二日目
二日目。
7時半にホテルでピックアップしてもらって、小学校に向かう。今日は3、4時間目に授業をした。小学校4年生への本格的な授業なんて、学生時代の塾の講師のとき以来だなあ。
ぐぐっと伸びてくるのが分かるような反応。すごいなあ。学ぼうとする意志が動き出した時の子どもと言うのは本当に凄い。
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昼休に
「先生、給食一緒に食べよう!」
と言われるが、外で食べることになっていたので、ありがとうと言いながら断る。
嬉しいねえ。
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今日の仕事の私の部分はここでお仕舞いになった。
そこで、ダメ元で電話をしてみる。
高校時代の友人の自宅だ。高校二年生の12/12に亡くなってしまった友人の自宅だ。
今回の仕事場所の隣町に住んでいる。
運良くおばちゃんがいたので、自宅に伺って久しぶりに線香をあげた。
あれから信じられないぐらいの時間が流れている。
そのなかで多少は私も成長したのかなあと思う。
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宿に戻る前に、下北沢にも立ち寄る。
この街は、学生時代に良くいた街だ。
新しいビルが建ったり、店ができたりしているが幸いなことに街の雰囲気は、あの当時のママである。相変わらず怪しい雰囲気に満ちている。ザ・スズナリやカフェ・トロアシャンブルを見ると、ちょっとうるっと来るなあ。
あの街角、この街角でいろいろあったなあと感慨にふける。
まだ、振り返るには早いと思うが、滅多にもう足を運ぶこともないだろうからねえ。
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それにしても、良く駅で声をかけられる。行き先を聞かれるのだ。昔からそうであったが、最近特に聞かれる。なんでかねえ。ま、聞きやすい顔をしていると言うことでしょうか。
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宿に戻ると手紙が届いているとのメッセージが。奥さんからだ。
娘の最新の写真を届けてくれた。
嬉しいねえ。
和む。
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夕食を東京駅の新丸ビルですることにする。
ディベート仲間のUさんと連絡が取れたので、アクセスの良い東京駅まで出て行く。
いやあ、なんというか凄いねえ。東京駅ってこんなに変わったんだ。完全にお上りさん状態である。美しい夜景と美味しいビールで旧交を温め、お腹も満たした。
明日も、子どもたちと一緒だ。
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