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2009/03/02

しかし、20年か

できるうちにと、四月からの準備を進める。
まだ、年度内にやらなければならないことがあるのだが、天気とか気分とかで左右されるところは、そこに乗っかってやるのが大事。

今日は3月2日。MINIの日である。調整に出していた愛車は本日戻ってきた。ちょっとまだ納得のいかないところがあるが、ま、運転できるのは楽しい。

全国教室ディベート連盟の会員版「トライアングル」の原稿を一つ書く。「自著を語る」というコーナーで『中等教育におけるディベートの研究 〜入門期の安定した指導法の開発〜』について書いてくださいという依頼を頂く。ありがたい。

私にとってこの本は、ディベートに出会ってから約20年の実践と研究をまとめた学術論文だ。

ある領域については、三冊本を書くことが大事だと、誰かの本で読んだことがある。三冊書けば、大体言いたいことは言い尽くすということなのだ。

私は『中学校国語科ディベート授業入門』『中学校・高等学校ディベートワークシート』と書いてきて、本書でディベート領域では三冊目となる。たしかに、だいたい言いたいことは言い尽くしたなあと思う。あ、DVDも出したしね。

そして、本人がどう思っているかは別として、世の中はその道の専門家と思ってくれる。ただ、誤解されることがある。私はディベートの専門家ではない。ディベートのなんたるかを研究する専門家ではない。

私が注目し続けたのは、ディベートの入門期指導である。どうしたら、このディベートの魅力を、ディベートをやったことのない生徒たちに伝えることができるだろうかとやってきたのである。トーナメントプロではなく、レッスンプロとしての私の存在意義はここにあると思ってやってきた。

しかし、20年か。
飽きっぽい私がよくまあここまでやったものだと、自分でもちょっとびっくりしている。

途中で、平井信義先生の本を見つける。
学生時代に読んでいた先生だ。
「叱らない子育て」
というものを提唱されていた。

私も子どもを授かったら、そうしたいなあと思って20年も前に読んでいたのだ。
そして、いまもう一度読み直そうと思って購入。

二昔前の出来事二つが、今日私の中で蘇った。
面白いねえ、MINIの日は。

さ、明日はまた原稿書きと講座の準備と。

あ、「伝える極意」にも出演であったf(^^;。NHK教育テレビ10:00〜10:15です。

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コメント

 修さん、こんにちは。
 山口県の中村健一です。

 私信でもご指導いただきましたが、「ある領域については、三冊本を書くことが大事だ」、名言ですね。大きく納得しています。

 なんでも屋のイメージがある私ですが、専門性を持って、がんばってみたいと思っています。

 と言っても私の場合、「お笑い」が専門になるのかなあ・・・。

 でも、がんばります!また、ご指導ください。

                       中村 健一
 

>>なんでも屋のイメージがある私ですが、専門性を持って、がんばってみたいと思っています。

私も何でも屋ですねえ。さらに生活指導の教師であって、国語の教師と思ってもらえなかったですねえf(^^;。

でも、現場にいるということは、何でも屋として優れることが大切ですよね。そして、その学校における何でも屋ってのが、担任な訳で、何でも屋を極めると学級担任論が専門になるんじゃないかなと思う訳です。

では。

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