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2008/04/15

船渡御(ふなとぎょ)

今年度前半は月曜日が研究日。大学にいてはできない仕事をあれこれやる。

並行して6月に脱稿する原稿の仕上げをする。少し前に連載を完了していた原稿を一冊の本にまとめる。だから、本としてのトーンを整えること、古くなったデータを差し替えることがポイントになる。校正作業にも似ている。

爪を切りそろえて、キーボードタッチで感覚がずれないようにする。こういう調整って、結構大事だと思うんだよねえ。修士論文を書いているときは、しょっちゅう爪を切っていたなあ。

            ◆

夕方から坂本城址公園に出かける。今日は日吉大社の一ヶ月半にも及ぶ山王祭の山場の一つもである、船渡御があるのである。

地元のお祭りで、しかも一ヶ月半もやっているもの。1300年前からやっている祭りである。いろいろな意味で見ておきたい。

私たちは15:00に到着して一行を待つ。遠くの方から太鼓の音が聞こえたと思ったら、トラックに積み込まれた神輿がどんどん到着。担ぎ手は江若バスに乗り込んで到着。中には中学生もいるが、今日の学校はどうなているのだろうなんて思う。

            ◆

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神輿は、装束を身にまとった人たちによって、艀のようなところに次々と乗せられていく。六基の神輿が揃ったところで、タグボートに引かれておき合いに出て行った。

これが実にきれいである。
比叡山に傾いていく西日を浴びて、神輿や装束が輝く。

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「平成狸合戦ぽんぽこ」のワンシーンを思い出してしまった。ま、あれは井原西鶴の「好色一代男」のパロディーでもあるのだが、こうして実際の光景と重なっているのを見ると、身震いするような感動であった。

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            ◆

1300年も続いている祭が、当たり前のように今も続いている。東京にいるときには何も関係のない祭りであった。これが、日本の文化の懐の深さなんだろうなあと思う。

我が家から車で15分のところで、こんな祭りがあるんだから実に贅沢である。

            ◆

春は晩春に向かう。

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コメント

京都ではなく京都の近くに住まうというのがいいのですね。歴史を見ながら日々が過ごせるのがいいですね。

「学び合い」について知りたい旨西川先生にメールしました。埼玉の小学校にライブを見に行ってみたらとアドバイス頂きました。早速日程調整しようと思います。西川先生、あっという間のレスで驚きました。

歴史が今も生きているってのは、こういうことを言うんだろうなあと思います。今年の夏に、半月ぐらい住んでみるのはどうですか?

学び合いの授業のライブ、埼玉だとK先生かな? よろしくお伝えください。ディベートの古い仲間の先生です。

メキシコのアグアスカリエンテスに着きました中嶋です。
懐かしい京滋の景色ですね。

色紙やお手紙をいただき、ありがとうございました。とてもうれしかったです。今年は1年生を担任することになりました。日本語がまだまだたどたどしい子もいますが、一生懸命なことがよく伝わってきます。私もがんばらねばと思わされます。

いやあ、これはこれは。ネットで確認したら17時間のフライトだとか。すごいですね。お元気ですか。

スペイン語は、もう慣れましたか? 私は英語よりも発音が楽なのでスペイン語は好きです。仕事に疲れると、

Me gusta aire fresco!

なんて言いながら研究室の窓を開けています。はい、京都の花粉も盛りを過ぎて、窓を開けても大丈夫になりました。

また、現地からのレポートお待ちしております。

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