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2008/04/04

桜の精霊が宿っている

大学のすぐそばにある、岩屋神社の桜である。
こんなに見事なのに、私以外誰もいなかった。
坂道を上り詰めた山の斜面にあるからだろうか。

桜の精霊が宿っているんだろうなあと、思わず思ってしまう。
新入生キャンプの無事を祈願した。

写真をクリックして、ぜひ拡大して見ていただきたい。

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本学ではオリター諸君が

昨晩は、京都市内で糸井先生などと打ち合わせ。新しい企画を動かすための打ち合わせ。ぎりぎり終電の一本前までやってしまった。新しいことをやろうとするには、さまざまなタレント(才能)が集まる必要があると思うが、京都にはそのタレントが集まっているなあと改めて思う。

            ◆

午後から会議を三発。

授業の担当者会議、全学懇談会、全教職員懇談会と続く。全教員の自己紹介が続く。これがとても面白い。一人の持ち時間が30秒なのだが、みなさん絶妙なスピーチを重ねていく。壮大な連句を聞いている感じすらする。面白いなあ。

その後、理事会からの今後の学校法人の運営の方針に付いての提案がされる。うーん、すごい。京都橘学園は、そこまで考えてそこまでやるかというところまで、哲学とプランを具体化させている。

それを作り上げるスタッフであることに、倒れないようにやらなければなあと思いつつff(^^;、ちょっと感動していた。

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それにしても、オリター諸君ががんばっているので、こちらも時間を有意義に活用できる。当たり前だが、中学校では担任が学級づくりの最初をしながら、授業づくりをして、会議をしてという四月を過ごす。

ところが、本学ではオリター諸君が担任が行う事務仕事や学級づくりの最初の段階をまわしてくれる。相手が大学生であるということもあるが、一年間大学で指導を受けてきただけの彼らが、必死で一年後輩の学生たちの、大学生活のスタートを支えている。私は彼らオリターの体調を心配し、困ったことがないか確認しているだけである。

四月を順調に動かそうと、あちらこちらで懸命にその仕事に邁進している。そんな大学が京都の山科にあるってことを、多くの人に知ってほしいなあと思う。

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2008/04/03

一本の桜を植える

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朝五時に起床。日の出を拝んでから京都市内に出かけていく。市内の桜が盛りになっきているので、このタイミングで出かけることにした。

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山中越えで北白川を抜けて京都御苑へ。ちょっと確認したが、ひろーいので、パス。続いて岡崎公園へ。疎水沿いの桜がちょうど見頃。いやあ、美しい。

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車を止めて市立美術館沿いの桜をベンチで愛でる。娘にミルクをあげながら私たちも食事。パンと紅茶。うららかな日差しを受けながら、桜の花びらからの木漏れ日を受ける。滋賀県に住んで、季節のいいときに京都に出かけていく。これがいいんだなあ。

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賀茂川沿いを北上して、桜を愛でながら帰宅しようと思ったのだが、上賀茂神社もちょっと立ち寄っていこうということになった。すると、面白い祭りがあったので、見学。京都は毎日どこでもお祭りをやっている感じだ。

さらに、娘にプレゼントをあげることができた。それは娘が生まれたときに、ぜひやりたいなあと思っていたことだ。娘が生まれたときに、一本の桜を植えることだ。

ソメイヨシノは盛りが50年ぐらい。寿命は100年ぐらいという話を聞く。娘の誕生と同時に、どこかに植える場所はないかとあちらこちらを探していたのだが、意外とない。桜そのものは売っているのだが、植える場所がないのだ。

ところが、上賀茂神社を歩いていたら、上賀茂神社に桜を植えてくれるという企画があったのだ。しかも、名札をつけてくれるという。銀行にお金を下ろしにいって、お願いした。

いやあ、うれしい。
これは、私の夢であったのだが、実現したなあ。
娘を連れて、毎年見に行こう。

            ◆

成長を楽しみにする。
親であることの喜びだなあ。

2008/04/02

まさにOJT

さ、新年度を迎えた。
児童教育学科は、新しいスタッフをお二人お迎えして充実してのスタートである。新入生は昨年度に比べてぐっとしぼってお迎え。少しずつ学科が完成していく。

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私は入学式の後のガイダンスで新入生に10分程度話す。その後は、オリター諸君にお任せである。一期生から希望してやってきたオリター諸君10名。彼らの準備に敬意を表して、相談は受けるが任せたいと思っている。よほどのことがない限り、こちらからはお願いであって、命令はするつもりはない。ここでは、指導の中の支援を中心にに行おう。

役割と責任を背負った彼ら彼女らが、大きく成長するのを期待しながら待とう。

            ◆

ではあるが、ちょっと指導もしてしまうのが私。指導というか、特別講義とでも言ったらいいかなあ。彼ら彼女らの活動について私が解説をするのである。

『君たちがあそこでこういう指示を出していたけど、あれはどうして?』
「え?」
『通常、これはこういう意味を持って、こういう目的のために行うのだけど』
「え〜〜〜〜〜〜! そうなんですか! 知らなかった。メモ!」

というような会話が新入生が帰った後のオリターの準備ルームであったのである。まさにOJT(On th Job Training)である。

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児童教育学科の2008年度の春も、やる気に満ち溢れてのスタートとなった。
楽しみ、楽しみ。

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こんな風にして一年を始める

しかし、なぜ直ったのだろう。
朝起きたとき、マックの様子が悪かった。ことえりを使って日本語を入力しようとすると、US入力が活きてしまって、日本語が使えなかったのだ。

一日中あれこれやっていて、とうとうOSの再インストールかと思ったのだが、家に帰ってその準備を使用かと思っていたところで、直っているのを発見した。

うーん、おかしくなった原因と直った理由がわからないとまた同じことになるやも知れん。でも、まあ、とりあえずいいか。

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大学は入学式の前の日に、午前中の英語のテストと午後のガイダンスがあった。私も学生部の教員としてガイダンスで話す。まだ入学式を終えていない新入生に対して、入学おめでとうとは言えないし、変な感じであった。明日入学式を迎える新入生は、どう思ったのであろうか。

ガイダンスの後、7時過ぎまで学科のコース別会議。児童教育コースの教員であれこれとプランの検討やら確認やらをして過ごす。

とても明日が入学式だとは思えないf(^^;。

            ◆

しかし、全国の学校はこんな風にして一年を始めるのであろう。
明日は晴れる。

うしゃあである。

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2008/04/01

こっそりと教えてくれた

先日のネットワークでとある教育委員会の、知り合いの指導主事がこっそりと教えてくれた。いま教育委員会で議論されていて、どうも決まりそうだということを。

1)勤務時間終了で、電話が留守番電話に切り替わります。

教員は公務員であって、勤務時間があります。ところが、勤務時間終了後にもがんがん職員室には電話がかかってきます。市役所では考えられませんね。

警察や消防署は、24時間勤務ができる人員とシフトがあるので、当たり前ですが電話はかけられます。ですが、学校はそうではなありません。にも関わらず10時ぐらいにも平気で電話がかかってきます。まあ、出てしまう方にも問題がありますけど。職員室にはいないということがわかると、自宅の電話番号を教えろ!という方もいます。公務員で自宅の電話番号を教える人ってどのぐらいいるのでしょうか。

で、命に関わるような大きな問題は、副校長の携帯電話に繋がります。それ以外は、留守番電話に保存ということになります。

2)受験関連の書類には、手数料がかかります。

住民票の発行や、戸籍謄本の発行には手数料がかかります。ところが、受験のために使う公文書は、無料です。受験がすべての義務教育を終了する子どものために必要であれば、それもわかります。

が、受験は本人の意思で行かなくてもいいところに行くわけです。そのために、公文書を依頼して書いてもらうものです。確定申告をするために住民票を発行してもらうのとかわりありません。ということで、有料になります。ちなみに、一通500円です。

3)授業妨害などは、公務執行妨害で逮捕されます。

公立学校の教員は、公務員です。公務員として公務で授業を行っております。この授業を妨害することは、公務を妨害することになります。逮捕には、通常逮捕、現行犯逮捕、緊急逮捕の三種類がありますが、現行犯逮捕の場合、警察官でなくても逮捕できます。

よって授業妨害などの、公務執行の妨害は、逮捕することが可能で、これを実行に移すこととなりました。

4)地域のお店などからの呼び出しに出向きません。

「お宅の生徒と卒業生が、うちの店の前の駐車場で屯していて、困る。解散させてくれ」とコンビニの店長からの電話。さらに、「お宅の生徒たちが駐車場で遊んでいる。なんとかしてくれ」とマンションの管理人からの電話。今まではこれらの案件に職員室から出動しておりましたが、これを廃止します。

公務員が一部の特定の企業のために、公務として活動することは、全体の奉仕者として存在する公務員としていかがなものかという声があるため、これを決めました。

5)学校のプリントを印刷するアルバイト学生を雇います。

前日の勤務時間終了時までに、原稿と必要枚数などを記入した依頼書を用意すれば、翌日の学活までに印刷を完了しておくという、夢のような教育環境の実現のために、学生のアルバイトを雇います。案内文です。「時給850円で、夕方の2時間程度で簡単に終わります。ですが、先生方が、翌日の準備、会議やクラブ指導に安心して取り組めるための大事なお仕事です」

すごいなあ。

2008/03/31

今朝は吉祥寺にいた

翌朝、吉祥寺のホテルで目覚める。
バスタブに少しお湯を張って寝たので、のどの具合は悪くない。あーあーあー。

もし天気がよければと思ったのだが、雨だったので部屋で仕事。晴れていたら井の頭公園の満開の桜を見に行こうと思ったのだが、中止。雨ぐらいなんでもないと思うこともできるが、昨日の夜の行動のどこかで傘を紛失していてさすがに濡れながらは無理なので、部屋でお仕事。

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帰りの新幹線もN700系。いやあ、乗り心地が良くて電源が使えて、できるだけこれに乗りたいと思う。帰りはぎりぎりに指定をしたので、喫煙ルームのすぐ近くの席になってしまったが、喫煙車両のそばの禁煙車両で感じる煙臭さはほとんどなかった。良かった。

ふと気がついたら、もう米原を通過していた。そしたらすぐに我が家が見えるはず。見ていたら琵琶湖の向こう側に我が家が見えた、そしたらあと3分で京都駅に到着とのこと。おいおい、ここから3分かよ。

京都駅では、団体さんが大量に下車。いやあ、桜の時期ですねえ。いよいよ観光シーズン本番ですねえ。

            ◆

家に帰ると、奥さんと娘が隠れていて私を驚かそうとしていた。
「ばあ〜」
と出てきた娘は、逆に私を見て驚いていた。そして、笑っていた。妙に機嫌が良かった。家を空けていてもこうして何事もなく、成長している娘。奥さんに感謝だ。

            ◆

荷物をほどいて、大学に直行。
年度末最後の仕事が残っている。これを片付けなければならない。

大学について車を停める。ああ、桜が咲いている。
切なく、うれしい春だ。

            ◆

しかし、そんな感傷に浸っている間もなくひたすら「児童心理」の原稿を書く。書く、書く、書く。

書こうとしていた内容は箇条書きで一ヶ月以上も前からマックの方に書きためておいた。思いつくたびに書き留めていたので、それを一つのまとまりになるようにグルーピングして、見出しを付けて、文章化してというようにして書きまくった。

ふう。とりあえず書き終えた。これで明日の午前中にもう一度読み直して、推敲しておしまいになる。

            ◆

おいおい、今朝は吉祥寺にいたなんて信じられないなあf(^^;。

スタジオのスタッフのどよめき

以前書いた、ちりとてちんの最終回の前の日の様子です。

森本アナウンサーの粋な計らいで、身震いがしました。まるで、ディベートの決勝に残ったチームが自らの立論の時間を割いてまで行う、サンクスワードのようで、

http://www.youtube.com/watch?v=CfoTZ0NePE0&eurl=http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20080328/1206668573

良く聞くと、スタジオのスタッフのどよめきが聞こえます。
仕込みではないテレビのどよめきなんて、そう聞けるものではありませんからねえ。

未来は、今日から

年回りだろうなあと思うのだが、この春は仲間の人事異動が多く感じる。転職や昇任ということでの人事異動である。

40歳前後というのはそういう年齢なんだろうなあ。子育ても一段落し、いままでやってきた仕事では自分がやれることとやれないことがわかり始め、なんとなく自分の仕事人としてのゴールも見えてくる。

そんなタイミングで転職やら昇任やらとなるんだろうなあと思う。

            ◆

大学に移ってみて思ったのは、中学校と同じだなあと思うところもある一方で、立場や役割が変わると、新しいアイディアが出てきたり、仕事の密度が変わるという思いだ。

私の場合は職を辞し、東京を離れて京都にやってきて家も車も新しくしてとしてきたのだが、それが今の新しい生活を作っているのだということがはっきりしていてよくわかる。このはっきりとわかるってのは、いいなと思う。

私が敬愛して止まない歴史学者のF先生は、引っ越しのたびに家財道具をすべて新しくしてきたということだ。さすがにそこまでの経済的な余裕は私にはないが、過去を一回チャラにして、新しく一歩を踏み出すってのは、ありだなあと思う。

            ◆

過去は、昨日まで。
未来は、今日から。

新年度からの出会いと成長を楽しみにしよう。

授業づくりネットワークの春の集会

東京に二泊して、一つのお仕事を終えた。授業づくりネットワークの春の集会である。250人以上の人が参加ということでかなり盛り上がった会となった。

東京は満開の桜。会場の成蹊大学もきれいな桜であった。こうして、東京の桜、京都の桜と二都の桜を愛でることができるなんて、実に贅沢だなあと思う。私、こういう贅沢は大好きである。

            ◆

私の講座は三つ目だったので、その前に二つの講座に出る。一つは桂先生の国語。もう一つは佐々木先生のお笑い教育講座である。

当たり前だが、どちらも面白い。面白いだけでなく勉強になる。授業の運び方で、私と違うなあと思う展開がいくつかあり、これはこれで勉強になる。

こういう講座に出ると、どうも私は笑いの壷の位置が他の方と違うらしくで、他の方が笑ってないところでおかしくなってしまう。なもんで、全体のムードを壊さないように押さえ気味に笑い続けるのであった。

            ◆

私の講座は、『こんな時どう言い返す』の講座だ。事前の申し込みで30人を突破していたのだが、実際の講座は50人近くいらっしゃって、驚きであった。

参加者のみなさんに、『こんな時どう言い返す』の形式で事例を書いてもらうのであるが、最初にこの講座をやったときからずっと同じような内容の事例もある。私の本に取り上げてある事例もある。しかし、その一方でもう少し複雑になってきている事例もあるなあと、その事例を読みながら感じていた。

通常は、その事例を一つ一つ参加者のみなさんとどう解決するか考えながら行うのだが、今回は参加者が多すぎて無理と判断。私の事例でワークをしつつ、少しだけ事例検討を行った。

そして、事例検討を少なくしたことで時間を作り出し、今までは講座であまり触れなかったことに触れた。それは、指導の哲学の問題である。

            ◆

なんで、私はすぐに言い返せるようになったのか。それは、いくつかの要因がある。言葉の教師なので、言葉に敏感であるということはあるが、それだけではない。実は言い返しのための、規準と基準を持てるようになったからなのである。

一つの発言に対して、どこに目を付けて、どの程度の力加減で言い返したらいいのかがわかってきたからという言い方ができるかもしれない。

このことを指摘して、先生方が自分の規準と基準を持てるようになることが大事ではないだろうかという話をした。

            ◆

講座後、重たい課題を抱えている先生方から個人的に相談を受ける。つらさ、しんどさがわかる。できる限りのアドヴァイスをした。乗り越えていただければなあと思う。

            ◆

その後、成蹊大学の校舎の最上階にある懇親会会場に移動。会場に入ると、
「先生!」
と聞き慣れた声。きときと君が既にスタンバイしていた。きときと君の同僚の先生とさらに四月から教壇に立つ今年の卒業生のT君もいる。

「研究会に行くならば、懇親会まで出るべきである。いや、懇親会に出ないのであれば研究会にいくべきではない」

と私は教わってきた。お酒が飲めるとか飲めないとかの問題ではない。自分よりすごい人、自分とは価値観が違いながら同じ目的を持っている人が、こんなにすぐそばにいる。ここと交わることをしないのはとてももったいない。

さらに言えば、自分が参加した講座の先生の人となりも感じることができる。
(へ〜、あの実践はこういう先生のところで生まれたのか)
と感じることができる。こういう部分がとても大切だと思うのだ。

講座というのは、言ってみれば花とか実の部分である。そこだけ味わうのもありなのかもしれないが、実践者として授業を行うには花とか実だけを鑑賞してもだめなのである。枝、幹、根がどのようになっているのかを確認していかないと、とてもじゃないけど授業は作れない。

そういう意味で私は学生たちに、懇親会まででよ。出るためには、名刺を用意せよと口酸っぱくいっている。

今回の懇親会で四月から教師になるT君は新しい名刺を自分で作ってきていたし、書道コースのS君の名刺を持ちながら、私のところに挨拶に来た成蹊大学の学生もいた。とてもいいことだと思う。

            ◆

そして、懇親会の後、石川晋さんやきときと君、さらにはお久しぶりのいけち先生と店に繰り出し、あれやこれやと話す。これからの日本の教育についてあれやこれやと話すのであった。夏は、8/11,12に仙台で開催である。

春の雨が降り始めた吉祥寺は、大会とお酒に酔った私には心地よいものであった。

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