狸の嫁入り
「近江は時雨れる」
と言われた事がある。しょっちゅうにわか雨が降るのだ。そのにわか雨が虹を生み出すのだ。が、この時期に時雨れると、雪になる。
時雨れながら雪と言う事は、晴れ間が結構ある。晴れながら降る雪「天気雪」である。これを「狸の嫁入り」ということがあるとかないとか。あわてて、雪の虹を探す。さすがに、雪には虹は出にくいようでまだ見た事はない。
この二三日天候は、ずっと狸の嫁入り状態である。
対岸の一つである大津プリンスホテルが、見えたり見えなかったりしつづけている。
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午後から、大学に行く。
研究室の掃除である。2/2に西川先生をお迎えするにあたって、あまりにも汚れすぎている。また、学生のレポートを読んで評価するにあたって、あまりにも汚れすぎている。
もともとだらしのない性格なので気がつくとあっという間に、散乱してしまうのだが、さすがにお客さんを迎えるのや、成績をつけるためには凛とした空間が必要である。
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研究室の窓からは、山科の町並みが見える。
が、ここも突然の狸の嫁入りである。
比叡山の裏表の関係で我が家と大学はある。だから、同じような天候になる。
一度、雪の中に掛かる虹を見てみたいなあと思いながら、研究室を掃除。
ふう。なんとか少し奇麗になったぞ。
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