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2008/07/09

コーヒーを入れてあげた

教育実習報告会を私的に公的に行う。

私的なのは、研究室に報告に来た学生たちと。教育実習では多くの学生たちを実習に送り出し、中高のご指導を仰ぐ。ありがたいことである。しかし、今回聞いたのは学生の言う通りであればちょっと憤慨ものの指導であった。通常の教育実習では考えられない指導であり、憤りを感じた。

実習中にヘルプのメールが来たので、あれこれ助けは出したが、そんなにひどい事情とは理解できなかった。学生が倒れずに乗り越えることができたので良かったが、場合によってはと思ってしまった。そんな状況のところを実習生に指導もせずに任せっきりというのは、学校の通常の体制としても信じられないものがあった。無事に帰って来れて何よりである。

もう一人来ていた学生もあんぐりである。ちなみにこの二人の共通項は、実習の終了がどたばたしていて、生徒から花束や色紙を貰えなかったこと。ちょっと落ち込んでいたが、しかたがない。そういうこともあるってことだ。

よく頑張ったので、卒業生にしか出さないコーヒーを入れてあげた。これで良しとせよ。

            ◆

公的には6限に教育実習3という授業で行う。高校に実習にいった学生二人、中学が二人である。実習を経たということで話すこと、語ることに力がついていると感じられた。

発表したのは、国語科教育法で指導した学生たちだが、実習の前に指導したことを活かしながら取り組み、それなりの達成感を得たようだ。それぞれの学生がそれぞれ実習前に比べると力をつけているのを感じられるのは、ありがたいことである。実習校の先生方に感謝したい。

            ◆

授業が終わり帰宅の準備をしていたら、研究室に訪問者。実習を経て教職の道を改めて考えて願書を出すことにした学生の相談に乗る。

私にできることは限られているのだが、その場でできることはした。進路選択に関して、私はできる限り妥協はしないことを勧めている。もちろん、自分の努力も大事だが、きちんと頼れるところは頼るべきだと考えている。親のコネとかそういうものではなく、自分で手に入れてきた人脈などは多いに活用すべきであると言うことだ。

夜の8時を過ぎに、研究室の明かりを頼りにやってきて相談をする。これは大事なことだと思う。実際、こういうぎりぎりの粘りで人生は決まって行くのを私はいくつもの例で知っている。かくいう私自身もそうだったこともある。努力をしないものの向こう側にそんなに良い人生が待っているとは思えない。ぎりぎりまで努力を重ねよ。

            ◆

採用試験も踏ん張りどころだ。
頑張れ。

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コメント

 教育実習についての記述、興味深く拝見しました。私の勤務校(小学校)は1学年を除いて単級ですが、昨年は秋に実習生が4人来ました。色々な事情で実習生の受け入れができない学年などもあり、結局教職4年目の先生まで実習生を担当するという事態になりました。本年度も「実習をしたい」という連絡が何件かきていますが、小規模校ゆえ、十分な指導という点では?の状態です。でも、お断りもできず…。難しいですね。

大学側からと言う事で申し上げれば、厳しくご指導いただくのがありがたいものでございます。教育実習は、授業がメインですから教師の仕事の3割程度でしかありません。その3割ぐらいをきちんとできない者が、学校教育現場に入って行けるわけがありません。よろしくお願いいたします。

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