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2008/11/11

さ、後輩よ、続け

学級担任論。本日は、

【学級の環境作り】 子どもは生活リズムと環境を土台にして学習を行う。そのために重要な「座席・掲示物・給食・掃除・教室美化」について指導方法を考える。

ということであったが、半分しか終わらなかったf(^^;。生活のリズムとは何か、生活のリズムの重要性、生活のリズムの整え方、生活のリズムが学習に及ぼす影響などの説明から、学習環境の座席、掲示物、給食指導と行ったのだが、途中でアウトであった。

自分で中学校で仕事をしていて、そして大学で教えてみてやっぱり思うのは、「これは教員の仕事なのだろうか?」ということである。深夜まで起きていて体調を悪くしてそのまま学校に来る。あたり前であるが、それを止めさせるのは親である。学校ではない。学校ではないのだが、学校がそれを担っているのが現実である。

学生たちに話した。

『こうして、なんで生活のリズムが崩れていることが悪いのかをきちんと保護者会等で親御さんに伝えることが大事になるんだな。

だが、問題は保護者会に来ない、来れない人たちだ。そして、生活のリズムを崩している子どもの親御さんたちは、多くの場合この保護者会にはこない。説明しようにも、いないんじゃ無理だね。だから、教師はあの手この手を使って情報を届けるんだな。本当にあれこれやってね』

教師は子どもの家庭の状況を知っている部分がある。だから、その子に応じてなんとかしようと思う。家庭によって生活のリズムが崩されている子どもがいる。親を直接批判することは、しないほうが良いと思う。

だが、時と場合によっては受け持っている子どものために、親御さんにも文句を言わなければならないこともある。子どももいない若造の「先生」が、人生の先輩である「親」にである。空回りしてでも、空振りしてでもやらなければならないときもある。なぜならば、担任だからである。

■□■

久しぶりに6限の授業。教育実習の事前指導の授業である。3回生の授業で私の担当ではないのであるが、今日は私が指導した4回生が教育実習の報告をするので聞きに行った。今日の教育実習は、後期の実習である。

彼女らのスピーチを聴いていて、
(成長したなあ)
と素直に思った。

教育実習をする前とした後では、学生はがらっと変わる。声が変わる、姿勢が変わる、授業を見る目が変わる。教育に対して懐が深くなるのである。私からするとやっと学生から、教育を担う後輩の一歩目を踏み出したという感じである。

不測の事態は毎日のように起きる。その瞬間、実習を終えた学生たちと指導している私たち教員は思わず笑う。しかし、三回生の学生たちは、きょとんとしている。トラブルを乗り越えた話をしている彼女らは、明るくこれを語る。愉快愉快。

話を良く聞いていると変な感触にも包まれた、
(あれ? この話どこかで聞いたなあ。あ、俺が話したことだ)
ということがたくさんあった。どうりでよくわかる話だf(^^;。

恐らく彼女らは、私が授業で説明している時は
(そんなこといったって、大げさじゃないの?)
(本当なのかしら?)
と思っていたであろう。

だが、彼女らはその私が説明した言葉を使って後輩たちに、「〜した方がいいよ」と話している。私の指導が届いたんだなあと思えてきたら、嬉しくなった。

中には、
「自信を持って橘大学の教職課程で学んでください。そんじょそこらの大学の教職課程なんかじゃ比べ物にならないぐらいの指導を私たちは受けています」
と言う学生がいて、それを他の発表者たちが聞いて大きくうなずいていた。

厳しく指導を重ねてきて良かったと思った。

授業後、発表者の学生たちに一言ずつ声をかけた。
みんないい笑顔だった。

さ、後輩よ、続け。

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