集中して消すんだよ
娘を水浴びさせてから、仕事に取りかかる。さすがに、締め切りのことを考えると取りかからなければならない。まとまった時間を2時間ずつ設定して、あれを2時間、これを2時間と言う感じでやるようにしたい。
今年中に出す本であるからにして、急がねば成らない。
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集中して取り組むのだが、音楽は流す。iTunesから流しているのだが、これが奥さんには不評である。ま、リビングの中央にどーんと構えてやっているのだから仕方がないと言えば仕方がないのだが、奥さんは私が音楽を聴きながらやれることが不思議なのである。
嘗て中学校一年の時の担任であった、藤沢政光先生が何気なく話されたことが残っている。
「この日本で、何の音もしないところなんてないんだなあ。うるさいと勉強できないってのは、ダメだ。集中すれば、騒音は消えるもんだよ。集中して消すんだよ」
子どもながらに、なるほどと思ったものだ。
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なもんで、音楽が消える瞬間が私の集中している瞬間なのだ。相変わらず耳鳴りもあるので、耳鳴りを音楽で消し、その音楽が意識の外側に行ったとき、私は集中しているのである。
ま、この辺りが伝わりにくいんだけどね。
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