みんなで応援しているぞ
研究入門ゼミでは、合同で30分。その後、4回生の模擬授業を受ける。この学生の採用試験の二次試験が模擬授業なのだが、そのレッスンの様子を一回生に見せようと思ったのだ。
10分の模擬授業を作りこれを実際にやる。簡単なようであるが、学生たちに実際にやらせてみると2〜3分でダメになる事が多い。受ける事と授けることでは、全く違うのである。学生たちは、小学校から大学まで基本的に、授業を「受ける」ことばかり
一回生の諸君には、四回生の本番を想定した模擬授業は非常に鮮烈な印象を与えたようだ。
(三歳年上だとこんなに出来るのか)
(自分には出来るのであろうか?)
という感想が多かった。
私から見ると、まだまだのところがあったので、10分の授業のあと、20分間指導を続ける。立ち位置、言葉遣いなどから始まりあれやこれや。今頃彼女は、新幹線の中だろう。
おーい、頑張れよ。みんなで応援しているぞ。
◆
学生部委員会会議、教授会、文学部懇親会と続く。
文学部懇親会では、文学部にある5学科の新入生キャンプの取り組みを紹介し合う。
昨年の児童教育学科一期生のときに私が導入した新入生キャンプでの、フォトストーリーでのまとめを、今年は文学部の5学科すべてで行うことができたのだ。
3月に各学科のオリター諸君を集めて、私がフォトストーリーの講座を行った。それを元に、学生たちが作品をつくり、学科ごとに上映会を行い、保護者説明会やオープンキャンパス等でも見せて、教員たちも見合ったのである。なかなか之で着映えであった。このフォトストーリーは更なる展開をさせたいと思っている。
文学部には5学科があるが、それぞれが何をしているのかを交流する時間はなかなかとれない。交流のためのいろいろな構想があるのだが、まずは、こうやって確認し合うというのはいい試みである。そして、これからの文学部をどうつくって行こうかと問題点を出しながらあれこれ話し合ったのであった。
みんなでいい文学部を、いい大学を作ろうとしている。
その一員である事をうれしく思う。
◆
思ったよりも早く家に到着。
玄関の鍵を開ける。
娘がその音に反応して、廊下をダーーーーッとハイハイしてくる。
うれしいなあ。
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コメント
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『学び合い』が成立してますね。早く学校に戻りたい・・・(^^;)
投稿: J.SASE | 2008/07/31 23:45
授業が出来ないと結構ストレスがたまりますでしょf(^^;。
実はこの日、児童教育学科の一回生と二回生の交流会企画もありました。近くの地主さんにお願いして竹を切ってきて流しそうめんをやり、4つのグループに分かれてミニ運動会のような事もやっていました。
橘大学の児童教育学科のカラーが少しずつ出てきたようです。
投稿: 池田修 | 2008/08/01 17:58