「自然には理由がある」
ふう、一日を乗り越えた。
風呂から出て、リビングで寛ごうと思ったら、
「ングウウウウウウウウゥウ。ングウウウウウウウワゥウ」
という音が外から響く。
なんだろうと思って外に出てみると、琵琶湖の湖岸にいる渡り鳥の鳴き声のようである。詳しい方、何の鳥だかお分かりでしょうか。
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ノーベル賞が、賑わっている。特に興味があるわけでもないが、新聞記事を読む。そこで、いくつかのことばに出会う。これがいいんだな。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040193000c.html
から引用開始 ーーーーーーーーーー
研究室の学生がスポーツ大会で身に着けるシャツには、益川さんの「自然には理由がある」という言葉が印刷されている。
引用終了 ーーーーーーーーーー
名古屋大学の研究室である。私はこれを読みながら、「子どもには理由がある。ただ、本人にも、教師にもなかなか理由が分からないだけである。」ということばを思いついた。実際にそうであると思うが、ノーベル賞の先生のことばをもじっているので、ちょっと情けないf(^^;。
他にも、いくつかこれからの研究生活の支えとなるようなことばを手に入れることができた。学校教育現場にいたときであれば、心にヒットしなかったであろう。立つ場所が変わると、見え方も変わるのだと改めて思う。
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大学の授業では、小論文の書き方を指導。ではあるが、なかなか書かない。
今日は、今まで教えてきた内容を以下の項目に従って復習。
1)日頃の準備
2)案の構想
3)構成
4)執筆
5)見直し
6)提出
下位項目に具体的なものを示しつつ、説明。自分に何が足りないのかを自覚させることが大事だと思ってのこと。来週は、実際の問題の中から特徴的な問題を取り上げて、2)の部分をさらに考察する。
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午後は、高校での模擬授業。道路が混んでいそうなので早めに出る。30分前に到着。良かった良かった。ではあるが、開始の時間までタオルを取り出し、机の上に突っ伏して寝る。
教室の案内の合図で起きる。そしたら、本学の看護学科の先生に会う。いやあ、それも気がつかないぐらいに寝ていた。体調の悪いのを見て
「赤ちゃんから貰った風邪は強い菌だから気をつけてね」
と言われる。なぜなのかを伺ったが分からないとのこと。誰か詳しい方、お分かりでしょうか。
2コマ授業をしたら、声がかなりまずい状態になってしまった。熱も出てきたので帰りは、安全のために高速道路を使う。ゆっくりと80キロに届くか届かないかのスピードで流す。信号や対向車、さらに飛び出しがないのが楽である。これが功を奏して、家に着いたときにはかなり楽になる。
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風邪でずっと飲んでいなかったのだが、今日は
(ん、飲もうかな?)
と思えた。
ので、ビールを一本だけ飲む。
ひゃああああ、ビールだ。
少し飲めるようになったのは、復活の兆し。
そろそろ治ってね、私の体。
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先生、かなり風邪、ひどかったのですね。大事になさってください。さて、先生の語る担任論にとても興味があります、というか学びたいです。いつ、出版されますか。早く、早く、出版してくださいね。
投稿: shinji-akasaka | 2008/10/09 11:20
ね、いつ出版なんでしょうねf(^^;。 私も早く読みたいです。
だから、池田2号が書き始めてくれるのを応援したいのですが、池田2号がいないので、1号の頑張りに期待するしかないのです。
って、期待しているのは池田何号でしょうかf(^^;。
投稿: 池田修 | 2008/10/09 21:13