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2008/02/07

出物腫れ物、そしてアイディアは

入試初日。
きりりとした顔つきの受験生が多くいる。
いいぞ。

            ◆

三時間立ちっぱなしの試験監督は疲れる。
が、これも大事なお仕事。

困ったのは、受験生の顔を見ているといろいろと授業や研究のアイディアが浮かんでくる事である。
(を、あれをしたいなあ)
(となると、これもいいなあ)
とか浮かんでくる。

「出物腫れ物、そしてアイディアは、所嫌わず」
だと私は思っている。出てきてしまったアイディアを逃すのはもったいない。ブレザーに入っている紙を取り出して、急いでメモ書きである。

            ◆

私のアイディアは、浮かんできたものの先の先やら、先の裏やらである事が多く、自分でもメモをしておかないと何がどうなってこのアイディアが出てきたのかが分からなくなる事が多い。だから、常に筆記用具は持ち歩く事にしている。

「アイディアはその時身につけている筆記用具の数だけ浮かんでくる」

というのは、中谷彰宏氏の名言である。
メモ用紙なんぞなくても良い。手に書いてしまえば良い。
しかし、筆記具がなければどうしようもない。

監督しながら、来年度の浮かんでくる授業のことをあれこれ考える。
なかなか面白いのであった。

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