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2008/01/06

正月らしい正月になった

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市内のあまりの渋滞に辟易して、昨日は予定を途中で切り替えた。今日は朝からスタートである。午前中は五条から市内に入る道もすいすいである。
弟の家族も一緒である。奥さんと娘は家でお留守番。

            ◆

まずは、三十三間堂へ。父は仏像を彫ることを退職後の趣味にしようとしていた。その練習のために始めたバードケービングに嵌ってしまって、いまだに仏像には行っていないが、興味はある。ならば、三十三間堂である。

ここは40分までは駐車場の料金をとらない。しかし、拝観料は高い。ま、そんなもんである。入り口では下足のオバさんがいて、個人や団体で靴を収める場所を的確に指示してくれる。お香を感じて中に入る。

入った瞬間から圧巻である。
この千体の千手観音はなんだ。
くるたびにいろいろと思う。
千体も必要な程、人間の悩みや苦しみがあるのかと思う。

そして、これは昔の事ではなく、いまでもそうなのだと思う。

            ◆

Kiyomizu


市内観光の最後が、清水寺だ。
桜の時期もいい。紅葉の時期もいい。
だが、何もない青空だけのこの時期の清水寺もいい。

父と弟は、弁慶の武器を持ち上げようと挑戦。まあ、無理だろうなあと見ていたら、父の方は微かに動いた感じ。本当か?

子安塔まで歩き、十分に満喫。
いやあ、良かった。

            ◆

清水坂では、大学の私の授業に出ている学生が、八つ橋のお店で懸命にアルバイトをしていた。頑張れ。
清水坂からショートカットして茶わん坂にある駐車場に行こうとしたところで、弟家族が逸れる。ちょっと待ちぼうけだが、これも旅らしくて良い。

大渋滞の道路。私達は逆方向で一安心。
やはり、お寺は午前中に限る。

            ◆

その後、JR伊勢丹でお土産を買い、私も大事なものを探す。が、ない。
実は、この日の昼は娘のお喰い初めなのである。折角両親がくるのだし、関西は100日よりも遅くやるというのを本で読んだので、この日に設定したのだ。

ところが、尾頭付きの鯛が手に入らない。
この日であれば新鮮な鯛がもう魚屋に並んでいるかと思ったら、ない。
あちこちさがしたが、ない。

ショック。
取りあえずの一品として、鯛の身で作った鯛の形をしたかまぼこを買う。

ではあったが、なんとか地元のスーパーをもう一度見て回ったらあったので、ゲット。ふう。

            ◆

お喰い初めは、一族の最年長者が食べさせる真似をする。
米、汁、焼き魚を食べさせる真似で娘に与える。
これが、嬉しそうにニコニコしながら受け入れるのだ。

これは嬉しかった。

最後に、お宮参りに行った神社で拾ってきた石で歯固めをして、お仕舞い。
この石は名前を書いて、また神社に収めるのだ。
これでオッケーとなる。

            ◆

お喰い初めの御祝いのご飯で、お腹がいっぱいになったが、夕ご飯のためにお腹をすかさなければならない。近所のいつものガーデンにお散歩とした。因に、父はこの段階でお休み。グーグーである。

冬の琵琶湖の水は奇麗に澄んでいる。
泳げそうだと言われたが、ま、ここから30分北に行ったところの方がいいと話す。夏に泳ぎにくるかな?

            ◆

さあ、最後の夜はタイ料理である。
歯が治るまで封印していた、タイ料理である。
ほぼ治療が終わったので、思い切り食べた。

蟹と卵のカレー炒めである。
これが美味い。
絶品である。
シンハービール片手に殻までバリバリ喰ってしまった。

Kani


ここで面白い現象を発見。
同じものを食べているのに、汗をかいている人と大丈夫な人に分かれている。私、弟、母親は頭皮から大量の汗。ここに同じ遺伝子系列を発見であった。

            ◆

もう動けないほど食べた。
でも、大丈夫。
家まで送迎してくれるバスがあるのだ、この店は。
良かった。

            ◆

さ、仕事は全くできていないぞ。
土日が勝負だ。

でも、正月らしい正月になったなあ。

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