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2008/03/05

成長しようとする命の傍にいる

東京でのお仕事の初日。朝6時に起きて準備を始める。
7時半に待ち合わせで、8時過ぎに小学校に到着である。
その後、19時30分すぎまで小学校にいた。

まだ、詳しくは書けないが充実した時間であった。
良い小学生たちだったなあ。

            ◆

伺った小学校は私が大学時代に下宿していた梅が丘の近く。校長先生は、私の通った小中学校のある武蔵村山市で勤務していた経験があり、私が中学校の時にお世話になった教頭先生をご存知とのことであった。

ああ、教育業界は狭い。
悪いことはできない。

            ◆

それにしても、成長しようとする命の傍にいるというのは、なんと清々しいことなのだろうかと思う。そこにいられるだけで幸せになれる。そして、困っていたらなんとかしてあげたいと思う。

            ◆

疲れながらも充実した気分でホテルで寛ぐ。
今回のホテルは結構凄い。
22階である。

新宿のビル群が奇麗に見える。
ビルの周りの赤いライトが点滅して、まるで都会の夜が呼吸をしているようである。

見ていると眠くなる。
ああ、眠くなる。
ね、よう。

明日もいいお仕事になりますように。

2008/03/04

連絡 

現在、東京にいます。
メール環境なのですが、なぜか受信は出来て送信が出来ません。
あとで確認してみたいと思いますが、そんな風になっていることをご理解ください。

毛利先生、イクトスさん、メールをしたいのですができません。
よろしくお願いいたします。

下鴨神社の流し雛

授業のない時は、あちらこちらに出掛ける。
京都の大学に来ていて、京都のことを知らないではどうしょうもないので、それこそお上りさん気分もありつつ、見学して回る。

東京にいる時は、地方から来る人に東京のことを案内して回るなんて発想はなかった。そもそも案内してほしいなんて思っていなかったと思う。が、どうも京都に来る人は京都の案内をしてもらうことを望んでいるような気がする。すくなくとも神社仏閣と食事に関してはそんな気がする。

なもんで、国語の中に出てくる伝統文化を実際に味わいつつ、あれやこれやと研修である。本来、教員の研修と言うのもこういうものであるべきだと思う。研修とは「研究と修養」である。教員にとっての研究とは、簡単に言えば指導力を身につけるためのものであり、修養とは人間としての懐の広さや胆を鍛えるものである。

            ◆

私はそのように考えてやってきたが、どうも最近は教員に「研修」ということが言われるとき、前半の「研究」の部分だけを強調しているだけのように思えてならない。それも、目の前にいる子どもに応じた指導方法ではなく、ある一定の方向にだけ正解の在るものを身につけるような研究?である。

私は、そういう方法で多くの子どもたちが出来るようになるとは思っていない。教育ってそんなに簡単なものではない。不確定の条件が無数にある中で、その瞬間にはその答えしかあり得ないことを想定しつつ、作り上げて行くものだと思うからである。

それには、胆の方を鍛えることも大事なのだ。

            ◆

糺の森というところは、気になっていた。下鴨神社である。奥さんは何回か行ったのだが、私は一度も行ったことはなかった。『鴨川ホルモー』を読んで、一度行きたいと思っていたのだがなかなかチャンスがなかった。

私は行動的にに見えるようだが、実は出不精なのである。一度出るとなかなか帰ってこないのだが、実は一カ所に留まっていることが好きなのである。

だが、今回は研修も兼ねてでかけることにした。糺の森のある下鴨神社の流し雛である。
娘の初節句である。なんというか贅沢だなあ。最初の桃の節句が下鴨神社の流し雛か。ま、でも長いこと子どもの誕生を待っていたんだから、この贅沢は許してもらう。

            ◆

私達が着いた時は、ちょっと行事が一段落して、一般民間人が川に雛を流しているところであった。私が娘を抱えて、娘に流し雛を持たせて流す、というか投げる。まだ六ヶ月にもなっていない娘には、流すのは無理。だけど、それで充分。

奥さんが娘を抱えて川の畔に立って、今度は私がカメラマンになって撮影をしていたら、そこに急にカメラクルールがやってきて、インタビューを始めていた。ちょうど人ごみがはけて、動きやすくなったのであろう。

奥さんと娘はどこぞのテレビに放映されたかもしれない。まだ、人見知りので切りない娘は非常に愛想がいいf(^^;。カメラマンさんに可愛い可愛いと言われていた。

            ◆

その後、兼好法師ゆかりの吉田神社の近くで食事をして、研究室に立ち寄り仕事。
明日からの東京での仕事に備えて最終チェックも。

            ◆

夜は奥さんの節句のお料理で楽しむ。主人公はミルクですが。
一ヶ月前におひな様が届いた時には、まだおひな様の前で座らせようとしても寝転がっていたのだが、本番当日は、きちんとお座りが出来るようになっていた。いやあ、人間は一ヶ月で成長するのねと、父はしみじみ喜んだのであった。

正月にも書き初めで書いたが、やはり今日はこの詩である。

引用開始 ーーーーーーーーーー

雛祭の日に

谷川俊太郎

娘よ
いつかおまえの
たったひとつの
ほほえみが
ひとりの男を
生かすことも
あるだろう
そのほほえみの
やさしさに
父と母は
信ずるすべてを
のこすのだ
おのがいのちを
のこすのだ

引用終了 ーーーーーーーーーー

さて、明日からしばらく会えないが、お仕事はお仕事できちっとやろう。

2008/03/03

さ、今週も始まる

いま、私の回りにある教育が大きく動きだしているように感じる。

ディベートの黎明期に感じたような動き方である。
体験したはずもないのに、あの時は
(幕末の志士ってこんなんかなあ)
と思ったものだ。
(こんな閉塞の教育の時代に、これを体験できるって幸せだなあ)
と思っていた。

            ◆

あのとき、私や私の仲間たちはディベートの魅力に取り付かれ、ディベートを子どもたちにきちんと体験させてあげたい、学ばせてあげたい、そのためにはどうしたら良いのだろうかと考えて、実践して研究会で意見を交わし、また実践の場に戻って行った。そんなことを10年ぐらい繰り返していた。

自分で言うのも変だが、その時に有名になろうとか、偉くなろうとかそんなことは考えてもいなかった。結果的に原稿を書いたり本を書いたりすることは出来たが、目の前にあったのは
(このやろう、待ってろよ。ディベートを分からせてやっからな。面白いって言わせてやっからな。力を付けてやっからな)
という思いであった。

            ◆

これが実に幸せなことだと気がつくのは、この後のことである。自分の利益とか学校でのポジションとかを考えずに、ただ目の前の子どもたちに力を注ぐ。これが許されるのは、教師になって10年目ぐらいまでではないだろうか。

家族との生活、学校の分掌、その他もろもろのことが10年過ぎるとのしかかってくる。

            ◆

だが、さらに思うのは今の私は10年後の私から見れば、
(ああ、良い時代だったよな)
と思えるだろうなあと言うことである。
そののしかかってくることを平然と背負って、それまでの経験を携えて今を進んでいるってのは、10年目までの教員には出来ないことでもあるから。

そうだとすれば、今、目の前にあることをやるというのは、とても大切なことなんだと改めて思う。ビジョンを持ちつつも、今の課題に向かう。今しか出来ないことをやる。

さ、今週も始まる。

琵琶湖毎日マラソン

本日は、籠りで子守り。
娘が寝っ転がっている布団を干し、洗濯物を干し、本を読み、原稿を書きとしていたら、お昼だ。

琵琶湖上空をヘリコプターが旋回している。

青梅に住んでいた時は、二月にヘリコプターの旋回があった。青梅マラソンである。そして、西大津の上空のヘリコプターは、琵琶湖毎日マラソンである。

            ◆

いつもうろうろしているところが、テレビの画面から流れるのは実に変な気持ちである。同じ風景なのに同じに見えない。

なんでだろうか。おそらくそれは、編集の違いなのであろう。
私が見る見方と、カメラマンが写し、ディレクターの指示でスイッチャーが切り替える画面から見える見方とが違うからである。

(そんな風に見えているのね)

と思いながらテレビで応援した。

            ◆

が、まあ気分転換だと思い娘を乳母車に乗せて、応援に出掛ける。自宅から一番近い場所。琵琶湖の沿道から皇子山陸上競技場に向かうコーナーのところである。約40km付近である。

選手到着の15分ぐらい前にその場所に着いたのであるが、ラッキーなことにほとんど人はいない。娘を抱っこして一段高くなった場所に立つ。先頭の選手が来る前にいろいろな車が来る。警備や大会本部や実況中継の車は分かるが、距離の計測のための自転車が5台ぐらいやってきた。
ふーん、当日も実測するのね。

            ◆

で、先頭の選手がやってきた。
なんかジョギングをしているかのような軽やかな足取り、スピードであった。ちょっとびっくり。あんな感じだったかなあ。それでも

『頑張れ、頑張れ』

と娘の手を振って応援したが、あまりの周りの歓声に娘は驚く。
(をを、こんなことにも反応できるようになったのね)
と喜んだりする私。来年は歩いてこられるかな?

んなことを思っていたら、日本人トップの選手もやってきた。
(北京オリンピック頑張ってね)
と応援する。

            ◆

一日中、娘と一緒の日だった。

2008/03/02

菜の花のパスタ

春を迎えて近くのガーデンが再開した。
気の抜けないところであるが、リフレッシュも必要。
三人で散歩に出掛けた。
スミレとクリスマスローズと十月桜と柊南天が咲いているぐらいで、まだまだであったが嬉しい。

受付のおばちゃんも娘との再会を喜んでくれて
「まあ〜、可愛い。お肌真っ白!」
と言いながら手で娘の頬をすりすり。
そして、
「エキス、エキス」
と言いながら自分の頬になすり付けていたf(^^;。

            ◆

帰りにスーパーに行って買い物。菜の花を購入。
よし、昼ご飯はこれだ。

昼ご飯は、菜の花のパスタである。
アンチョビにハーブをオリーブオイルで熱して、茹でたパスタと菜の花に絡めて食べる。

っは、うまひ。

春を口の中全部で味わう。
むごごの、ふひふひである。

外をミシガンが通る。

Ship


            ◆

その後、研究室で原稿書き。「月刊国語教育6月号」である。
気がついたら、外は暗くなっていた。

ふう、あと半日で仕上がるな。

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