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2008/07/12

「鳥飼」

うーん、久しぶりにうまい酒に出会った。
鳥飼」である。

            ◆

先日の「伝える極意」の収録が終わって帰ろうとしたら、撮影に協力してくださった学校の先生が、

「これ、私が一番気に入っている九州の焼酎です。お土産にどうぞ」

と渡してくださった。

            ◆

私は、ビールと純米日本酒がメインで、焼酎、ワイン、ウイスキーなどはさほど嗜まない。ではあるが、せっかく頂いたものであるし、なおかつ熊本の肉と空と緑と子どもたちに心を奪われていたので、その思いも一緒に頂きたいと思い帰宅してすぐに封を切って飲んだ。

『うまひ!』

である。

            ◆

もちろん、私が純米酒を好んでいるからなのかもしれないが、この「鳥飼」は米焼酎であって、その吟香はすばらしい。帰宅してチョビチョビ味わっていたのであるが、すぐになくなってしまいネットで次を注文してしまった。

            ◆

酒は、その土地の空気を半分口に含ませながら飲むとうまい。と、永六輔さんが言っていたのを覚えている。だから、地酒は地元で味わうのがいいのだと思う。オリオンビールも、瑞泉も、バドワイザーも、紹興酒も、東京で飲んだ時は、へ?っという味だったが地元で飲んだ時は本当にうまかった。

だから、この「鳥飼」。機会があれば、熊本の風と一緒に味わってみたい。それがかなわない今は、あの収録を思い出しながらあの余韻で味わうことにしよう。

書道部の作品展が建仁寺で

山中越えで京都市内に入る。学生の書道部の作品展が建仁寺で行われている。これを見に行くためだ。

国語科教育法で指導している学生たちが、招待状を持って研究室にやってきた。スケジュールを確認すると珍しく土曜日が空いている。ということでスケジュールを入れて見に行く。

建仁寺は、祇園にある禅宗のお寺である。栄西が開いたお寺である。その中にある離れを二つ借りての作品展である。深閑とした境内ではあるが、さすがに暑い。しかし、苔むした庭には竜胆が咲き、いい感じのロケーションでの作品展である。

そこに娘を連れて行って良いかどうか。部長に確認したところ構わないという。ならば、安心して行こう。

            ◆

娘は、外面が良いのだろうか。泣くこともなくニコニコしながらお寺の畳に座っていた。学生たちがやってきて声をかけて、相手をしてくれるもんだからご機嫌なのだろうか。

びっくりしたのは今年卒業した学生たちが、見に来ていたことだ。仲間の一人は大学院に進学したので、そこを宿にして集まっているのだろう。彼女らも娘に会えて喜んでくれた。娘は、彼女らに抱っこされても泣かない。すごいことだ。私の教え子だと分かっているのだろうか。

学生たちの日頃の字を知っているだけに、書道の字も楽しみであった。私は草書になると分からないことが多いのだが、それなりに楽しめた。作品展は、明日までやっています。無料ですので近くにおこしのさいは、立ち寄ってやってください。お茶とお菓子が出ます。

            ◆

この頃、娘はさらに活発になってきた。汗疹もできてきた。生まれながらにして髪の毛が多いのもその理由の一つだ。髪の毛は胎内筆を作ってあげたいので、できる限り伸ばす方針。ちょっとかわいそうだ。

そこで髪の毛を頭の上にゴムで止めて、顔にカーマインローションを塗ってあげる。顔は白くなる。何かに似ている。「バカ殿」である。すまん。生まれてまだ10ヶ月なのに、バカ殿にしてしまった。

ま、可愛いからいいか。
可愛い怪獣。
可愛いバカ殿である。

もちろん、私は親ばかである。

授業づくりネットワーク2008 in 仙台

この夏の講座のご案内です。仙台です。お待ちしております。私は二日目に出ます。

引用開始 ーーーーーーーーーー

「授業づくりネットワーク2008 in仙台」

〜授業成立の基礎技術 考える教師・チャレンジする教師を目指して〜
  主催・NPO法人「授業づくりネットワーク」
  後援・宮城県教育委員会 仙台市教育委員会 お笑い教師同盟

 今、教室では少しぐらいつまらなくても、子供たちはおとなしく座って
いるものだという「常識」は成立しなくなっています。
 教師達は以前の少し安定した時代に育っていますから、この状況を前に
して、困惑するのは当然です。しかし、手をこまねいていては前に進むこ
とはできません。時代は新たな教師力を要請しています。
 本集会では新たな教師力のキーワードとして、「自ら考える教師」と「果
敢に挑戦する教師」をあげました。昨年の「授業成立の基礎技術」を引き
継ぎながら、参加される皆さんと一緒にその課題追求に取り組みたいと考
えます。
 東北仙台でお会いできますよう、皆さんのご参加をお待ちしています。

■開催日
  8月11日(月)〜12日(火)

■会場
  東北福祉大学 国見キャンパス 1・2号館

           http://www.tfu.ac.jp/

  宮城県仙台市青葉区国見1丁目8番1号
 (アクセス)
  ・JR仙山線 仙台駅乗車 東北福祉大前駅下車 徒歩5分
  ・仙台駅前 バスプール仙台市営バス24・25番乗り場乗車
   北山→子平町循環 25分
  ・東北福祉大前バス停下車すぐ

■ 8月11日 (月)

9時30分〜10:00 受付

  全体進行:遠藤安孝(宮城・富谷町教育委員会)

10時00〜10時10分 オープニング企画

10時10分〜11時50分 全体講座
           「教師の説明力を鍛えるー保健教育を例にー」
           講師 岩倉 政城(尚絅学院大学教授)

 教師が使う言葉(指導言)で一番大事なのは「説明」であると言います。
学習者に「わかりやすく+おもしろく」伝えるにはどうしたらよいか。講
師の岩倉政城氏は大学の講義で学生たちから絶大な人気を得ています。も
ともと歯医者さんですが、講義を行うにあたっては末広亭に何度も足を運
んで「楽しく伝える技術」を研いたそうです。氏の実際の講義(60分)
とQ&A(40分)で岩倉式講義術の極意を伝えます。

  対話者:佐内信之(東京・杉並区立方南小学校)
      中屋紀子(宮城・宮城教育大学)

11時50分〜12時50分 昼食休憩

12時50分〜14時50分 Mini−1グランプリ2008開催!

  企画責任者・土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)

 料理の世界では、一流の料理人はネタの味を数倍にも数十倍にも引き出
し、素晴らしい料理を創り出すといわれています。教師の世界、特に授業
づくりにおいても全く同じ事がいえます。「活き」の良いミニネタの「味
=良さ」を、いかにして数倍、数十倍にも引き出すのか?これは教師の授
業展開力にかかっています。一流の教師の授業では、わずか数分間にもそ
の卓越した授業展開力の片鱗が伺えるといいます。我こそはと思わん方は
是非名乗りを挙げ、各地の予選会にご応募下さい。お待ちしております!
 一般参加も受け付けます。参加資格は教職歴15年以内です。昨年に続
く企画です。

  審査委員:上條晴夫(授業づくりネットワーク代表)
       鈴木宣昭(授業づくりネットワーク編集長)
       田中博史(前年度チャンピオン)

15時00分〜17時00分 課題別レポート検討会

 コメンテーターによる課題に関するミニレクチャーの後に、3本の課題
レポートを検討します。「発表15分+検討15分」です。
*レポートは「たのしい実践」「あすの授業」「ミニネタ2本(雑誌1頁)」
のいずれかの形式です。コメンテータを紹介します。

 1・安心を生むグループ学習の工夫
     コメンテータ:石川晋(北海道・広尾町立広尾中学校)
     司会:平山雅一(北海道・三笠市立三笠中央中学校)
 2・ミニネタ教材づくり
     コメンテータ:土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)
     司会:佐々木潤(宮城・石巻市立湊第二小学校)
 3・エンカウンターで学級づくり
     コメンテータ:八巻寛治(宮城・仙台市立向山小学校)
     司会:堀多佳子(宮城・仙台市立小松島小学校)
 4・どの子も発言できる授業づくりの工夫
     コメンテータ:菊池省三(福岡・北九州市立貴船小学校)
     司会:片野靖久(茨城:常陸大宮市立大宮小学校)
 5・社会科ワークショップ型授業の工夫
     コメンテーター:江間史明(山形・山形大学)
     司会:阿部隆幸(福島・本宮市立糠沢小学校)
 6・楽しい家庭科授業の工夫
     コメンテータ:中屋紀子(宮城・宮城教育大学)
     司会:坂本亜紀子(宮城・東北学院中・高等学校)
 7・誰でもできるICT活用授業
     コメンテータ:佐藤正寿(岩手・軽米町立笹渡小学校)
     司会:高橋章(山形:山形市立桜田小学校)

 *講座の詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。

        

http://jugyo.jp/nw2008natu/index.html

18時00分〜20時00分 ネットワークパーティ(希望者のみ)

■8月12日(火)

9時30分〜10時00分 受付

  全体進行:米望久美子(埼玉・さいたま市立与野八幡小学校)

10時00分〜12時00分 教師力UPワークショップ講座

1・ミニエクササイズで学級づくり
     講師:八巻寛治(宮城・仙台市立向山小学校)
        遠藤安孝(宮城・富谷町教育委員会)
2・勇気づけの学級づくり〜アドラー心理学と学級づくり〜
     講師:赤坂真二(新潟・上越教育大学)
        加藤恭子(北海道・伊達市立東小学校)
3・理科実験授業ミニネタ集
     講師:真田伸夫(山形・寒河江市立白岩小学校)
        佐竹康弘(山形・寒河江市教育委員会)
4・「言語力」を鍛える授業の工夫(小学校)
     講師:菊池省三(福岡・北九州市立貴船小学校)
        渡邉謙一(福島・郡山教育研修センター) 
5・「言語力」を鍛える授業の工夫(中学校)
     講師:池田修(京都・京都橘大学)
        藤原友和(北海道・函館市立戸井西小学校)
6・「学び合い」授業、最初の一歩(社会科を中心に)
     講師:阿部隆幸(福島・本宮市立糠沢小学校)
        増川秀一(山形・寒河江市立三泉小学校)
7・家庭科実習をこうする!
     講師:中屋紀子(宮城・宮城教育大学)
        江口凡太郎(北海道・留辺蘂高等学校)
8・学習ゲームで国語の力を育てる
     講師:上條晴夫(宮城・東北福祉大学)
        秋澤美加子(岩手・奥州市立真城小学校)
9・小学校英語をこう教える! —標準教材の生かし方
     講師:梅本裕(京都・京都橘学園)
        山寺潤(北海道・厚沢部町立美和小学校)
10・特別支援教育に学ぶ教材・教具づくり
     講師:池田康子(神奈川・川崎市立下河原小学校教諭)
        上原淑枝(神奈川・川崎市立百合丘小学校教諭)

 *講座の詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。

        

http://jugyo.jp/nw2008natu/index.html

12時〜13時00分 昼食休憩

13時〜14時10分 お笑い教育祭り2 お笑いが教室を変える!

  企画責任者:上條晴夫(宮城・東北福祉大学)

講座名:教室の空気を作る!
     講師:佐々木潤(宮城・石巻市立湊第二小学校)
講座名:教室の空気を温めるお笑い変身パフォーマンス
     講師:田中光夫(東京・羽村市立栄小学校)
講座名:お笑い教師トーク術
     講師:土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)
講座名:フォローの教育技術
     講師:赤坂真二(新潟・上越教育大学)

 *講座の詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。

        

http://jugyo.jp/nw2008natu/index.html

14時20分〜16時00分 全体講座
          「フィンランド教育に学ぶ対話型授業」
           講師 北川 達夫(日本教育大学院大学客員教授)

 フィンランドはご存じの通り「PISA」の名で知られる国際的な学力
調査で世界一をとって注目を集めている国です。北川氏はそこで大使館員
として働き、現在は、そのフィンランド教育を中心にした欧米式教育をた
くさん紹介しています。北川氏はフィンランド教育の成功の秘訣を「対話」
であると言います。フィンランドの教育メソッドの中心には「対話」があ
って、価値観が違うもの同士が、その違いを前提としてお互いの考えをす
り合わせながら、より高い着地点を見つけていく力を身につけていきます。
「会話(=おしゃべり)」でもなく、「議論(=相手を論破すること)」で
もない「対話」の力を身につけることを通して、世界を意識した「問題解
決能力」を身につけた人材づくりを目指します。日本の未来の教育を考え
る上で、いま北川講演に大注目です。

  対話者:石川晋(北海道・広尾町立広尾中学校)

16時10分〜16時20分 エンディング企画

【参加費】
(2日間)授業づくりネットワーク会員
            社会人 7000円
            学生  3000円
     一般社会人        8000円
     一般学生        4000円

(1日のみ)授業づくりネットワーク会員
                       社会人  4000円
                       学生    2000円
           一般社会人      5000円
           一般学生       3000円

*大会当日会員の申し込みをされた方は、受付で手続き終了後、参加費の
 差額分をお返しします。

 なお、宿泊につきましては特に、斡旋を考えておりません。

【昼食・夕食】
各自でお願いします。ただし、1日目のネットワークパーティは夕食を
兼ねています。

【ネットワークパーティー】
 会場 仙台ガーデンパレスホテル
 〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡四丁目1番5号 
 TEL:022-299-6211 FAX:022-299-6248
 仙台駅東口から徒歩3分
 参加費 一般5000円 学生3000円

●申し込み方法

★参加費、パーティ代は当日払いになっています。
★下記について、HP、Eメール、FAXまたは郵便でご連絡ください。

(1)お名前・住所などについて
  ・お名前
  ・会員社会人・会員学生・一般社会人・一般学生の別
  ・勤務先名
  ・郵便番号
  ・住所
  ・電話番号
  ・FAX番号
  ・Eメールアドレス
(2)参加日・パーティについて
  ・参加希望日・2日間・1日目のみ・2日目のみ
  ・パーティ参加・不参加
(3)課題別レポート検討会について
  ・参加希望検討会番号
  ・第1希望(    )
  ・第2希望(    )
  ・第3希望(    )
(4)ワークショップ型講座について
  ・参加希望ワークショップ番号
  ・第1希望(    )
  ・第2希望(    )
  ・第3希望(    )
 * 講座の詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。

     

http://jugyo.jp/nw2008natu/index.html

☆ 申し込み後、1週間以内に連絡がない場合は、恐れ入りますが、再度
 ご連絡ください。
☆ 申し込みの締め切りは8月9日です。
☆ 定員に満たない場合は、当日受付も行いますが、希望するワークショ
 ップに参加できない場合もありますので、ご了承ください。

●申込先
(HPの場合)

http://www.jugyo.jp/nw2008natu/form.html

(Eメールの場合)

nw2008natu@jugyo.jp

(郵便・FAXの場合)

〒162-0814 東京都新宿区新小川町6-12
授業づくりネットワーク事務局
TEL&FAX 03-3269-3715

引用終了 ーーーーーーーーーー

2008/07/11

トップ合格を目指せ

しかし、教員採用試験の不正には空いた口が塞がらない。嘗て私も噂で聞いたことがあるが、私の周りにはなかったので噂だろうと言う感じであった。しかし、今回の九州の騒動は、想像を遥かに上回るひどさだった。

今日の国語科教育法ではその話に触れた。

           ◆

『間違えてはけいないのは、コネと人脈は違うと言うことである。コネは本人の実力とは関係のないもである。多くは人間関係というか力関係で動くものである。人脈は本人が努力して築き上げるものである。

若者は人脈がない。だから、安易にコネに走ろうとする。または、おせっかいにもコネを使おうとする者がいる。私はそれはつまらないと思う。自分の人生である。五合目から登る山は楽かもしれないが、面白くはないのである。

「でも、先生、そんなこと言ったってコネがあって受からない人がいるじゃないですか」

と諸君は思うかもしれない。私もこの日本で一つだけあって、他のどこにもないとは断言できない。

しかし、若者よ。そんなことを考えても仕方がない。前向きに考えるのだ。コネで採用が決まろうと、それは一部であり全部ではない。トップ合格せよ。誰にも文句を言わせないトップ合格せよ。コネも何も関係ない。実力である。そして、君が採用の人事に関わることになったら、そしてそこに不正があれば、正すのだ』

           ◆

青臭いと言われればその通りかもしれないが、私は教師は青臭くていいと思っている。

教職を目指す四回生諸君、トップ合格を目指せ。

2008/07/10

うひゃあ、あと三人です。

うひゃあ、あと三人です。

指導の結果が出る

昨晩、寝ようと思ったところに電話。最初に担任した生徒からである。久しぶりに話す。近況報告を聞いて、こちらのことも話す。

まあ、この生徒はいろいろとあって面白い生徒だ。なんでそんなに遠回りをするのだろうかと思うぐらいに、いろいろなことをしている。クラッシック音楽、ドイツ語、コンピュータ。でも、彼はやがては教育の世界に戻ってくると思っていたら、今はやっぱり教育の世界に足を踏み入れていた。とある塾の塾長をしているとのことだ。

やがて、塾ではなく小学校か中学校の先生を目指すことになるであろう。そんな気がしている。

           ◆

基礎ゼミでは、フィールドワークの振り返りの二回目を行った。

現在、児童教育学科の二回生は、特定の組織に入り、特定の子どもを追いかけるというフィールドワークを行っている。学校や児童館、塾やボランティアで出会う子どもたちから特定の子どもに注目して、その子どもとの関わりを記録として残すのだ。学級通信風にまとめてそれを提出するのである。

この通信を元にそれぞれが自分のフィールドワークを振り返る。書き込み回覧作文形式で振り返るのである。

私も一緒に学生のレポートを読んだが、一回目に比べてグンと良くなっている。

1)子どもを追いかけようとしている。
2)子どもとの会話文が多くなっている。
3)現状分析から、次の一手を考えようとしている。

これらがそれぞれの学生のレポートに現れ始めている。これが良かった。指導の結果が出ると言うのは、指導者としても非常にうれしいものである。

           ◆

うれしいので、今日も桃ビールにしよう。

2008/07/09

「桃ビール」である

入門ゼミの後、某高校の校内研修会の講師として出張に出向く。「読むことと学ぶこと」というテーマで3時間近く。

学力とは何か、学ぶとは何か、読むとは何か、読むからどう発展させるべきなのか、個人から集団への展開はどのようにするのかなどについてあれこれと事例を挙げながら話す。

期末考査の採点を行う時間に行われる研修会だけに、ちょっと短めに終わろうと思っていたのだが、結局予定通りに終わる。すんません。

ではあるが、会場からの質問などからするとまあまあの満足はしてもらったのではないかと思う。今回は講座修了後の感想を用意しなかったので、あくまでも推測である。

程よい充実感。

           ◆

山科駅近辺のスーパーに立ち寄ると、なんと桃様が4つで298円であった。これはやらねばならぬ。近くの酒屋さんで「シメイトラストビール」のホワイトラベルを購入。夏を迎える儀式の「桃ビール」である。

一部には、熱烈なファンがいるのだが、一部では
「許せない」
とか
「勿体ない」
とか
「そもそもおかしいのではないか」
という声もあるのだが、やってみれば実に美味しい。
過去のブログにも書いてある。

           ◆

テラスに出る。Rimg0029_2
娘が網戸の向こう側で手を振る。
可愛い。

今日の夕方からの風は琵琶湖から比叡山へと吹き抜ける。これが涼しい。
その風を受けながら、今シーズン一杯目の桃ビールを味わう。

ああ、今年も無事に夏を迎えられた。

コーヒーを入れてあげた

教育実習報告会を私的に公的に行う。

私的なのは、研究室に報告に来た学生たちと。教育実習では多くの学生たちを実習に送り出し、中高のご指導を仰ぐ。ありがたいことである。しかし、今回聞いたのは学生の言う通りであればちょっと憤慨ものの指導であった。通常の教育実習では考えられない指導であり、憤りを感じた。

実習中にヘルプのメールが来たので、あれこれ助けは出したが、そんなにひどい事情とは理解できなかった。学生が倒れずに乗り越えることができたので良かったが、場合によってはと思ってしまった。そんな状況のところを実習生に指導もせずに任せっきりというのは、学校の通常の体制としても信じられないものがあった。無事に帰って来れて何よりである。

もう一人来ていた学生もあんぐりである。ちなみにこの二人の共通項は、実習の終了がどたばたしていて、生徒から花束や色紙を貰えなかったこと。ちょっと落ち込んでいたが、しかたがない。そういうこともあるってことだ。

よく頑張ったので、卒業生にしか出さないコーヒーを入れてあげた。これで良しとせよ。

            ◆

公的には6限に教育実習3という授業で行う。高校に実習にいった学生二人、中学が二人である。実習を経たということで話すこと、語ることに力がついていると感じられた。

発表したのは、国語科教育法で指導した学生たちだが、実習の前に指導したことを活かしながら取り組み、それなりの達成感を得たようだ。それぞれの学生がそれぞれ実習前に比べると力をつけているのを感じられるのは、ありがたいことである。実習校の先生方に感謝したい。

            ◆

授業が終わり帰宅の準備をしていたら、研究室に訪問者。実習を経て教職の道を改めて考えて願書を出すことにした学生の相談に乗る。

私にできることは限られているのだが、その場でできることはした。進路選択に関して、私はできる限り妥協はしないことを勧めている。もちろん、自分の努力も大事だが、きちんと頼れるところは頼るべきだと考えている。親のコネとかそういうものではなく、自分で手に入れてきた人脈などは多いに活用すべきであると言うことだ。

夜の8時を過ぎに、研究室の明かりを頼りにやってきて相談をする。これは大事なことだと思う。実際、こういうぎりぎりの粘りで人生は決まって行くのを私はいくつもの例で知っている。かくいう私自身もそうだったこともある。努力をしないものの向こう側にそんなに良い人生が待っているとは思えない。ぎりぎりまで努力を重ねよ。

            ◆

採用試験も踏ん張りどころだ。
頑張れ。

2008/07/08

「伝える極意」三回目出演

今日は、「伝える極意」三回目出演の放映があった。番組自体は七回目。今回のテーマは「話し合い」だ。ほんの数週間前の収録だったが、テレビを通してみる子どもたちを懐かしく思った。

            ◆

この伝える極意という番組は、番組の構成としてテーマに即した極意を三つ提示することになっている。「話し合いの極意はなんですか?」と問われたら、みなさんならどう説明するであろうか。

通常この極意は技術にまとめることが多いのだが、私は今回はこれをやめた。何のために話し合うのかということを中心に、話し合いを考えていくことが大事だと判断したからである。

            ◆

話し合いは、バズセッション、討論、討議とさまざまなものがある。もちろん、事前にディレクターさんと打ち合わせをして、この方向で行こうというものは決めてある。

しかし、相手は初対面の子どもである。思った通りに行かないというのが普通だろう。だから、授業案も番組案も作ってあるが、多くは現場判断である。

収録は一泊二日であったので、私は初日にクラスの様子を確認してどのように授業を焦点化するかに最大の力を注いだ。そして、授業案を事前のものとは別に二つ作った。そしてそのうちの一つが採用された。

            ◆

話し合いは、様々な価値観や体験があるほうが豊かになる。しかし、それだと話し合いがバラバラになることもある。これをコントロールするのが、話し合いの目的であり、司会者である。

話し合いの目的について、学級活動に関わって授業を作ろうかとも思った。しかし、学級のルールについて私が入ってしまうと、収録が終わってからの学級経営が面倒くさいことになるかもしれないので、ここに触れないようにしなければと思った。

そうだとすれば、どこかにフィクションの世界を設定して、フィクションの世界をコントロールするための話し合いという場面設定を考えてみた。

司会は、学級を見ていて彼が出てくるであろうと判断していたのだが、その通りになった。司会が出ないときには、私がやるつもりでいたが、
『私がやる? それとも誰かがやる?』
と聞いたところ、彼が僕がやりますと言ってくれたので、私は
『じゃあ、3分間ね。私は下がってみていますから』
と下がっていた。番組ではキッチンタイマーが鳴っているのが映っていたが、そういう事情であった。

            ◆

話し合いは、民主主義の社会を選択している私たちには、非常に大切な活動である。多数決で世の中を決めるのが民主主義ではない。話し合いで利害や条件を調整して、今よりも少し良い社会を作る。その権利の主体が民にあることを定めているのが民主主義であると私は理解している。

社会は、居心地の良い人と悪い人がいて、良い人は悪い人がいないかちょっと気を使う。悪い人はちょっと勇気を出して、居心地が悪いことを伝える。

もちろんさらに、話すのが得意な人もいれば苦手な人もいる。得意な人は一歩下がって苦手な人がいないかを確認してみる。苦手な人は勇気を出して一歩前に出て話してみる。そうして、今よりも少し良い社会を作ろうとする営みを続けることが大事なんだと思う。

その経験を学校で、少しずつでもできればいいなと思っている。

            ◆

さ、次回の収録は何だf(^^;。
あと、二回収録がある予定です。

あ、それからこの回の再放送は、7/15(木)の10:00から10:15でNHK教育テレビであります。

私もパッチンしたいわー

学会から帰ってきたら、娘がずいぶん立つようになっていた。最長不倒時間は7秒ぐらいになるであろうか。

つかまり立ちから手を離すのではなく、座っているところから突然立つ。ミーアキャットのようである。この様子だと今月中に歩き出すかもしれない。人間の成長ってのはすごいと改めて思う。

            ◆

娘は生まれた時から髪の毛が豊かだったので、今は結構伸びている。パッチン止めやゴムで前髪が目に入らないようにしている。

先日、奥さんが娘を連れてマンションを出ようとしたらエレベーターで二人の男の子を連れたお母さんと会ったそうだ。すると、

「いーわねー。私もパッチンしたかったわー」

と言われたそうだ。男の子二人ではパッチンができないとのことである。なるほど、女の子の赤ちゃんに恵まれるというのは、そういうことでもあるのかと感心。

さらに、同じマンションで髪の毛がまだ生えてこない、娘より年上の女の子の親御さんにも

「いーわねー。私もパッチンしたいわー」

と言われたとのこと。
たかがパッチン、されどパッチンなんだなあと思う。

            ◆

朝起きると、琵琶湖は雷。
久しぶりに激しい雨が湖面をたたいている。
風に従って雨が集められ、湖面を揺れるように走って行く。

空と湖との間が消えて行く。
こういう一日の始まりも、なかなか良い。

Rimg0154

2008/07/07

もうすぐ200000ヒット

気がついたら、もうすぐ200000ヒットです。
ありがとうございます。

近辺の方、前後の方、ビンゴの方。
是非コメントを残してくださいね。

日本カリキュラム学会

京都から徳島までミニクーパーSで往復。日本カリキュラム学会で発表である。正式には、

日本カリキュラム学会第19回大会(於 鳴門教育大学)自由研究発表
「ワークショップ形式による,教師の統率力向上プログラムの可能性」

ということで、山田雅彦(東京学芸大学)、池田 修(京都橘大学)、山口裕也(早稲田大学大学院)の三人の共同研究である。ワークショップ形式の研修の効果測定の一方法を提案しようと言うものだ。

この発表がどのような評価を得たのかは、発表を聞いた方にお任せするので詳しく書かないが、私たちはそれなりの手応えを得たと思っている。進むべき方向が見えたという感じだ。

            ◆

京都から会場の鳴門教育大学までは、185キロ。3時間で到着である。いやあ、近い。山口さんと一緒に車で移動したのだが、近況報告をし合っているうちに到着であった。

学会は発表も大事だが、地元に繰り出すことも大事である。今回はこのことを中心にレポートする。

昼夜昼と三回食事をした。そのうち、昼の二回は「びんび家」に行く。

このわかめのみそ汁が絶品であった。刺盛定食もよし。この店は、義理の父親から教えてもらったもの。嘗て徳島に赴任しているときに通ったと言う。まだあるのがすごい。そして、今でも大繁盛しているのがすごい。初日と二日目の昼に二回も行った。

もう一件。夜に行った店だ。徳島から、明日の教室に参加してくださっているH先生にご紹介いただいた店である。「魚大将」である。

金目鯛のたたき、ウツボのたたき、キスの姿造りなどを久保田と開運で食し、シメがお寿司の一人前。それでいて一人5000円程度。東京なら1万円でも厳しいと思う。そして、魚が違う。

こんな魚をこんな値段で食べていたら、地元を離れて他に住もうなんて思わないだろうなあと思う。

7/5は誕生日であった。家族と離れて研究仲間と学会発表に向けてあれこれ研究のこと、近況のこと、趣味のこと等を話しながら食事をして過ごす誕生日と言うのも、ある意味とても贅沢であった。

鳴門の海、ごちそうさまでした。

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