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2009/01/26

野村誠さんのDVD撮影

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そして、本日はその野村誠さんのDVD撮影。うちの学生たちを出演者にして、音楽のワークショップの様子を撮影するのだ。

監修は糸井先生。私は、なんというか中高のクラブ活動で言うところの会場校の先生。特に何をするのでもなく、ワークショップを拝見したりしながら、急な出来事に備えて一日中いる。

ワークショップを見続けていたい気持ちもあるのだが、今週の水曜日に行う近江八幡市の講演の資料が作りきれていなかったので、そちらの仕事を行う。

こちらはなんとか完了。
あとは、明日の旧暦の正月に合わせて、年賀状を書くだけだ。
まだ書いていないのねんねん。

一つのプログラムは最初から最後まで見たのだが、凄いの一言であった。

学生たちに一つの音楽の遊びを与えるのだが、そこで示された学生たちの活動を、さらに次のステップに替えながら、新しい音楽遊びをつくり出して行くのである。

つまり、子どもの事実がそのまま音楽の素材になるという展開である。

すんごい専門性を持っているから出来るのだろうが、それを感じさせない。そして、ぐいぐい高みに引っ張って行くワークショップである。

面白かったのが、野村さんは、聞こえた曲をそのまま鍵盤ハーモニカで奏でることができる。そして弾いてから、その音楽を黒板の五線譜に書き表してみて、
「ふーん、こうなっているのね」
と確認していたのだ。
これが私には非常に面白かった。

聞けることと、弾けることと、分析することをやっていたわけだ。素人考えでいえば、聞いたことをそのまま弾けるんだから、何も楽譜に各必要はないだろうと思う訳である。

その辺りを聞いてみたら、
「楽譜に書くと、全体が見えるでしょ。和音の響きとかも分かるし。何小節かも分かる」
ということは、弾いている時は、何小節かなんかは意識していない訳なのがわかる。いやあ、面白い。

感動しながら、昼ご飯を糸井先生と野村誠さんと私で食べる。
私はあれこれ質問をして楽しんだ。

『曲を書くと、文章を書くは、同じ書くですが、同じですか? 同じところと違うところがあると思うのですが、それはなんですか?』
『音を聞いてそのまま楽器で演奏できるのに、なぜ一度譜面に起こすのですか?』
『楽譜の断面図を指定したら、そのときに流れている和音が楽譜から聞こえるのですか?』

プロに対して失礼な質問ではあるが、プロにしか答えられない質問もたくさんした。そして、文章を書く、音楽を書くことの共通項の多さを改めて確認した。問題意識もかなり似ていたので驚いた。

この辺りの知見は、来年度の国語科教育法か、教科教育法(国語)の授業で活かすことができると思う。

野村さんのブログは、ここ。ご本人がもっと詳しく書かれています。

糸井先生に言われた。
「いやあ、池田さんと同じだね。野村さん」
『ん?』
なんだか分からなかった。

「ほら、一つを与えて、自分たちでルールを設定させて、次から次へと展開して行くやりかただよ」
『あ、そこですか』

言われてみればそうかもしれない。
音楽と国語、または音楽と学級づくりということで、勝手に違うように思っていたのかもしれないが、糸井さんから見ると共通項だらけだと言うのだ。なるほど。見てくれる人がいるというのはありがたいことだ。

あれこれ刺激を受けることのできた週末であった。

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