ゲラに赤を入れて行く
ふう。
午前中から研究室に籠っている。
外は春の日差し。
年度末の事務仕事を一段落させて、お昼ご飯。
さて、ここからが勝負である。
◆
今年度は、
『教師になるということ』(ひまわり社)を上梓した。御陰さまで、好評なようでネットで検索すると好意的な書評が多い。
そして、年度末に共著が二冊でた。
1)『ベテラン教師の超ワザ222 忙しい学校生活をのりきる!』(ひまわり社)
2)『中学校学級担任のための ポジティブコミュニケーションカード』(民衆社)
この二冊は、四月からすぐに使える本である。
1)は、毛利先生が昔出された出された本があって、そのコンセプトに従ってみんなでアイディアを出したものだ。ちょっとしたアイディアを知っていると学級経営や学級事務が捗る。そんなアイディアをまとめている本である。
2)は、かつて上條さん、石川さん、筑田さんと私で出した本を時代に合わせてアイディアを練り直してヴァージョンアップした本である。このかつて出した本は、その年の春の教育書フェアで堂々第一位を獲得した本で、とても思い出に残る本である。今回は、CDまで付いている。お値打ちである。
さらに、もう一冊出す予定である。私にとって初めての学術書だ。今この本の校正をしている。200p近くなる。
◆
ずっと原稿とゲラを見比べている。
万年筆のインクを赤に入れ替えて、ゲラに赤を入れて行く。
体が固まってしまうので、90分で鳴るようにキッチンタイマーをセットして、鳴ったらとにかく一度席を離れるようにしている。
どんなに激しく使ったところで脳みそは疲れないということだが、脳みそは疲れなくても目や背中、指先等は疲れてくるなあ。目薬を差し、只管自分の書いた文章を読み込む。
年度内の出版を決めている。
もう一踏ん張りだ。
今日の帰りは遅くなりそうだ。
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