久しぶりに京都市内に出かけて行った
久しぶりに京都市内に出かけて行った。お気に入りの「東龍」で中華麺を食し、「一保堂」でお茶を購入し、本日のメインイベントに向かう。娘の胎内毛で筆を作るのである。
娘は生まれたときから毛がフサフサあり、一歳前には相当髪の毛が長くなっていた。もっと早くに切ってあげても良かったのであるが、筆を作るために頑張って伸ばしていた。で、切った髪を持って専門店に持参したのである。
何の毛の筆でもそうであるが、一度ハサミを入れてしまった毛は筆にはならない。人間でも同じ。だから、一生に一回しか作れないのである。
出来るだけたくさん作ってあげたいと思い、伸ばした髪の毛。うまくいくと大筆一本に、小筆を二本作ることができそうである。桐の箱に入れて仕舞い、嫁入り道具に持たせるわけである。
この注文をやっと終えることができて、一安心である。ふう。
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せっかく久しぶりに市内に出てきたので、あれこれ見て回ることにする。まあ、家から京都市内まで15キロぐらいしかないので、行こうと思えばそんなに大変でもないのだが、娘の食事やら何やらのタイミングとかを考えると、なかなか出にくい。
なもんで、出てきたときにエイヤッ!と買い物をしたり見て歩くのである。外で美味しいものを食べるのが難しいので、うちで食べられるように面白い食材を購入。久しぶりに、子羊の肉も買った。
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今まではすべて抱っこかベビーカーだったが、今日は靴を履かせて少し歩かせることもできて、なかなか新しい展開があった。
もちろん、どちらからがマンツーマンディフェンスをすることになる。娘を見ながら周りの動きを確認し、歩行者に迷惑を掛けないかどうかなど気にしながら。
お父さんとしては、娘の手を引いて歩きたいのであるが、我が娘は一切これをしない。なんでも自分でやろうとする。
果たして、手をつないでお散歩する日は来るのであろうか。
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