そうだよ、やるんだよ(^^)
なんとか授業の準備が終わり、90分間の授業も終えることができた。
うがいをしたら、喉から血が出てきた。
あ、体弱っているなあ。
この程度で、喉から血が出るなんて。
◆
学級担任論は、授業していて面白い。
ま、私はどの授業も面白いのだが、面白い。
何が面白いのかと言えば、
1)初めての授業なので、作るのが面白い。
2)学生の顔色が変わるのが、面白い。
3)自分がやってきたことを別の視点から振り返ることができて、面白い。
◆
1)これは、人にもよるだろうが、私の場合はこれである。いままでない授業をあれやこれやと作って行くのは、本当に面白い。これをそのまま本にするといいのかもしれないが、どこかでそういう企画ならないかな。
2)教師を目指して授業を受けている学生たちには申し訳ないが、私のこの授業を受けている学生たちの顔色が、どんどん悪くなるのが分かる。簡単に言えば「え、こんなにやるの。→ こんなにやらなければいけないの。→ こんなのできない」というふうに顔色が変わって行くのである。
そうだよ、やるんだよ(^^)。今のうちに分かっていて良かったね。中に入ってから理想と現実の違い、甘っちょろい思いと事実との違いに打ちのめされる前に知っておいて良かったね。今なら勉強する時間がある。この仕事のむこうに、君たちが描いている教師ならではの仕事の喜びが待っているんだからね。
3)自分でも、その渦中にいるときには気がつかなかった学級づくりのあれこれについて、教える立場で見直してみると分かることがあり、これは一つのご褒美である。もちろん、これを授業に活かすこともあれば、そうでないこともある。
今は概説の部分が多いので、学生たちは面食らっていると思うが、これから各論に入ったら、それでは終わらない。それぞれの学生が、担任としてどう振る舞うのかを問われるような課題を設定して、この学級担任論を進めて行く予定である。
◆
研究室に戻ったら電話。
え、私が? そうですか、勉強させて頂きます。
原稿依頼である。
ご縁のなかったところからであるので、びっくり。
勉強させていただきます。
◆
学生の課題のレポートをチェックしていたとろこに、以前教えていた学生がやってきた。
『どうしたの?』
「小論文を見て頂きたいのです」
聞けば小学校資格認定試験の一次試験に合格し、来週二次試験があるとのこと。よくやった。この試験、合格率は15%ほどのものだ。
よーし、そうとなったらしっかりと小論文を読んであげましょう。来週持ってくる? よし、そうしなさい。見ましょう、見ましょう。
◆
しかし、風邪からの熱には勝てず、ちょっと早めに帰宅。
学生たちの授業掲示板にあれこれコメントをできるだけして、お酒も飲まずに、寝ます。
明日は一限だあ。
治すぞ、風邪。
◆
あ、「伝える極意」の再々放送は昨日でしたf(^^;。
次回、次々回は、10/13、11/17の19:40〜19:55 NHK教育テレビです。
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コメント
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おからだ大丈夫ですか?
メールを差し上げるのは、久しぶりです。いつもブロクを読んでいますので、先生といつも話しているような気分です。
ぜひ、学級担任論は本にしてください。
私も来年は養護概説を非常勤で担当しますので、参考にしたいです。
先生の授業に臨まれる姿勢(準備)にいつも感動しています。
後期の授業がんばってください。
投稿: 柴崎 卓巳子 | 2008/10/08 10:12
ありがとうございます。大阪のお好み焼きを食べて元気を付けたいところであります。
授業の準備、楽しく面白いのですがそれは人間、面倒だなあと思うこともあります。ですが、私の恩師たちはきちんと準備をされて大学の授業をされていたのをいまでもはっきりと思い出すんですよねえ。手を抜こうとすると、
(池田、サボっているんじゃないよ)
と声が聞こえてきます。恩師とは厳しいのがありがたいものだと、今改めて思っております。
ある恩師は、
「池田、大学の授業は一年やったらそのまま本になるようでなければダメなんだな」
と話されていました。私が中学校の教員のときにです。
私の場合、二、三年やったら本になるかなあf(^^;。とにかく来週の準備です。
投稿: 池田修 | 2008/10/08 11:22