イチゴミルク
寝息がイチゴミルクの匂いがする。
娘に午前中のお昼寝をさせるために、一緒に寝転がる。
私の腕を触りながらだんだん眠たくなって行く。
その娘の寝息からイチゴミルクの匂いがする。
朝ご飯の補助ミルクとデザートのイチゴが
その匂いの元だろう。
◆
(うーん、なんとも言えないいい匂いだ)
で終わらないのが、親というものなんだろう。
(歯は大丈夫か? 虫歯にならないか?)
と思うのだなあ。もちろん、お茶を飲ませて、大丈夫にしてあるのだが、そんなことを思うのだなあ。
◆
昼寝から起きてきた娘。
勝手にベッドから下りてきて、リビングにいる私に向かってくる。
抱っこする。
ああ、まだイチゴミルクの息をしている。
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