夏雲あがれ
8/13
娘の寝返りの動きで目覚める。踵が顔にヒットする。
ふう。
家に帰ってきたなあ。
私は布団が変わると寝られないということは、ない。まあどこでも寝られる。畳の上だって、フローリングの上だって寝られる。ではあるが、いつものベッドで娘の寝返りを感じながら寝るのは、やはりいい。
◆
娘の用事にあれこれ一日付き合う。
昨日帰ってきた時、とてもうれしそうな顔をしたと思ったら、その後警戒の顔。ま、しばらくそうかなと思っていたら、今朝はもう大丈夫。
抱っこして、娘の何を言っているのか分からないが、私に向かって話しかけてくる言葉に、
「そーだねー」
と相づちを打つ。
◆
リビングに転がり、琵琶湖の上に広がる夏雲を鑑賞し、
(ああ、『夏雲あがれ』を読み直したいあ)
と思ったりしながら過ごす。
その寝転がった私の体の上を娘がよじ上りながら過ぎて行く。
◆
久しぶりに娘と一緒にお風呂に入り、近くのホテルの打ち上げる花火をテラスで鑑賞し、ツアーの疲れを解す。奥さんに感謝。ありがたいことだ。
ゆったりの一日であった。
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コメント
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池田さんの空の写真は本当にいいですね。
琵琶湖の空にはいつもこんな雲があるのか、それとも、それを見つける池田さんがすごいのか・・・・・・疑ってしまいます。(もちろん後者です。笑)
私の頭の上にも、こんな素晴らしい雲があるはずなのに、気づかない(目を向けようとしていない)自分の毎日を見直さなければという気持ちになりました。
投稿: 門島 伸佳 | 2008/08/16 21:02
ありがとうございます。
天智・天武・持統天皇が産湯を使った三井寺。薬師寺東塔を「凍れる音楽」と称したフェノロサが眠る三井寺の塔頭。
木曾義仲のお墓がある義仲寺。義仲を慕って同じ場所に眠らせてくれということで芭蕉の墓もここにはあります。
比叡山の山麓には紀貫之の墓。
石山寺では紫式部が源氏物語の構想を練っていたとのこと。
この写真に写っている場所と、この風景が見える場所には上記などのあれこれがあります。彼ら彼女らはこんな景色を見ていたのだなあと思うと、それだけで一日過ごせます。その途中に、一枚パシリと写真を撮るって寸法です。
風景が私にシャッターを切れと命令しているってことですね。
投稿: 池田修 | 2008/08/16 22:41