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2009/04/23

その前に、研究室の掃除。

やっぱり5時台に起きてしまう。
ま、いいか。

『永遠の0』を読み進める。
「ガダルカナル」の章を読み終え、朝から涙する。
涙腺が弱くなっているのかなあ。
筑田さん、参りました。

この先どうなってしまうのだろうか。
決して人前で読むことの出来ない本である。

国語科教育法1は、基本的には教科教育法国語と同じ構成で進めている。しかし、説明に使う資料や用語、さらに具体例は専門的になる。

私はきちんとした字の書ける国語科の教員を育てたいと思っている。それは、板書でもそうだし、書写や書道の授業でもそうである。

本学の書道コースの学生諸君は、この国語科教育法の授業を受けて、書道の教師の免許の他に、国語の教師の免許を取得しようとしている。

書道の先生の採用は非常に少ない。書道を専門にやってきた彼ら彼女らからすると、書道で採用されたいというのは分かる。しかし、現実を考えると国語の教師として採用される道を選んだ方が良い。

私も一時期、高校の書道の先生を考えたこともあったが、中学校の国語で書写を教えることになり、それはそれで良かったのではないかと思っている。高校の書道が教えられるだけの専門性を持って、中学校の国語の授業をする。書写の授業をする。

それは頭抜けた力量である。圧倒的な力量の差を持っているというのは、大事である。

授業後、日直の学生たちが今日の教材を持って研究室に来た。書道コースの学生たちだったこともあり、質問のあったメモのとり方についてとか、さまざまな字のことについて話す。

さらに、私が中学生の指導に使っていた書写の教材等も見せる。
すると、

「先生の、授業の準備のものを見たのは初めてです」

と驚く。そりゃまあそうだろう。見せるもんではないからな。だが、ここは教職を学ぶ授業だ。見せてあげますとも。

「こんなにするのですね。私には出来るのでしょうか?」
『分かりません。でも、教師であろうとするのならば、出来る出来ないではなくて、しなければならないことですね』
「確かに」
『はい、その「確かに」という言葉。それは流行語ですけど、その言葉を使うとカチンとくる大人は結構いると思いますよ。ま、大人なのでいちいち説教はしてくれないと思いますが、私は教師なので、説教します。その「確かに」という言葉はですね・・・』

と10分ぐらいあれこれおかしさを他の言葉の例を出しながら話す。すると、
「これからもよろしくご指導ください」
とのこと。
ここが本学の学生たちの良いところだ。
説教をきちんと聞き入れて自分を向上させようとする意欲を持っている。

「大学は意欲のあるものが学べる場所である」(西川純先生)

しっかりね。

その後、研究室に残って原稿の校正。
その前に、研究室の掃除。さらには、手を洗って顔を洗って、歯も磨いた。

そりゃあ、だってねえ、校正するのは「明日の教室本」の第三巻で、執筆いただいた先生方は、野口芳宏先生、野中信行先生、西川純先生・・・。

きちんとした校正のために、清めるところは清め、ネクタイも締め直してやりました。

で、疲れました。
今日は早めに帰りましょう。
ただ、頭が興奮しているから、相当丁寧にクールダウンしないと。

琵琶湖を見ながら、頂くものを頂きながら、
クールダウンしましょう。





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コメント

ご紹介ありがとうございます。
ちなみに前後の文章は以下の通りです。

高校までは意欲が無くても教えてくれるところ。
大学は意欲のある人には、多くを教えてくれるが、意欲のない人には、全く教えてくれないところ。大学は意欲のあるものが学べる場所である。
大学院は意欲があっても教えてくれないところ。全ては自らが獲得する場所である。

西川先生、完全版をありがとうございます。
本当にそう思います。
私は大学院が実にリアルだなあと思っています。

今は、幸いにして、意欲のある学生が多く授業に参加してますので、きっちりと指導してやろうと言うこちらの意欲が湧きます。学生は迷惑かもしれませんがf(^^;。

池田さん
ガダルカナルまで進まれたんですね。

史実についての綿密なリサーチと、圧倒的な描写力。

先が読めないストーリーテリングの上手さ。

まだまだ堪能できますよ。

週末は、明日の教室とディベート講座で読み進めることができませんでした。なんか、感情の波が高まってきているのが分かっているので、読み進めるととんでもないことになりそうで。

ですが、今週はゴールまでいきます。
ああ、大丈夫なのだろうかしらむ。

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