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2008/08/14

8/12 2008 授業づくりネットワークin仙台

8/12

朝6:36に神田駅から東京駅に向かう。今日は仙台で行われる「2008 授業づくりネットワークin仙台」で、10時から講座があるのだ。

昨日神田の駅に着いた瞬間に、翌日の朝の東北新幹線を予約した。
「お客さん、最後の一枚ですね」
ぬあんと! 危ない危ない。

12時近くにホテルに入り、朝の5時半に起きて風呂に入ったため、タイマーをセットして新幹線ではすぐにお休み。

目が覚めるとあと少しで仙台。いやあ、早いねえ。90分ちょっとで到着ですか。

会場の東北福祉大学は、仙台から仙山線で数駅。駅の名前は「東北福祉大学前駅」である。本当に駅前に大学があった。中に入るとここはアネックスで、駅から10分程度歩くと分かったのだが、まあ、近い。それにしてもJRの駅を新しく作ってしまうなんてすごいなあ。

会場では久しぶりに会う仲間たちと会話をしながら、講座の準備。そこでちょっとピンチ。資料が違っているのだ。PDFで送ったのに、表が消えてテキストベースになっている。さらに、テキストが印刷されていない。慌てて依頼する。

ああ、昨日最後の一枚の席を取れて良かった。もう1本後だったら、本当にギリギリだったろうなあ。

今回の講座は、【「言語力」を鍛える授業の工夫(中学校)】ということである。

言語力育成に関する整理用一覧表や、国語科の指導領域概念図 、さらには学習指導要領などを参考にして、言語力を定義した後、授業レベルの話、特徴的な「たほいや」の実習などをしながら2時間行う。講座の振り返りは石川晋さんとの対話。

本当はたほいやを2試合行いたかったが、まあ、2時間のこの講座ではこれが限界。ただ、感想を拝見すると提案は伝わったようだった。「楽しくて、力がつく」授業をめざす。国語を実技教科にする。これが今の私のスタンスだ。

今回のネットワーク集会で、あちらこちらで言われた事。

1)「きときとさんに会いましたよ」
2)「伝える極意、拝見していますよ」
3)「先生、いい声していますね」
4)「お久しぶりです」
5)「あれ? おひげはどうしたのですか?」

1)教え子のきときと君が、あちらこちらの研究会に参加していて、そこで彼女にご指導をしてくださった先生たちが、私に話してくれたのである。学び続ける教え子の話を聞くのは、素直にうれしいものだ。

2)本当にあちこちで言われた。「DVDに落として保存してあります!」「サインして下さい!」。うーん、NHK教育テレビ恐るべしである。後1本の収録があるが、さらに心してやらねばなあ。

3)たぶん、疲れであろう。疲れているので、声を張り上げずに体の響きで声を出そうとしていたので、却っていい声と聞こえたのかもしれない。災い転じて福となすである。

4)10年ぐらい前に研究会で一緒だった方などからも、多く声をかけていただいた。みんな同じように年を取っているので、安心したf(^^;。

5)もう、3年以上ひげを蓄えていないのだが、嘗ての印象が相当あるのだろうなあと思った。

午後は、お笑い教育講座と北川達夫さんの講演。

お笑い教育講座は、お笑い教育連盟の4人の重鎮が一人15分と言う時間の設定で模擬授業を行うというきわめて贅沢な内容であった。特に、土作先生、赤坂先生はこの一週間日本を飛び回っていると言うのに、あのエネルギーは何だと思わせる内容であった。

ただ、ひょっとすると会場にいた若い先生や、学生のみなさんには、只すごいというだけで終わってしまったかもしれないなと思った。ここでは何を目的にしてどういうことが行われていたのかという振り返りや解説が、最後にあれば良かったのではないかとも思った。

北川さんの内容は「明日の教室」でお話しいただいた事とほとんど同じ。私にとってはラッキー。このいい内容を一回で理解しきれるとは思っていない。繰り返し聞く事で理解が深まると思っていたからだ。ただ決定的に違うのは、明日の教室でしていただいた、教材づくりのワークがなかった事。限られた時間では、あのワークは出来なかったのだと思う。

理論を具体的な授業のレベルにまで落とし込むことを、授業づくりネットワークの講座で私は心がけている。そういう研究団体だと思っている。あと30分時間があればなあと思った。

同じ講義を二回聞いて、理解が深まったところもあれば、よくわかっていなかったところの発見もありで、あと一回は聞きたいなあと思う私であった。

大会後、宿泊をしようかどうかと悩んだが、仙台駅で食事をしてもなんとか大津まで新幹線の乗り継ぎで帰れる事が分かったので、帰る事に決定。東北福祉大学前駅で新幹線の指定をすると、
「あ〜、あと3枚でしたね」
と言われる。

なんとラッキーな事よ。ラッキー池田である。

仙台駅前では、NAKOP先生にご案内いただいて、牛舌の美味しいお店に行く。北川さん、赤坂さんとも一緒。ゆでタン、牛タンの刺身、スモーク牛タンなどを楽しみつつビールと、食事。新幹線が出るまでの一時間であったが、堪能させていただきました。ありがとうございました。

新幹線の中では、ブログを書き続ける。新幹線に乗る前に、おつまみと仙台の地酒を買ったのだが、それに手もつけずに、ただひたすら書き続けた。実にいろいろな事のあった一週間であった。書くとは、自らの歴史を綴る事であるとユネスコの学習権宣言では述べられているが、なるほどそうだなあと改めて思う。

新横浜駅に着く時ちょっと空を見上げたら、月だ。月齢で言えば12ぐらいの月だ。芭蕉の連句集、俳諧七部集の内の一つである『猿蓑』にある

「市中は物の匂いや夏の月」凡兆

なんて句をちょっと思い出す。

そして、
(朝の6:36に神田を出て仙台。そして、夜の22:51には、京都を出て大津京に向かうか)
と思う。なんて移動距離なのだと思う。芭蕉の『奥の細道』の移動距離を一日でやってしまったかのような感じだなあ。

私の2008年の夏、前半はおかげさまで充実して過ぎようとしている。北京オリンピックや野球の甲子園などで世間は盛り上がっているのだろうが、私にはそれはほとんど関係のないこととなっている。

北京オリンピックや野球の甲子園より、面白くて大切な事が私の周りにたくさんあると言う事でもあろう。これは、実にありがたいことである。

さ、久しぶりに会う娘はお父さんの事を覚えているかなf(^^;。

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コメント

3会場でお世話になりました。

浦霞とか八海山とか日高見、お土産に用意しとくと良かったですね。

東京で見たお子さんの写真、かわいかったです。

佐々木です。遠路はるばるみちのくの地にやってきてくださってありがとうございました。残念ながら諸般の事情で、池田さんの講座は受けられなかったのですが、以前から気になっていたことがあります。「たほいや」ってなんですか?文献とかありましたらご紹介ください。
「猛獣ショー」はやはりなぜ猛獣が誕生したのか、その理由について詳しい説明がないと、ただのショーになってしまいますわな。私も猛獣の一人として同感です。

いやあ、三会場でお会いするとは。
こちらに戻って久しぶりに少しだけのんびりです。
高館は私も行ったことがありますが、いいところですね。

佐々木さん、池田です。
「たほいや」ですが、「授業づくりネットワーク」では
http://www.jugyo.jp/cgi/db/database.cgi?joinkeys1=&joinkeys1=&joinkeys1=&joinkeys2=&joinkeys2=&joinkeys2=&joinkeys2=&value3=&keys4=&keys5=%82%BD%82%D9%82%A2%82%E2&value6=&keys7=&joinkeys8=&joinkeys8=&IDv001=&IDn001=AND&word=0&print=10&INDEX=
のようになっています。藤川さんのストップモーションの記録が一番分かりやすいかなあ。辞書ゲームです。

猛獣の誕生の理由。私はとても興味があります。恐らく、私が『こんな時どう言い返す』を書いたのと同じような理由の気もしています。

遅ればせながら、きときとです。
新潟でいろーんな方にお会いして、いろーんな方にお世話になりました。
「学生時代も今も、池田先生にお世話になっています」というと、みなさん嬉しそうな顔でいろんなことを教えてくださいました。
先生がいらっしゃらない場でも、池田POWERの恩恵を受けています(^^)

なにを聞いてきたのか、知りたいような知りたくないようなf(^^;。

いろいろな方にお世話になって力をつけて、それを子どもたちに降り注いでください。それが皆様へのお礼になりますから。

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