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2008/07/01

夏越しの祓い

夕刻から吉田神社の夏越しの祓いに出向く。

「風そよぐならの小川のゆふぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける」

百人一首の藤原家隆の歌である。
ここにある「ならの小川」は、上賀茂神社にある川の事であり、奈良県とは関係はない。さらに、ここの「みそぎ」が「夏越しの祓い」である。

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一年の半分が終わる今日、京都ではどこの神社でもおはらいをする。
吉田神社では、
「みなつきの なごしのはらひ するひとは ちとせのいのち のぶといふなり」という大祓の歌を歌いながら、大きな茅の輪を三回くぐりお祓いをする。

去年は娘が奥さんのお腹の中にいたので、二人で向かった。
そして、
(丈夫な子どもを授かりますように。奥さんが健康でありますように。・・・・)とあれこれ祈りながら茅の輪をくぐったのだが、今年は娘を抱っこして三人でくぐる。来年は、娘は歩いてくぐるんだろうなあとちょっとしみじみ。

           ◆

もちろん、くぐる前には祝詞があるのだが、この吉田神社では祝詞を印刷した紙をみんなに配る。そして、参加者一斉に祝詞を奏上するのである。

祝詞はB4一枚ぐらいの分量で、結構たっぷりある。そして、そこにはすべて平仮名でルビがふってある。ということで、2〜300人の参加者全員で読み上げることができる。

ここまで準備してあれば出来るだろうという考え方もある。しかし、私はこれはこれですごい事だなあと思う。日頃、祝詞と縁のある生活をしている人たちなんて、まあいないだろう。それなのにこうして祝詞をみんなで言えるのである。これって日本の教育の水準の高さを如実に表していると思う。

           ◆

さ、一年の前半は終了である。
充実の後半へと向かおう。

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