ご自分の実践を語られた
研究入門ゼミは、合同で行った。小学校教員の実践とは何かを児童教育学科の小学校出身の二人の先生が語った。ご自分の実践を語られた。すごかった。生源寺先生と倉持先生である。
生源寺先生は、自分の学区の昔の写真などから川の成り立ちとそこでの産業の関係を追い求め、自分の生活する町を理解し愛情を持つようになる実践。自然科学と社会科学が学びの中で一つになり、人の営みを浮かび上がらせていた。
倉持先生は、小学校での行事づくりの話。入学の時に六年生が一年生の面倒を見ることや、児童会の選挙、運動会を子どもたちが作り上げて行くことを通して自治を学んで行くことの指導とはどういうものかを、教員が計画を立てる中に映し出していた。
自分の大学のことをこういうのもなんだが、すごいなあと思う。このメンバーと一緒に学生を育ているのだと思うと、わくわくする。
学生諸君に、両先生の実践の本当のすごさが分かるのは、いつになるのか。たぶん、二回生の後期以降だろう。自分で授業をつくり始めた時に愕然とするのだと思う。私たちが懸命に本を読め、研究会に参加しろと言っている意味もそこで分かるであろう。
二回生の後期。ま、一般的な大学に比べれば早い方だと思う。ここで気がつくように指導してゆきたいものである。
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学科の会議に、文学部教授会。いろいろと重要な案件が議論されて行く。自分たちの大学を自分たちで作って行くと言う実感がある。懸命に知恵を絞って、よりよい教育ができるように、そのシステムを考えて行く。
その後、学生の個人指導。
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大学の帰りにタイヤの交換。ついでにオイル交換。週末に学会の発表で徳島まで向かう。その準備の一環だ。あれこれと考えだすととんでもない金額になるので、あれこれ考えないことにする。凝りだすとランニングコストがすごいからねえ、BMWは。
今日もあっという間に過ぎて行ったなあ。
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