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2009/04/17

何かが伝わったようである

4/17

研究日。さあ、頑張るぞと7時前に起床した。
が、さすがに眠い。昨日の夜はずっとレポートを読んでいた。

先週立命館の衣笠で行った授業の感想文が、大学事務方から送られてきた。400人分である。300字から600字ぐらいの手書きのレポートである。

こういうものは、同じタイミングで読まなければならない。ここまで読んで、あとは明日というのは良くない。評価の基準がずれてしまうからである。

さらにえば、今週末(を、明日だ)には草津のキャンパスでも同じ講演をするので、全体の感想を読み込んでおく必要がある。だから、必死に読み続けたのだ。全体的な感想としては、使っている漢字が、本学よりも難しい漢字であった。本学の諸君、がんばれ(^^)。

ということで、食事後に読み始めたのであるが、気がついたら3時ぐらいになっていたというわけである。

400人のうち、2人の学生は正面から否定してきた。が、あとは良かったと言う意見であった。

否定してきた学生の文章は、根拠が示されていなかったり、代案が示されていなかったりしたので、そこの部分を指摘し、批判をするように促した。

学生の意見を一つ載せる。

引用開始 ーーーーーーーーーー

おもしろかった。

はじめ講演なんて、正直ダルいなあと思って寝てしまうだろうと予測していた。授業がはじまってみて、そんな気持ちを持っていたことを一切忘れてしまった。

テンポ良く展開される授業に眠気など全く起こらず、ぐいぐいと先生の世界へ引き込まれていった。どの話も実践で活かせるものばかりで改めて、教師になるということ、免許を持つ責任について自覚させられた。

先生の講演を聞き終わり、盛大な拍手に包まれたこの教室の空気は、やはり池田先生だったからこそ作り出せたものだと思う。きっと授業の流れ、時間配分などきちんと計算されていたのだろうと思わせる内容だった。

教師になろうとしている私にとって、生徒に寝られるというのは非常に腹が立つことというのは理解できる。でも生徒が眠るのには教師にも責任があるのだなあと思った。おもしろい授業をすれば生徒は喰い付いてくる。周りの友だちで「おもしろくて寝られへんかった」と言っていた。大講義なのに寝ている人はいなかった。先生の力って本当に大事だと感じた。

これから本を読み、勉強もたくさんしようと思った。今日は本当にありがとうございました。

引用開始 ーーーーーーーーーー

何かが伝わったようである。
良かった。

で、今日は頼まれている原稿の整理をするぞ!と気合いを入れて起きたのであるが、さすがに3時間睡眠では眠く、娘の午前中のお昼寝につきあっていたら、お昼過ぎに目覚めると言うことであった。

ま、体調を整えるのも研究には大切なこと。

校正原稿をあれこれ書いているのだが、これがなかなか終わらない。とあるところで連載していた原稿なので、書けてはいる。だが、あれこれ整合性を満たすために時間をかけているのだ。

うーむ。この週末では終わらないなあ。
かといって、ちゃちゃっと終わらせる原稿でもないしなあ。

いくつかのメールを書いて、臭いウイスキーを楽しみ、懐かしい曲を何曲か聴いて、一週間が終わるのだ。

写真は、大学の紅しだれ桜。
包まれて吸い込まれそうである。

Benisidare









さ、明日は草津の立命館だ。

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