「気持ちのよい風」 浮御堂
我がごとながらびっくりしている。
よく寝るのだ。
いや、6時頃には起きているのだが、それから寝るのだ。今日は午前中だけで2時間も寝てしまった。昨日は11時には寝ているのだが。
風呂に入りながら1時間。娘の午前中の昼寝に付き合いながら1時間。実に心地よい。外は35度に届きそうな気温だが、室内は風が吹き抜けるので、30度でも全然大丈夫である。
本を読み、ベランダを軽く掃除し、娘の一人遊びを見て過ごす。
あ、あ。
また眠たくなってきた。
仮眠ならぬ、夏眠をむさぼる私である。。
◆
で、3時ごろからでかける。今日は大津市の市民に限って市内の文化財が無料なのである。浮御堂にでかけた。松尾芭蕉や源氏物語に関係のあるこの場所。一度は訪れたのだが、閉まっていた。今日はどうどうと入る。
湖の上にある御堂なのだが、これが本当に気持ちがよい。風がなんともいいのだ。御堂の床はきれいに拭いてあり、そこに腰掛けても大丈夫。訪れる人みな口々に、「気持ちのよい風」とつぶやいていた。
本当はもう少し他の場所にも行くつもりだったが、この風の心地よさに打ちのめされてしまい、その場にずっといた。2時間近くいたかもしれない。
琵琶湖は淡水。だから風が吹いても体はべたつかない。ただただ気持ちの良さだけが体を吹き抜けて行く感じだ。
持参した本を読もうと思って広げたら、娘が取り上げてしまって読むことができなかった。ま、それも良いだろう。
我が家から10キロちょっとでたどり着けるなんて、なんてことだ。
◆
なんてことだと言えば、帰りに寄った魚屋に並んでいたもの。岩ガキである。夏に生で食べられる牡蠣である。東京でもレストラン等で食べることができるが、まあ、一つ1000円はしてしまうだろう。
ところがである。東京のみなさん、すみません。一つ250円でした。3つも買ってしまいました。これが「獺祭」によく合うのだ。岩ガキの大きさは一緒に写っているミニクーパーと比較していただければ如何に大きいか分かるであろう。もちろん、1/54スケールではあるが。
◆
最後は、桃鳥飼を味わいながら、リビングで撃沈であった。
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