タミフル 低体温
夜
指導が終わって、研究室を後にして帰ろうと振り返ったら、奇麗な夕日。
(いやあ、奇麗だな。一枚撮るか)
と鞄を探ると、ない。
デジカメがない。
◆
(あ、新幹線だ)
比良山を撮影した後、窓際に置いたのだが、そのままデジカメは広島まで旅を続けたのではないかと思った。
自宅に帰ってからすぐに、JR西日本、新大阪忘れ物センター、広島駅忘れ物センターと電話を重ねていく。
そしたら、広島駅忘れ物センターにあるとのこと。
ああ良かった。
私らしいと言えば私らしいが、あって良かった。
◆
いつもなら7時には午後のお昼寝が終わる娘だが、この日はずっと寝ている。折角帰ってきたのだから寝顔だけでなく、笑顔も見たいなあと思っておでこを触ってみると、おかしい。体温が低いのだ。
35度の半ば辺りである。ちょっと熱が低すぎないか。手足も寝ている時の感じの温度ではない。
「タミフル 低体温」
で検索すると、いくつかの記事が出てくる。呼吸が止まることがあるなんて怖いことも載っている。
◆
慌てて電話である。大津市には夜間の小児科医の緊急電話相談がある。ありがたい。
また、かかりつけの小児科の先生のところに電話をすると、電話で指示を与えてくれた。これも、ありがたい。
久しぶりに川の字になって寝て、時々娘の様子を確認しながら夜を過ごす。
◆
37度。
朝の検温では、通常の体温に戻っていた。
娘は14時間寝続けていたことになる。
熱は高くても低くても、大変であった。
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