寒いのに、タクシーはなかなか来ない
午前中は授業の準備。来週の学級担任論の授業の準備である。怒濤の11月なので、少しの時間を使って準備をしなければならない。まだ他にやらなければならないこともあるが、まずは授業の準備である。
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娘が、頭を下げるようになった。
『これ、お母さんのところに持って行ってね』
というと持って行くようになってきた娘である。
『おー、いい子だねえ。ありがとう』
というと、嬉しそうに頭を下げるのである。
びっくりした。
そういえば、
『お風呂に入ろう!』
と声をかけると、すぐに風呂場に向かい湯船のお湯をかき混ぜて、入れてくれえというような動きを見せるようにもなっている。服を脱がそうとすると、自分でも脱ぐのに協力する。
成長しているなあ。
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ちょっと寛ごうとして、ベランダでハンモックに乗ると、はじめの頃は怖がっていたのに、自分も乗りたいと主張するようになった。いつまで一緒にハンモックに乗ってくれるかどうか分からないが、乗りたいだけ乗せて挙げよう。
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お昼前に家を出る。今日は堺市教育センターで講義である。「堺・教師ゆめ塾」で2時間30分の講義である。140人の前で話すのは久しぶりであったが、まだマイクなしで大丈夫であった。
休憩時間は5分しか取れなかったので、受講生には申し訳なかったが折角の機会なので、伝えることを丁寧に伝えたいと思ってやっていたらこうなってしまった。
1)授業をつくる
2)生徒指導を考える
3)生徒指導を踏まえた授業の運営
という三本柱と、「教職を目指す諸君へ」で教師の仕事について話し、「もう一度、教職を目指す諸君へ」で、いますべきことと、期待することを話し、参考図書を提示して、おしまい。質疑の時間が取れなかったのが申し訳なかったが、勘弁してね。
その後、教育委員会の担当の先生と四方山話。これが勉強になる。なるほど、なるほど。立場が違うから視点が違う話もあれば、立場が違っても同じ話もある。これが勉強になるんだなあ。
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南海電車に乗って、なんば経由で大阪。さらには高槻へ。「All関西教育フェスタ」の同窓会である。
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ここに来て、企画をしているメンバーは、かなり意識の高い諸君である。なんていったんて、自分たちで企画を立てて運営しているメンバーである。
ではあるが、まだまだのところもある。連絡が不十分であったり、一般的なご招待の仕方がちがっていたりとかである。一回のミスなら知らなかったのね、で済む学生さんたちであるが、もう三回目である。ちょっとこれはまずいだろう。
きちんと教えなければならない。でないと、折角良いことをやっているのに、評価されないし、力もつけない。
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途中で、参加していた土作先生と一緒に大人の打ち合わせということで会場を出て、土作先生ご推薦のとある立ち飲みやに向かう。ここがなかなか良かった。店を切り盛りしているお姉さんも良いし、お客さんたちも良かった。
一人、びっくりしたのだが、あの私が通い詰めていた時代の下北沢のことを知っている方がいた。本田劇場に関わって勤めていたそうだ。陣太鼓、トラブルピーチ、クリアダンサーのいたころの第三舞台のザ・スズなりの話を、まさか高槻の立ち飲み屋でできるとは思わなかった。
嘗て、八ヶ岳スキー場のお土産売り場で、ほとんど誰も知らない大好きな「濱田金吾」さんの曲が流れていたことがある。"Sun rise Sun set"であったが、その曲を聴いた瞬間に、
『え〜なんで、この曲が流れているの!』
とびっくりしてレジのところに言ったら、
『え~なんで、この曲を知っているの!』
とレジのお兄ちゃんにびっくりされ喜ばれたことがあるが、その時のことを思い出した。
そのぐらいびっくりしながら、良い時間を過ごす。
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その後、二次会に合流。
やっと肴が食べられる、純米酒が飲めると思ったら、なかった。うーん、がっかり。だけど、久しぶりに稲田塾の前田先生とお話ができたので良かった。今度の明日の教室にも来て頂けるとのこと。良かった。
学生や新人教員のみなさんとあれこれ話していたら、終電の時間になってしまった。慌てて帰る。
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気がついたら、堅田駅であった。
ひえ〜。乗り過ごした。初めての経験である。
寒いのに、タクシーはなかなか来ない。
なんとか帰宅したのは、2時近くであった。
充実した一日であったf(^^;。
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