8/9 今日からディベート甲子園
8/9
五時前に目が覚める。リビングの窓を開けて風を部屋に入れる。外は朝焼けだ。昨日の花火とはまた別の美しさである。
今日からディベート甲子園である。
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大学に移った事で、直接授業外で、学生を指導するという場面はかなり減った。というか、日本の教師は何でもかんでも指導をまかされているので、多すぎたのかもしれないが。いまは、授業に関わる指導がほとんどで、掃除や給食の指導なんてのはない。ゆとりがある。
もちろん、合唱コンクールや体育大会の指導がないというのは、大変さがない分楽ではあるが、しかし、ちょっと寂しいと言えば寂しいかなあ。ディベート甲子園に向けて自分のチームを持っていないというのも、同じだなあ。
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時間と言うのは、実に相対的なものだから、忙しいときはどんどん過ぎ去って行く。(あと一週間あれば、いやあと一日にあればもう少しいい議論を確定することができるのに)
と胃をキリキリ痛めながら指導に勤しんでいた時間は、あっという間に過ぎて行っていた。ディベート甲子園前の顧問である私は、夏休みなんて言葉は、どこかに言ってしまうほどのものであった。
全国大会の会場に入り、自分のチームがどこの学校と対戦するブロックに入ったのかを確認し、まだ一つも勝敗表に結果が書き込まれていない姿を見て、
(うしゃあ!)
と気合いを入れていたあの時間。
(ああ、この三日間で、これまでの今シーズンの指導のほとんどが終わるんだなあ)
と開会式が始まる前から変な感動をしたりしていたものだ。
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N700系に飛び乗り、品川を目指す。そこから白山にある東洋大学に向かう。
今年も、いいゲームに出会えますように。生徒の人間的成長に繋がるようなディベートが行われますように。
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