あれ、あれさ、妻夫木じゃないか?
ふう。
明日の学級担任論と来週の学級担任論の準備が終わった。
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今週やることが多いので、来週の授業の準備ができそうにもないので、今日必死に行った。ま、もちろんその前に必死に「ブラックジャックによろしく」を全13巻を必死で読み切りましたが。
この「ブラックジャックによろしく」のドラマ版は、思い出があるんですね。私の東京の住まいは、聖蹟桜ヶ丘なのですがここがロケ地なのです。この番組が放映されていたとき、私は14条特例で大学院に派遣されており、修士論文と格闘していたときに収録されていた訳です。
『あれ、あれさ、妻夫木じゃないか?』
「え?」
っとリビングで多摩川を見ていた私は、驚いて奥さんに確認しました。すると、どうやらそのようでした。慌てて飛び出してみるとまさに収録。それも最終回のラストシーンでした。
いあや、あの番組は良かったなあ。なんというか、成長ものには弱いんですかねえ。今回マンガで読み直して、やっぱりいいなあと思う訳です。
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授業の準備というのは、いつもスリリングだなあと思う。
特に大学での授業は一発勝負で繰り返しなし。そして、最新情報も入れる、基礎的な理論は押さえる。作業を入れる。出典は示す、できればその出典の本の現物も揃えるということをするべきだと思っているので、ぎりぎりまで準備が終わらない。
このぎりぎりまで準備をするというのが、ちょっと「ブラックジャックによろしく」に似ているかなあなんて、思う。
感覚からすると授業は、6割が準備、2割が授業、2割が課題チェックなどという感じかな。この比率は他の大学の先生と比べるとどうなのかなあ。ま、当分変わりそうもないので、比べたところで意味はないのだが、ちょっと興味はある。
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さて、次は今週末の「明日の教室」の資料づくりだ。糸井先生、野中信行先生からはもう届きましたよ。9pものの資料です。すごい資料です!
みなさん、お越し下さいね。
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コメント
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こんにちは。
まさか池田先生が「ブラックジャックによろしく」をご存知とは・・・
先生のキャパの広さに改めて驚きました。(笑)
大学の授業は、思えば一発勝負なんですね。
繰り返しなら「ここは流れが悪かったな。」とか修正点を次の授業に生かせますが、そうはいかないんですね。
ただ「6割準備」にはびっくりしました。
大学の授業は、「毎年、使いまわしなのかなぁ。」と勝手ながら思っていたので^_^;
すいません。
でも、授業までに色んな事をリサーチし、授業にもっていくというスタイル・・・さすが池田先生です。
だからあんなに深い話が出来るんですね。
私も日々精進です!!
ありがとうございます!!
投稿: かと茶 | 2008/11/11 18:05
>>ただ「6割準備」にはびっくりしました。
この授業は今年が一年目ということもあり、準備に力を入れている部分もありますが、そういう感じだなあ。他の授業は準備よりも、授業のあとの方が比率が上がるかな。
千葉大学名誉教授の宇佐美寛先生は、「教育学とは雑学ですから」とも仰ってます。とにかくやたらと知識を貯えることですね。
投稿: 池田修 | 2008/11/12 07:34
「ブラックジャックによろしく」のドラマ放映はちょうど私の院生時代でした。もちろんマンガも読んでいましたが、ドラマの内容を院生時代の私にも重ね合わせて見ていました。
医師ではなく、教師なので「坊ちゃんによろしく」なんていうパロディーで授業の課題として提出したりして……。
投稿: 虎穴 | 2008/11/13 09:42