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2008/10/08

「先生、お返事を頂きました」

本学の児童教育学科児童教育コースでは、教育の研究者を育てるのではなく、教育の実践家を育てようとしている。もちろん、実践家から研究者になってもいいのだが、基本は実践家を育てようとしている。

そこで、二回生の演習では実践記録を丁寧に読むことにしている。前期は、『大人が子どもと出会うとき 子どもが世界を立ち上げるとき』を読み続けた。この本を読む中で、著者の竹内常一先生にお越し頂いて学生全体に講義をして頂いた。

そして、最終課題としてこの本の中で取り上げられている実践について、その実践家に自分たちが学んだことと感想文を送るというものを学生たちに提示しておいた。実践家の連絡先も各自が調べると言うことにしておいた。

そしたら昨日の「学級担任論」の授業の前に、学生たちがやってきて
「先生、お返事を頂きました」
と言うではないか。
何かと思ってその手紙を見ると、ある章の実践家からの手紙であった。
学生たちは非常に嬉しそうにしていた。
とてもありがたいことである。

ただ、私には分かる。
これから教師になろうとしている学生たちが、自分の実践で学び手紙をよこしてくる。もし、私であればとても嬉しく感じて、なんとか学生たちの学びに応えてあげようと思うに違いない。

そして、この本に載っている先生たちもそのような思いを持つ方が多いだろうと判断しての課題である。

今指導している学生たちがやがて教師になり、実践記録を書き、さらにその時の学生たちから手紙をもらったとしたら。
『君たちはどう思う?』
と聞いたら
「とても嬉しい」
との答えであった。
『だろ(^^)。自分が学べて、さらに人を喜ばせることができるなんていいだろ』
「はい」
『私が書けっ!て言わなかったらこの喜びは無かったでしょ』
「はい」
『教育にはそういう面があるのです』

「先生、このお手紙にお返事を書いた方がいいでしょうか」
『もちろん。そして、無理の無い範囲で文通してもらいなさい』
「?」
『コネではなくて、人脈です。大学以外に、または君が教師になったら勤務校以外にいろいろなことを話せる先生がいるというのは、あなたの財産になりますよ』
「はい」

ということで、勝手にこれからも手紙を書くように指導してしまいました。
先生方、よろしくお願いいたします。

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