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2008/03/10

問題です。さて、なんでしょう?

午後は、京都府立高校国語研究会での講師を勤める。二条城の近くの高校が会場だ。京都の市内もすでに春である。花粉も飛んでいる。実に春である。

Photo

あ、この写真は琵琶湖と比叡山、比良山です。
今日の会場は、この山の向こう側ですね。

            ◆

今回の講座は、「漢字指導と作文指導から授業づくりを考える」である。受講される先生方は国語科なので、釈迦に説法にならないように切り口を変えてお話しすることになる。

話しながら、いろいろな事を考える。

文学教育は、座の文学を取り入れるべきである。
国語は実技教科にするべきである。
ディベートのジャッジは、生徒に任せるべきである。

など、いくつかの提言をしながら私は国語教育を中学校でしてきたのだが、これらから
(ああ、オレは学び合いをやっていたのだなあ)
と思っていた。

確か、最初に北海道で西川先生にお会いした時にも
「池田先生は、もう学び合いをされているのですね」
と言われた。

私の実践が、西川先生のお考えと完全に一致しているわけではないと思う。が、学び合いは考え方である。胆の部分、ゴールが多くの部分で一致しているのでいれば、そうなのだろうなあと思う。実践家の池田としては、とても納得する。が、研究者としての池田は、検証する姿勢が大事なわけで、今はその立場で接して行きたいと改めて思う。

今日の講座では、高校の国語の先生方にこの学び合いの考え方も紹介した。西川先生のHPの話もした。何人かの先生が興味深そうに聞いていた。実践される方がいれば、私なりにサポートしたいなあと思う。

            ◆

講座後、幹事の方と少し話した。その中でダウンタウンの伝説のネタの話になった。

「問題です。さて、なんでしょう?」
「なんやそれ!」
「ラッキー問題です。ヒントです。どうでしょう?」
「なんやそれ!!」

である。

これを子ども時代の私は、全然理解できなかった。そして、不条理なギャグとして捉えることが出来るようになったとき、とても面白くなった。しかし、いまはそうではなく、授業の発問として捉えるとき、授業における究極の発問のように思えてくる。

「問題です。さて、なんでしょう?」

「『高瀬舟』です。さて、なんでしょう? どうでしょう?」

としたとき、生徒は『高瀬舟』に関して自らが問いを立て、自らがその問いに答える学習を行うことが求められる。

最初は、「なんやそれ!」なんだと思う。しかし、自らが問いに自らが答える。それを学習集団の中で解決して行くダイナミックな国語の授業が作れないものかと、改めて思うのであった。

            ◆

「ラッキー問題です。ヒントです。どうでしょう?」
うーん、いいなあ(^^)。

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