数少ない夏休みの一日
9/11
今日は数少ない夏休みの一日であった。
スケジュールには、本当に何も書いてない。何も書いていないので不安になったが、確認をして休む事にする。
私が夏休みがないのと同様に奥さんにもない。私がデンマークに行ってしまい、なおかつ娘がちょっと病院にいったりしていたので、実家から早く帰ってこなければならず、娘の世話で一日自分一人で自由に動ける時間というのは、本当に無かった。
そして、この後の私のスケジュールを見ると、これからも忙しいわけで奥さんが自由に動ける時間はこの日ぐらいしかないなあということで、奥さんを解放して私は一日中娘の子守りである。一日ぐらいであれば、娘と一緒にいるのは愉しみであるが、ずっと24Hというのは、やはり大変である。だから、解放である。
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保育をする予定で、布団でごろごろ遊んでいたのだが、午前中は、今頃襲ってきている時差ぼけによる睡魔に打ちのめされて寝続けてしまった。
娘は私の体のどこかに自分の体の一部をくっつける程度の距離で、何やら遊びをしている。ときどき私の顔のところにやってきて、私が生きている事を確認して、また遊び始める。
これを繰り返しているうちに、娘も午前中のお昼寝となる。
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昼ご飯は、バナナとヨーグルトとミルクである。娘はバナナがことの外好きで、よく食べる。最近は自分でスプーンを持って食べる事を覚え、自分で食べると意志を表すようになる。見ていると面白い。
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ゆったりと午後を過ごしたいところであるが、私がマックに向かってあれこれしていると、近くに寄ってきて
「あああああああああああ!」
と叫ぶ。
『ハイハイ』
と抱っこ。抱っこすれば何事も無かったかのように落ち着いて、あちこちをきょろきょろするのである。
片手でキーボードを入力できるようになっておく必要があるかもしれない。
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近所に、就学前の子どもたちが遊ぶ施設があるので、行ってみる事にした。丸い木がたくさん入っている木のプールをはじめとして、あれこれの遊具がある。しかも、無料である。駐車場代も90分は無料である。
大津市はこういうところにお金をかけているなあと思う。ま、それなりに高い住民税を払っているので、きちんと活用したいとも思うが。
中に入ると、同い年ぐらいの赤ちゃんがたくさん。娘は少し戸惑っている様子。それ以上に戸惑っているのが、私。そりゃあそうだ。平日の午後に娘を連れてここに来ている男性は、孫を連れてきているおじいちゃんぐらいしかいない。完全に浮いているのは、私である。
かつて、いわせんさんが育児休暇をとった時、育児ノイローゼになったというが、分かる気がする。こんな時間に娘を連れてきている旦那さんである。何か特別な事情があると思われているのが、よーくわかる。
ま、それでも娘はしばらくすると、遊具になれ環境にもなれ少しずつ遊び始めた。私は本を読んだり、娘を見たり、写真を撮ったりしながら過ごす。これもいいだろう。
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さらに、ガーデンに行こうかと思ったが、娘の午後のお昼寝の時間が迫ってきたのでこれは諦めて自宅に戻る。添い寝をしたらあっという間に寝てしまった。
しかし、こんな風に過ごしながら家事をこなしている奥さんに、改めて感謝の念を抱く。私には出来ないなあ。
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夜はぐっすりであった。
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