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2008/04/15

「あ〜、先生の右腕が欲しい」

朝からワープロに向かう。久しぶりにきれいに晴れた朝だ。

            ◆

今日は「伝える極意」がある。久しぶりにテレビに出るので、ちょっと緊張。で、時間になったのでテレビをつけたら、あさのあつこさんが出ている。
(あれ?)

慌てて確認したら、私の出番は来週であったf(^^;。
どうも春は、私の歯車を乱している。

            ◆

今日は6限の授業なので、事務をする時間があると思ったら、意外とあっという間に授業の時間になってしまった。春は私の時間も奪っているらしい。

6限の授業は、教育実習2。いよいよ教育実習に向かう四回生の、実習前の最後の指導である。教務から関係書類を配布してもらい、説明。その後、私の方から「教育実習直前指導〜あなたが、教師として生徒の前に立つために〜」というテーマで授業を行った。

「生徒を生徒にするには、教師が教師にならなければならない」「生徒が教師と思ったときに、実習生は教師になる。ならば、どうやって思わせるのか」などについて話をした。アイディアを交換した。

さらに、『こんな時どう言い返す』のような指導もちょこっと。掃除の指導に関してあれやこれやと。

            ◆

授業の後に、
『字に自信のない諸君は、30分ぐらい面倒を見るから、授業の後に残って黒板に自分の字をチョークで書いて見なさい』
と言う。そして指導をする。なんだかんだで20数人が残る。2/5以上は残ったか。

板書に書かれる字の見やすさ、うまさ、勢いなどで、生徒にかなわないと思わせることができれば、教育実習のスタートは順調にいける。

学生の名前をチョークで書いてあげて、
『この上から、チョークでなぞりなさい』
と模書をさせて、臨書をさせて、練習だ。

「あ〜、先生の右腕が欲しい」
と言われたが、まあね、君らが想像もできないぐらいに私は学生時代にチョークの使い方を練習したし、教師になっても書きまくったからねえ。

学生たちは、私の書いた名前を携帯電話で写真に撮っていた。努力することだ。あと、2ヶ月近くあるだろう。

努力すれば成功するとは限らない。しかし、成功したものは必ず努力をしているのだよ。

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コメント

近頃、とんと板書の量が減りました。
時々書くと「先生の字ってかわいいね。」と言われてしまいます。

わたしも先生の右腕がほしいです><
先生の左腕をめざして書きまくります。

イクトスさん、私も本当に書く量が減りました。というか、減らしました。黒板に私がまとめて書くのではなく、生徒や学生が自分でまとめて書くことが実力をつけるということから。また、実習的な国語の授業ということからです。しかし、昨日は久しぶりにブレザーが真っ白になりましたf(^^;。名前の書き方の指導で。

ゆっきーさん、明日の教室でレッスンしましょうか(^^)。

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