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2008/03/13

応援してるからな

水曜日は会議の日。会議三発でありました。
その後、研究室で校正原稿とにらめっこ。
気がついたら、6時半であった。

ま、まずい。
本日は、自主ゼミの卒業を祝う飲み会である。
家に車を置いて山科に向かう。

            ◆

このゼミは、自主ゼミである。だから、頑張っても単位は出ない。だから、自分のやりたいことを学ぶ。私も懸命に指導する。

去年の国語教育を受講していた学生たちが、さらに学びたいとのことで作った自主ゼミである。

模擬授業をずっと続けてきた。四月から教壇に立つ学生もいる。なんとかGWまでは持つ程度の力を育てることが出来たかなと思う。

もちろん、教師にならない学生たちもいる。しかし、懸命に学んだ時間は、思わぬ場所で思わぬタイミングで花開くものだ。期待してその時を待つのが良かろう。

            ◆

会では、一人一人の学生から御礼の言葉を貰った。そして、とても大きな花束も。さらに学生たちと過ごした二年間の写真を張りつめたスケッチブック&メッセージ。

なんとも、嬉しいものであった。
この二年間が、大学に来てからの二年間が一瞬で蘇った。
(ああ、走り抜けたなあ)
と思った。
走り抜けることが出来たことに、感謝である。

            ◆

私からは、小野十三郎さんの「校庭で」の朗読。

引用開始 ーーーーーーーーーー

校庭で  

           小野十三郎

わたしは 
未来という言葉が好きだ
よく考えると
あなたたちの一人一人に
それがどんな意味をもつのか
なかなかふくざつで
かんたんには使えないけど
あなたたちと別れる日が近づくと
なぜか、さからいがたく
未来という
そんな言葉が
心の中からとび出してくるのだ。
夢とか
倖せという言葉では
いいつくせないものが
その未来という言葉にあるからだろう。
いまうす陽がさす校庭には
だれもいない
わずかに光をあつめて
冬薔薇だけが
咲きのこっている。
いってみれば
未来とは
かすかに風にゆれる
この一輪の
白い花のようなものだ。
ゆく雲のかげさえそこにうつっていて
世界はかぎりなくしずかで
かぎりなく美しい。
しかしそこにあれば
この庭にみちあふれていた
あなたたちの
明るい笑い声が聞こえる。
わたしは
あなたたちのそばを
なんども通った
そんな日があったことを
忘れない。

引用終了 ーーーーーーーーーー

やはり、これはいいなあ。

そして、DVDのプレゼント。
良い人生を作って行くんだぞ。
応援してるからな。

終電で気持ちよく帰宅であった。

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