっても、やるべきだろう。

            ◆

で、本論。
やっと広まってきたなあという思い。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20071022wm00.htm?f=kから引用開始 ーーーーーーーーーー

千葉県立高校入試、国語の学力検査に「聞き取り」(千葉)

 2008年度の千葉県立高校入試から、国語の学力検査に導入される「聞き取り」。まとまった文章を音声で流し、内容理解を問うもので、すでに中国・九州を中心に7県で実施されているが、関東では千葉県が初の試みとなる。

 中学国語の学習領域には「書く」「読む」のほかに「話す・聞く」があり、スピーチや討論などで実践されているが、入試の際の学力検査には反映されてこなかった。

 今回の「聞き取り」導入には、「話す・聞く」力の重要性を見直し、より的確に国語の実力を測ろうとの狙いがある。

 「中学校生活で、人の話によく耳を傾け、伝え合う力を高めることにつながることを期待したい」と県教委指導課。実施にあたり試行期間は設けず、導入初年度から得点化する方針だ。

 「聞き取り」導入の先駆けは、1979年に始めた青森だとされる。その後沖縄、佐賀、山口と続き、2002年4月に現在の指導要領が施行されて以降、島根、鹿児島、岡山でも始まった。

 このように実施のすそ野が拡大していることについて、文部科学省は「コミュニケーション能力の不足が指摘される中で、話を聞き取り、それをどう表現できるかを問いたいのでは」と見る。読み上げられる題材も物語や小説から、会話文などへも領域が広がってきた。

 設問は、内容や趣旨の理解をみるもの、自分の意見を書かせるものなどが一般的で、所要時間は長くて10分程度。千葉県でも、国語の検査時間全体の50分間のうち、英語のリスニングと同程度の約10分間となる見込みだ。

 今回の「聞き取り」導入を受け、県内の中学校では定期試験に採り入れたり、また学習塾でも、他県で過去に出題された問題を生徒に解かせたり、といった動きが広がっている。

 千葉市若葉区の学習塾「青葉学院」では、中学3年生が夏季講習から「聞き取り」対策を始めた。9月以降も月に数回、模擬テストなどの機会に耳を慣らしている。今月3日の授業では、「ボランティア活動」に関する随筆文(約2分30秒)の聞き取りに挑戦。まず文章を放送し、その後で解答用紙を配り、続いて問題が読み上げられるという形式で、生徒たちは慣れた様子で要点をメモしていた。

 解答時間は約5分で、問題は、話のテーマを選択肢から選ぶものや、文の書き取りなど計4問。要約の問題には多少手こずった生徒もあり、「時間が足りない」との声も漏れた。

 佐久田昌知塾長(37)は「日ごろ人の話を聞く習慣がついている生徒は点を取れている。そうした習慣を身につけさせるためには(「聞き取り」導入は)良いこと」と話していた。

(2007年10月22日 読売新聞)

引用終了 ーーーーーーーーーー

もちろん、これにより新たな問題が生まれるという危惧はあるが、ことばというものを考えるとき、「読む書く話す聞く」の4領域を意識した指導は必要である。

10年一昔と言うことか。

『寝ながら学べる構造主義』

学研の「NEW 教育とコンピュータ」では、私が提唱する大人論の連載が続いている。詳しくはそれを読んで頂くことにして、大人とは何かを考えることは教師であるためにはとても大事だと考えている。

私達教師は、子どもを大人にすることを仕事としている。親も、子どもを大人にすることを担っている。社会もそうである。それなのに、「大人ってなに?」と聞かれて、これに明確に答えることの出来る人は少ないのではないだろうか。

辿り着かせるゴール、目指すゴールがなんだか分からないままに指導をするというのは、これは無謀だ。決定的な答えを手に入れることが出来ればそれはいいが、そうでなくても仮説でも良いから自分の指導の指針として「大人とは〜である」というのを、少なくと教師は持つべきであると私は考えている。

            ◆

『寝ながら学べる構造主義』(内田樹 文春新書)を読んだ。このなかに、ラカンの主張としての大人になるとはどういうことなのかの記述がある。これに関連して、人間とはどういうものなのかの記述もある。面白いなあ。

非常に偉そうなことを言うと、私の考えている大人のフレームの中の一つを丁寧に、すっごく深く考察しているなあと思う部分があって勉強になった。でも、新しいフレームはなかった。半分悲しくて、半分嬉しい。

            ◆

ポストマルクス主義として現れ、また、サルトルの実存主義を批判したものしての構造主義の考え方を丁寧に説明していて、分かりやすい。この構造主義の向こう側に何があるのか、これを考えるのもまた面白い。

私は
(あれかなあ・・・)
と思いながら読んでいましたが。読んだ皆さん、どこかでこっそり話し合いませんかf(^^;。

2007/10/21

滋賀にやってきました

先ほど無事に、奥さんと娘が滋賀にやってきました。
迎えにいって、一緒に帰ってきました。

娘は本当にいい子で、3時の授乳の時間以外はずーっとおねんね。
空は晴れていて、暖かな日差し。

さて、新しい生活が本格的に始まります。
いろいろとありがとうございます。
また、これからもよろしくお願いいたします。

それから、御祝いを戴いた方、すみません。
これから内祝いを始めたいと思います。
よろしくお願いいたします。

« 2007年10月14日 - 2007年10月20日 | トップページ | 2007年10月28日 - 2007年11月3日 »