永源寺ダムの桜
オフである。
一週間に一日はオフにすると決めている。
なかなかできないが、今日はオフである。
◆
今日は一日娘と一緒にいたためか(いや、そうであってほしいと思うが)、娘はすこぶる機嫌がいい。絶好調である。そんなわけで、ちょっと遠出をした。
京滋の桜ももうほとんど終わりなのだが、山桜は満開である。
そんな山桜を見に行った。鈴鹿国定公園の中にある、永源寺ダムの桜である。
ほとんど誰もいない。
私の大好きな川上澄生さんの詩を思い出す。
引用開始 ーーーーーーーーーー
あえぎつつ 登る山路
夏近き 街より来れば
山桜今 花盛り
から松の 葉も稚くて
山の上の 沖曇る
湖の 風は冷たし
引用終了 ーーーーーーーーーー
◆
お弁当を広げ食す。
その後、青紅葉の木陰の芝生の上で、昼寝。
「パパ〜〜〜〜〜〜!」
という娘の叫び声で目が覚める。
頭を持ち上げると何やら黄色いものを持って血相を変えて走ってくる。
公園に咲いていたタンポポと蛇イチゴの花を持って私にくれようとしていたのだ。
掌を娘に向けると、その上に置いてくれる。
何回もやっていくつもくれるので、寝ている体の側に並べてみた。
嬉しいのは嬉しいのであるが、一種生前葬のようでもあった。
ま、娘がやってくれるのであれば、なんでもありだが。
今日の娘は、ずっと機嫌が良い。
洋服も似合っているのだろうが、なんといっても今日の太陽光線の加減が良い。
なもんで、写真は良い感じの作品がどんどん出来上がる。
父も母も嬉しい。
◆
小一時間昼寝をして、帰路につく。
大津西武で娘のおもちゃを買い、久しぶりの子羊のラムチョプステーキ肉を買い、シメイトラピストビールのブルーを買い、帰宅。
ああ、火照った肌に子羊のラムチョプステーキ肉とシメイトラピストビールのブルーはたまらなく合う。
幸せな一日である。
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