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2009/01/31

『10代の君たちへ 自分を育てるのは自分』(東井義雄 致知出版)

『10代の君たちへ 自分を育てるのは自分』(東井義雄 致知出版)を読む。

東井先生との出会いは、この詩であったと思う。

引用開始 ーーーーーーーーーー

小さな勇気をこそ

東井義雄

人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような
大きい勇気もほしいにはほしいが、
わたしは
小さい勇気こそほしい。

わたしの大切な仕事をあとまわしにさせ、
忘れさせようとする小さい悪魔が
テレビのドラマやマンガに化けて
わたしを誘惑するとき、
すぐそれをやっつけられるくらいの
小さな勇気でいいから
わたしはそれがほしい。

もう五分くらい寝ていたっていいじゃないか、
今朝は寒いんだよと、
あたたかい寝床の中にひそみこんで
わたしにささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい。

明日があるじゃないか、
明日やればいいではないか、
今夜は もう寝ろよと、
机の下からささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい。

紙くずが落ちているのを見つけたときには、
気がつかなかったというふりをして、
さっさといっちまえよ。
かぜひきの鼻紙かもしれないよ。
不潔じゃないかと呼びかける 小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそ わたしはほしい。

どんな苦難も乗りきれる
大きい勇気もほしいにはほしいが、
毎日 小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それが わたしは たくさんほしい。
それに そういう小さい勇気を軽蔑していては
いざというときの大きい勇気も
つかめないのではないだろうか。

引用終了 ーーーーーーーーーー

面倒くさがりやの私は、この詩を読むたびに、なんとかせねばと思うのである。

『10代の君たちへ 自分を育てるのは自分』は、東井先生が、中学生に向けて語った講演会の記録である。東井先生のご実家はお寺であり仏教に基づいたお話となっている。

生きるということは、生かされているということであるという哲学に立って、お話をされている。

ぶったるんだ時に、しっかりしろと喝を入れてくださる本である。

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コメント

いい詩ですね。
学級通信に使わせていただきます。
出典がわかれば教えてください・・。

んと、卒業式のときに読み上げた詩のようです。
私は何かの冊子に載っていたのを書き写したので、覚えていません。すみません。

>どなたか、詳しい方。

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