「ハイ or yes」である
1限と3限に授業。
授業の作り方をあれこれ講じながら、子どもとの関わり方も講じる。また一子相伝の内容なども話す。『教師になるということ』に載せた内容の補足情報を語る。紙幅の関係で載せられなかった情報というより、生々しくて語ることの出来なかったエピソードなどを語る。
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私は授業の細案はきちんと作って臨むことにしている。ではあるが、パワーポイントは使わない。毎年の授業は、データは変わることはあっても授業のフレームは大幅に変わらないのであるからして、パワーポイントでやっても良いとは思う。
思うが、私はやらない。
なんというか、パワーポイントで授業を作ると、結論に至るまでを如何に簡単に説明するかということがポイントになってしまう気がするのだ。授業は、授業者の思考の過程、その授業での思いつき、受講生のひらめき、質問、反応などでその場で作って行く部分が大きいと考えている。
ではあるが、パワーポイントで授業を作ってしまうと、私にはこのあれこれを削いでしまうように感じるのだ。
細案は作って、頭に入れて、念のために手元に置いて、手ぶらで授業をする。それが大事なのではないかと思っている。
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授業後、去年の学生たちとしばし懇談。実習前のちょっとした指導を4、5人。不安そうであったが、
『何を言っているんだ。私の授業を一年間やり抜いたろ。自信を持って行きなさい』
と話す。心配ない。
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その後、急遽打ち合わせをお願いされた。あれこれ説明の後、その席でお願いが言われる。
『え~、そうですか。明日までですか。う~ん。わかりました。はい、私でお役に立つのであれば、お引き受けいたします』
さ、急なお願いを引き受けてしまったぞ。文章をまとめなければならない。
だけど、そのお願いは私でなければ出来ないと周りの方が思っているのがわかった。
そういうものは、引き受けねばならない。私の能力がどこまでそれを可能にするかどうかは、この際関係ない。
周りが貴方しかいないと言うのであれば、これは引き受けなければならない問題である。
つまり、答えは二つしかない。「ハイ or yes」である。
こう言うのは気持ち良く引き受けるのが大事だと、理解している。
『はい』である。
ので、今晩はちょっと大変だ。
っていつもだなあf(^^;。
あと少し頑張って寝ます。
授業の準備は、明日やろう。
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